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ガミラス帝国

ガミラス帝国(ガミラスていこく)は、『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』に登場する架空の帝国。地球人類に対する敵対勢力。国家元首はデスラー総統。ガミラス本星が惑星の寿命を終えようとしていたため、地球を移住先として選び、冥王星からの遊星爆弾による攻撃で、地球を放射性物質で汚染して人類を滅亡させて移住する計画を企てる。地球征服を目前にしていたが、イスカンダルのスターシャの協力を得た地球人が建造した宇宙戦艦ヤマトの反撃を受けて滅亡する。続編の『宇宙戦艦ヤマトIII』ではガルマン・ガミラス帝国として再興する。なお、ナチス・ドイツにおけるハーケンクロイツのようなシンボルマークを制定しており、ガミラス星にある銀河方面軍司令本部の建物、DMF-3型高速戦闘機の機体などに掲げられている。『宇宙戦艦ヤマト』の企画段階では、敵勢力の名称は「ガミラス」ではなく、豊田有恒によって「ラジェンドラ」の名がつけられていた。ラジェンドラ星人は謎の存在で、人工生命体やロボットを操ってヤマトを攻撃していた。実はラジェンドラ星の人類はすでに滅亡しており、ラジェンドラ星のマザーコンピューターが母星に生える、醜い一本の蔓草を主人と崇めて守っている。この蔓草を植える土地がほしいために地球を攻撃していたのだが、ついに正体を知ったヤマトの乗組員が蔓草を踏みにじると、マザーコンピューターが発狂してラジェンドラ星は滅びるというストーリーだった。「ラジェンドラ」という名称は松本零士が参加してストーリーを全面改稿した時点で没となったが、後にボラー連邦の軍艦名として復活する。ストーリー改稿時に松本零士がヤマトの敵役として「吸血鬼のような集団」の設定を導入し、「バンパレラ」あるいは「カーミラ」という名称が考えられた。当初は全員が女性という設定もあったが「チャールトン・ヘストンのようないい男の集団」というイメージに変化し、「カーミラ」からの連想・発展で「ガミラス」となった。大マゼラン星雲内のサンザー太陽系の第8番惑星。なお、第1番や第3番という設定も存在する。ガミラス帝国の主星であり、ガミラス大帝星とも呼称される。直径1万6,000kmの地球型惑星であり、イスカンダル星とは双子星(二重惑星)を構成し、中心太陽から約3億kmの軌道を周る。ガミラス星の構造上の特色は、長年の侵食作用によって、地下に空洞が広がって、外殻と内殻の二重構造になっており、内殻上面に大陸と海があることである(内殻星)。大陸には山脈が柱状にそびえ、それを支えとして厚さ約10kmの岩盤の外殻が内殻を覆っている。西暦2199年時点では天体としての惑星の寿命を終えつつあり、地底物質は急速に硫化現象が進み、火山活動の影響で、硫酸性の溶岩が海に流れ込み、海は濃硫酸、大気は亜硫酸ガス、雨は希硫酸である。内殻上面には、キノコを模したような有機的デザインの高層ビルが聳え立ち、各ビルをチューブトンネルが繋いでいる。外殻下面には天井都市がぶら下がる形で連なっており、ガミラス本土決戦ではこれら都市のビルがミサイルとなってヤマトめがけて降り注いだ。総統府はガミラス星壊滅の折には脱出艦となり、デスラー艦としてイスカンダルからの帰還途上にあったヤマトを攻撃した。宇宙物理学者でもあるヤマト艦長沖田十三の推測によれば、ガミラス星も太古には(イスカンダル星と同様の)綺麗な水の海を持つ普通の惑星であったとされる。そして中性だった海が酸性化したのは、ガミラス星の火山活動が活発であるからと看破し、その推測に基づき、ガミラス本土決戦において、ヤマトを濃硫酸の海に潜らせ、海底火山脈を波動砲で撃ち、火山活動を誘発することで、ガミラス本土防衛軍をガミラス星ごと壊滅させる作戦を立案し、ヤマト艦長代理古代進に遂行を命じたことが、ヤマトの勝利の決め手となった。