ジェームズ・タイベリアス・カーク(James Tiberius Kirk)(2233年3月22日 - 2293年/2371年)はSFドラマスタートレックシリーズに登場する架空の人物で、『宇宙大作戦』(TOS)及びTOSキャストによる映画での主人公。『新スタートレック』以降の時代では「伝説の男」として語り継がれている。ジェイムズ"James"の愛称がジム"Jim"であることから、スポック、マッコイら親友からはジムと呼ばれる。このため、キャラクター紹介でもジム・カークとされることがある。初登場となるパイロットフィルム"Where No Man Has Gone Before"(「光るめだま」)では、ミドルネームのイニシャルは「R」とされていた。本放送では「ジェームズ・T・カーク」とされ、ミドルネームについては言及はされていなかったが、1974年のアニメシリーズ第16話"Bem"(「分解宇宙人ベム」)で初めて「T」が「タイベリアス」の略とされた。これが映画第1作の小説版でも踏襲されたため、事実上の標準的設定とされ、追随する多くの小説やファン・フィクションなどでもそのように扱われていった(小説版での表記は「ティベリウス」)。しかし、「正史」とされる実写作品での「タイベリアス」の登場は意外にも遅く、1991年の「未知の世界」が初めてである。「タイベリアス」が正統な設定となったのは、「ジェームズ・T・カーク」の初登場から25年も経ってからのことであった。映画11作目では出産直後、母により祖父の名を受け継ぎ「Tiberius/タベリアス」と命名されるシーンがあるが、この作品内では度々自ら「Tiberius」を名乗っている。小説や以降のテレビシリーズではCaptainを「艦長」と訳しているが、日本でテレビ放送した宇宙大作戦ではCaptainを「船長」と訳したため、日本ではカークのみ「船長」と呼び区別するのが慣例となっている。宇宙大作戦以前の時代を描いた『スタートレック エンタープライズ』のジョナサン・アーチャーも「船長」と呼ばれることとなった。ウィリアム・シャトナーが演じた。TOS#79"Turnabout Intruder"(「変身! カーク船長の危機」)では、女性に変身してしまったカークをサンドラ・スミスが演じている。2009年に公開された『映画11作目』ではクリス・パインが青年時代、ジミー・ベネットが少年時代を演じている。 TOSとDS9では矢島正明、TOS第79話「変身! カーク船長の危機」の女性に変身してしまったカークは野沢雅子。劇場版では矢島正明 (TMP-ST3テレビ版、TMP-ST6再録版、GEN)、大塚明夫 (ST4テレビ版、ST6ソフト版)、筈見純 (ST5機内上映版)、阪口周平 (STXI-STID)。『まんが宇宙大作戦』では佐々木功。なお大塚はTNGでウィリアム・T・ライカー役も演じている。『』第104話「伝説の時空へ」にも再登場するが、これはシスコらが『宇宙大作戦』43話「新種クアドロトリティケール」の過去に行ったという設定で、当時の映像の編集・合成。声は原語版では俳優本人が声を演て、吹き替えではカーク役の矢島とウフーラ役の松島みのりはオリジナルと同じで、スコット役はシーズン1で同役を演じた小林修が起用されている。
出典:wikipedia
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