ガミラス帝国滅亡後は、『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』に登場。暗黒星団帝国によってガミラス星に埋蔵されている放射性物質「ガミラシウム」の採掘が行われていた。故郷に別れを告げるため帰還したデスラーがこの光景を見て激怒し戦闘を始めた結果、ガミラシウムが誘爆して、元より地殻が脆くなっていたガミラス星は爆発、消滅した。銀河系核恒星系のガルマン民族の一支族が長い恒星間航行の末、大マゼラン星雲サンザー太陽系に到達し、第8番惑星にガミラスを建国した。対外的に発展する志向が強く、21世紀初頭から宇宙侵略を開始。西暦2190年代には、大マゼラン、小マゼラン星雲に及ぶ一大星間帝国を形成する。2192年、ガミラス星が惑星の寿命を終えようとしていたため、太陽系に前線部隊を派遣し、地球を移住先として遊星爆弾での攻撃を開始。同時に地球防衛軍と交戦状態に入る。2199年、地球防衛軍に事実上勝利。遊星爆弾による放射能汚染により、地球人類を滅亡まで一年に追い込む。しかし、地球から出撃したヤマトの活躍により情勢が変化。ヤマトはガミラス側の執拗な妨害を退け、大マゼラン星雲まで到達。2200年、ガミラス本星での決戦の末、逆にヤマトに滅ぼされる結果となる。ガミラス星を脱出したデスラー総統は、デスラー艦でヤマトを強襲するも敗北し、死亡したかに思われた。2201年、デスラーは命を救われた白色彗星帝国と同盟関係を結び、ヤマトへの復讐の機会を狙う。その後、サーベラーの計略を発端とする騒動により彗星帝国と袂を分かち、自軍の戦力だけをもってヤマトに挑む。しかし、戦いの中でヤマトの艦長代理、古代進との間に芽生えた奇妙な友情から、白色彗星攻略のヒントを与え、第2のガミラスとなる惑星を探索するため大マゼラン星雲に去っていく。新たなる旅立ちを前にガミラス星に立ち寄ったデスラーは、故郷を汚す暗黒星団帝国と戦闘状態に陥るが、この戦闘でガミラス星は消滅してしまう。ヤマトとの共同戦線で暗黒星団帝国の自動惑星ゴルバを撃退。その後も第2のガミラス本星となる惑星を探して流浪の旅を続ける。2202年、小マゼラン方面軍の残存艦隊を率いて、銀河系核恒星系のガルマン民族をボラー連邦の圧制から解放。ガルマン・ガミラス帝国を建国する。青い肌を持つということ以外は基本的に地球人とほぼ同じ容姿と体格を有する宇宙人であり、地球人を知らないビーメラ星人は生け捕りにした森雪をガミラス人と誤認してしまった。ただし、『永遠のジュラ編』に登場するデスラーの長女ジュラは手の指の構造が地球人と全く異なっており、サイレン人等の異種族の血が混じったガミラス人は地球人とかなり異なる容姿になる一例を示している。機械文明に依存・過信している描写があり、ヤマト乗組員がデスラー機雷を人力で排除した行動を、アニメではデスラーが「野蛮人の素朴な発想」、松本零士の漫画版ではヒスが「我々には想像もつかない方法」と評した。劇中に登場するのは軍人のほかに総統府や司令部に勤める女性のみで、民間人の生活描写は無い。松本零士の初期ラフ設定画によれば一般人も存在し、中枢部の要人のように必ずしも長身ではなく、服装も貧相なものを着ている例も多い。軍法会議のシーンでは、そのように粗末な格好をした人物が大勢審理を傍聴しているが、彼らが民間人なのかどうかは不明。ガミラス人の設定には統一されていない点も多い。帝国主義国家であり、かつ君主制国家である。元首の身分は総統であり、作中でその地位に就いている登場キャラクターには唯一デスラーが存在する。また駄洒落を発した将軍を「下品な部下はいらない」と処刑(第11話)、ドメル将軍については軍法会議により死刑の判決が下されていたが、ヤマトに対抗できる将軍が他にいないという理由で判決を破棄(第21話)、ヤマトとの和平交渉を進言したヒスを射殺(第24話)、など絶対的な権力を持っている。ガミラスでは財政や外交を担当する組織(第16話に登場する、惑星第8タックス部)にも軍人が従事しており、文官に相当するキャラクターは登場しない。劇中には登場しないが、設定上は総統直属の親衛隊が存在しており、ヤマト撃滅に手間取るシュルツは、デスラー総統の「親衛隊を送ろうか」の台詞に怯える描写がある(第9話)。PS版ゲーム「宇宙戦艦ヤマト イスカンダルへの追憶」では新たに設定を追加、変更している。ガミラス人は放射線によって体内代謝を行い、硫化水素を呼吸する。放射線が偏在する環境なら短時間とはいえ真空中でも活動できるが、地球のような酸素大気は彼らにとっては猛毒にあたる。従って隣星であるイスカンダルにすら、それまでガミラス人は足を踏み入れた事は無かった。以前ガミラス人の捕虜をヤマト艦内に入れた時は、真田が開発した酸素中和剤を投与したからであり、これとて短時間の効果しか無い。ゴルバとの戦いの後、この製剤法をガミラス側に渡した事により、一応はガミラス人も地球型大気の中で生きられる事になった。『松本零士999 〜Story of Galaxy Express 999〜』では、ネオガミラスという敵組織で登場。デスラー総統のような指導者は確認されないものの、『銀河鉄道999』の主人公・星野鉄郎の母の敵である機械伯爵と結託している宇宙海賊というゲームオリジナル設定となった。遊星爆弾で地球を攻撃する謎の異星人。『gami-ilas bony-rock-organism』骨形岩鉱石質生命の意思の集合体である。人類はガミラスと呼称し、自らはデスラーと名乗った。地球よりも高度な文明を築いていたが、母星が滅びようとしていたために地球を移住先と決め、遊星爆弾による攻撃を行い地表を放射能で汚染、人類を絶滅寸前まで追い込む。この遊星爆弾による攻撃は自らが住みやすい星に環境を改造する意味も含まれている。自らを「個であり全体」と呼び、意識体と呼ばれる青いガス状ならびに結晶体こそがガミラスの真の姿である。劇中に登場する二足歩行のガミラス兵の体は、地球圏内で発見されていない岩石質と鉱石質が組み合わされたもので構成されており、ガミラス星地下では二足歩行型よりも大型の四足歩行型も登場するが、ガミラス全てがこの形態をしている訳ではなく、上記の通り生命体としての本体は体の青く発光している部分(クリスタル状)のみである。意識体は人間に乗り移る事が可能で、行動を操り潜在意識を調べる事も可能であり、劇中では斉藤始が取り憑かれた。本作品で登場するイスカンダルとは同一の意思集合体として描かれ、母星の寿命に際して他の惑星に移住して生き延びようとする意識ガミラスと、星と共に運命を共にしようとする意識イスカンダルとは、ガミラス/デスラーという同じ惑星に住む意識生命体の中での表裏一体・コインの表と裏のような関係である。劇中では地球に移住するため、人類に対して圧倒的な力の差を見せ付けて絶滅寸前まで追い込んだが、放射能除去装置を受け取るために旅立ったヤマト及びクルーとガミラス星地下都市で激突、技師長真田志郎と空間騎兵隊隊長斉藤始の命を賭した戦いにより、自身のエネルギー本体を爆破されて大部分が死滅し地下都市も壊滅。しかし生き残った一部が、デスラー艦を用いて地球帰還を目前にしたヤマトを急襲し大破させる。その後ヤマト第一艦橋にクリスタルブルーの人間体として現われ、地球侵略を諦めた事を伝えるが、「地球はお前達にも渡さない」「我々は屈辱を忘れぬ種族だ」と言い残し消滅。デスラー艦からガミラスミサイルを発射し地球を滅ぼそうとするが、古代進とヤマトの特攻で防がれる。しかし、完全に全滅したかどうかは不明である。第一作(以下、旧作)のリメイクである『宇宙戦艦ヤマト2199』では、設定が再構築されている。本作では「大ガミラス帝星」に変更されている。ただし、ガミラス帝国建国千年祭が行われていることから、「ガミラス帝国」の名称も併せて使用されている。また、旧作と同じく数字の「4」を反転させたようなシンボルマークを掲げている。国歌は「永遠に讃えよ我が光」。他の星間国家への拡大政策を行うガミラスを賛美するような歌詞で、劇中では反乱を起こした惑星への攻撃を行う際に、ギムレーが「殲滅のメロディー」と称して流したこともある。その一方で、兵の士気向上のためにも歌われているほか、二等ガミラス人がガミラスへの忠誠を端的に示す際にも歌うこともある。また同歌の歌詞内に「神の加護は我らと共にあり続けん」という表現が存在するが、本作のガミラス帝国においての「神」の概念がどのようなものか、並びに国教の有無等については公式には不明である。各人物にファーストネームが設定されている。サレザー恒星暦において1000年前にガミラス大公国という国号で建国され、複数の王侯貴族により統治されていた。そして103年前、現総統の叔父であるエーリク・ヴァム・デスラー大公により統一される。エーリクの死後、内乱状態となった国家を再統一したのが現総統アベルト・デスラーである。ガミラス大公国は解体され、国号を大ガミラス帝星と改称し、デスラーは永世総統の地位に就く。デスラーは「宇宙恒久の平和を達成させる為にはイスカンダル主義の拡大浸透が必要」であり「他星へ侵攻し武力をもって併合するのが神の意志でありガミラス民族の使命である」と説くデスラー・ドクトリンを宣言し、周辺惑星国家への侵攻を開始する。幾多の星間国家を武力により次々と併合し、他民族で帰順を示した者には同化政策により「二等ガミラス臣民」の権利を与えてガミラスに帰順させた。大ガミラス帝星は大小マゼラン統一の偉業を成し遂げ、天の川銀河へと進出し、西暦2191年には太陽系へと進撃した艦隊が地球側の先制攻撃を受けたのを機に地球と全面戦争になるが、技術力と物量の差で戦局は優位に推移し、地球は滅亡まであと1年という窮地に追い込まれた。幾多の星間国家を武力により次々と併合しているが、交戦中の星間国家もあり、小マゼラン銀河外縁部へ侵入を繰り返しているガトランティスと攻防を繰り広げている(他の星間国家と交戦しているのかは不明)。デスラー紀元103年、ガミラス帝国建国千年祭が盛大に催された。西暦2199年7月、デスラーはイスカンダルとの大統合計画を実行。帝都バレラスを破壊して、空間機動要塞都市「第二バレラス」を新たなる帝都とし、イスカンダルへ遷都しようとする。しかし、ヤマトや雪、ノランの活躍によってバレラス破壊は防がれ、逆に第二バレラスは爆発。大統合は失敗に終わり、デスラーも公的には死亡したとされ、デスラーによる独裁政権は終焉を迎えた。かつてはイスカンダルと国交があり、デスラーがイスカンダルを訪問していた描写もある。現在では人の行き来はなくなった模様だが、依然として両国の間にはホットラインが結ばれている。サレザー恒星系第4惑星で、イスカンダルとは双子星。正式名称は国名と同じ「大ガミラス帝星」である。旧作同様二重構造の惑星であり、外殻には所々穴が開いている。この穴は外殻の一部を他星系に移植して出来た物であり、移植した外殻の内の一つが木星の浮遊大陸である。内殻の地表には都市があり、帝都の名は「バレラス」である。都市の建造物は旧作同様、ツクシやキノコに近い形をしているが、表面の模様などはどちらかというとガルマン・ガミラスの都市に近いものを感じさせる絢爛豪華さをもつ。都市の中心には全高2400mの巨大な総統府がそびえ立っている。なお、旧作と異なりチューブトンネルはない。総統府内には、大ガミラス帝星とイスカンダル星、そしてデスラーとスターシャと思しき人物の姿を描いた絵画が天井画として存在する。この天井画はイスカンダルにも存在する。ちなみに、外殻の穴から望むことができる空は、旧作では総じて暗いものだったが、本作ではやや緑がかった明るい青空を望ませる。なお、本作では寿命が近いという描写はなく、旧作のように惑星環境の変動もないために、ガミラス人たちだけでなく、他の惑星の人々も生身で外を出歩いて地球人と大差ない生活様式で生活している。また、ガミラス星とイスカンダル星の間のラグランジュポイントL1の空間には、イスカンダルへの遷都を目的として建造された空間機動要塞都市「第二バレラス」が存在する。肌の色は旧作と同じ青だが、地球人同様個人によって若干色合いは異なる。口内は紫色で、血液も同じく紫色である。本作では純粋なガミラス人の他に、併合した惑星から取り立てた「二等ガミラス人」という存在が設定されており、シュルツやガンツはそれに該当する。異なる民族のため、肌や血液の色は純血ガミラス人とは異なっている。上記のシュルツ達(ザルツ人)以外にも、ミーゼラ・セレステラのようなジレル人を始め、赤や緑などの肌の色やその他様々な特徴をもつ多くの非純血ガミラス人が登場しているが、身分や立場には個人差がある。なお、劇中では純血ガミラス人は自分たちの青い肌を当然視しており、肌が青くない地球人を含めた非純血ガミラス人を「劣等人種」と見下して「差別」するか、青を高貴な色だと重視して、赤などの他の色より上に扱う描写が存在した。また、シュルツのように差別されている二等ガミラス人も、地球人を劣等人種として差別している。なお、唯一の例外として、ガミラス人はイスカンダルを崇拝の対象としており、イスカンダル人を高貴なる者として「イスカンダルの方」と呼び、会話するときも終始敬語を使っている。なお、本作においても地球に対して遊星爆弾による「ガミラスフォーミング」を実行している(放射能ではなく、地球上のあらゆる生物にとっての有毒物質に変更されている)とされているが、これは地球側による推論であり、実際には純血ガミラス人は地球型の環境下でも生存になんら支障が出ず、地球人もまたガミラス星の環境下において生存に支障は出ていない。第11話で、ガミラス人のDNA配列が地球人類と同じであることが判明した。また、古代はメンタリティーも地球人と同じと分析している。小説版では、イスカンダル人を祖として誕生した民族であると語られている。なお、『星巡る方舟』劇中でガミラスと敵対している帝星ガトランティスのゴラン・ダガームは、純血ガミラス人の青い肌を揶揄して「ガミロンの青虫共」と発言している。本作では言語学者の監修によるガミラス語も設定されており、シーンによって吹き替え(旧作同様)と字幕が併用される。また、ガミラス語の文字も同様に設定されており、第五章からは一部の文字にも字幕が入る。文字は独自の形をしているが、それぞれアルファベットとアラビア数字に対応している。太陽および太陽系の一部惑星にもガミラス呼称が存在し、地球側の呼称を分析し、ガミラス人なりに命名したと設定されている 。言語能力や翻訳機の性能においても地球側を凌駕しており、劇中ではガミラス人(二等ガミラス人も含む)は個人装着型の翻訳機を用いることで地球の言語を流暢に話すことができるが、地球人はオルタから採取したデータによってようやくガミラス語を理解した段階であり、会話もアナライザーによる通訳がなければできない。また、そのアナライザーに関してもメルダからは「わかりにくい」と一蹴されており、結局劇中で地球人がガミラス語を話すシーンはなかった。また、翻訳機は自動で言語を選択できるらしく、イスカンダル人と誤認されていた雪が翻訳機をつけられた際は、雪がイスカンダル語ではなく日本語で話していたにも関わらずそれをガミラス語に問題なく変換して発し、また周囲のガミラス語を日本語に変換して雪に聞かせていた。翻訳機はメルダが装着していた個人装着型の物の他に通信機にも同じ機能が内蔵されているのか、ラングやドメルは個人装着型の物を用いずにヤマトと通信をしている。『星巡る方舟』ではヤマトに提供されたガミラス製の翻訳機が「ガ製多言語翻訳機」の名前で技術科の管理下に置かれていた。また、劇中で桐生美影が翻訳機より異星言語を解析する作業を行っていた際にモニターに表示されていた内容によると、ガミラス語は「ガミラス語族」に連なる複数の言語が存在し、「標準ガミラス語」、「標準(大衆)ガミラス語」、「西半球高地ポルメリア語」、「西半球高地ゲルバデン地方語」、「西半球低地ケルカブフ地方語」、「ゼルグーデン語」、「東半球高地語」なるものが存在する。加えてイスカンダル語には「神聖ガミラス語」なる別名が存在する。第二章劇場パンフレットP18および『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集[GARMILLAS]』P260、261参照。おおよそは第二次世界大戦時の軍事国家体制をモチーフにしている。旧作同様、アベルト・デスラーを総統として仰ぐ独裁政治体制だが、実務はヒス副総統を始めとする部下に丸投げされている節がある。また、日常生活レベルでの文化風俗も、第二次世界大戦当時のドイツ風である。独裁体制はデスラーの圧倒的カリスマによって成り立っている部分も多く、国民や一般軍人の多くは旧作同様に総統を慕い帝国に絶対の忠誠を誓っている。しかし、上層部は旧作と違い政治的思惑がかなり交錯しており、一枚岩とは言いがたい状態となっている。特に、大ガミラス帝星への改称以降、貴族制度の撤廃と上述の被征服民族の同化政策が行われたが、それを快く思わない貴族出身者や純血主義者もおり、実際に劇中では貴族の家柄でなおかつ純血主義者のゼーリックがクーデターを画策している。また、親衛隊などによる苛烈な弾圧により、一等、二等問わず現体制に不満を抱く国民もいる。さらに、過剰な版図拡大政策による人員不足で、ガミロイド兵なしでは領土を維持できなくなっており、国家としての基盤は弱くなっている。旧作とは異なり文官がはっきりと存在しており、制服は対点線を共通として、旧作での緑基調のほか、青基調や茶色基調、黄色基調、クリーム色基調などがある。また、制服は階級によっても若干形状が異なっている。旧作同様、右腕を真横に伸ばして肘を真上に曲げ、掌を正面に向けた状態で開く、ガミラス式の敬礼が存在する。この敬礼は軍人以外も行う模様で、第8話では文官のヒスがデスラーに対して行っている。一般臣民にも浸透しており、第12話ではドメルやエリーサと池を隔てた対岸にいた少年たちがドメルに気付くや敬礼を行い、ドメルもこれに敬礼を返している。また、ガミラス人以外では第25話にてイスカンダル人のユリーシャがメルダが敬礼するのに合わせて自分も敬礼しようとしたが、ロクロック鳥が飛んできたために中断された。軍事面以外は副総統であるヒスが統括しており、下位にヴェルテ・タランの軍需省や国防総省、セレステラの宣伝情報省などがある。各植民惑星も支配統治省の管轄だが、暴動の鎮圧などには親衛隊が出動している。正式名は「帝星国防軍」。大小マゼランを統一するだけあり、規模は非常に大きく、艦艇はバラン星の観艦式に参加したものだけで1万隻を超える。旧作同様地球以外の勢力とも交戦しており(旧作と異なり、大ガミラス帝星にとって、地球は天の川銀河の侵略対象の一つでしかない)、外宇宙から侵攻してきた勢力に対する防衛行動なども取っている。旧作では将官は「将軍」として一括りにされ、将校や司令官と兵卒の違いは外見や役職によって区別できたが、本作では階級が細分化されている。また、国連宇宙軍によるガミラス帝国軍の呼称に「ガ軍」の略称が追加されている。旧作では名称のみ語られていた組織で、総統直属の準軍事組織。大ガミラス帝星建国の際に創設され、ギムレーが長官に就任してからは、独自の艦隊である航宙親衛艦隊を組織し、軍事面でも急成長を遂げている。傘下の秘密警察を使って、反体制派と見なした者への苛烈な弾圧も辞さず、他の軍人や国民からは忌み嫌われている。親衛隊員は灰色基調の軍服を着用しており、一般隊員は旧作の幕僚をベースにした服装をしている。隊員はごく一部を除いて思想・能力ともに優れた人物を幹部・一般兵などのランクごとのモデルに分けたクローン兵である。また、宣伝情報省と連動して「デスラー少年団」や「ガミラス少女同盟」といった団体も創設しており、帝星臣民の子供達へのガミラス主義の浸透と、将来の青年隊員の育成を行っている。国軍とは別に存在する航宙艦隊。ギムレーが長官に就任してから組織された。属州惑星の治安維持が目的とされたが、その実態は親衛隊が国軍に取って代わる機会を虎視眈々と狙うギムレーによる、ガミラスの軍政掌握の威力装置である。艦艇や航空機は、「高貴な青」で塗装されている。通常の艦との性能差の有無は不明だが、劇中では通常の艦と同様にヤマトの砲撃にほぼ一撃で撃沈されている。メカニカルデザインは主に石津泰志と出渕裕が担当。所有するメカニックのほとんどは、旧作よりも細かいディテールアップがされているが、デザイン自体に大きな変更はない。だが、艦艇などはサイズが大幅に上がっているものが多い。艦艇には「デストリア級航宙重巡洋艦」などの艦級・艦種名が設定されている。艦級・艦種名については総監督とメカニックデザインを担当している出渕の意向により、ガミラス側に「〜級」と「航宙〜」と言う接頭辞 / 接尾辞を付け、地球側には「〜型」と「宇宙〜」と付けることで両者を区別している。ダークグリーンがガミラスの国防色と設定されており、旧作同様、艦体の色は基本的に濃い緑色で統一されているが、所属する基地・軍団によっては同じ等級艦でもカラーリングが異なるものも存在している。また、ほぼ全てのメカニックに駆逐型デストロイヤー艦の最大の特徴であった目玉状の発光部が意匠のように追加されている。この目玉状の部分は巡航時は薄緑色で、戦闘時のみ馴染みのある黄色から赤への段階的な色に発光する。機関停止時はまったく発光しなくなり、黒ずんだ色になる。これは、どのガミラス艦にも共通する特徴である。主兵装は陽電子砲で、ビームは概ね赤みがかったピンク色をしている。また、兵器の装甲には、防御装備として帯磁性特殊加工(ミゴウェザー・コーティング)が施されており、地球艦の光線砲程度なら易々と弾くことが出来る。ただし、自軍の陽電子砲の直撃弾には耐えられず、攻撃能力に比べて防御能力は劣っている面がある。ガミラス艦は波動エンジンと同じ次元波動理論に基づく「ゲシュ=タム機関」という機関を搭載している。また、ガミラス側ではワープを「ゲシュタムジャンプ」と呼称している。「ゲシュ=タム機関」に異次元空間の航行能力はなく、航行には「ゲシュ=ヴァール機関」という別機関が必要。そのため、「ゲシュ=ヴァール機関」を搭載している次元潜航艦を除くガミラス艦は、旧作と異なり異次元空間の航行能力は持ち合わせていない。また旧作同様、通信技術は地球を凌駕しており、ガミラス本国のある大マゼラン銀河から地球や太陽系の存在する銀河系までを結ぶ通信網が整備されている。また、地球では実用化されていない立体通信もガミラスでは既に実用化され、等身大のホログラフ映像による「直接対面」をしながらのリアルタイム通話も可能である。2011年のコミックマーケットで販売され、2012年グライドメディアから出版された小説「GALAXY EXPRESS 999 ULTIMATE JOURNEY」では、松本零士が関わった作品が全て同じ世界観として描かれており、デスラーによって再興された「ネオ・ガミラス」という勢力が登場する。

出典:wikipedia

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