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魔境伝説アクロバンチ

『魔境伝説アクロバンチ』(まきょうでんせつアクロバンチ、ACROBUNCH in DEVIL LAND)は、1982年(昭和57年)5月5日から同年12月24日まで日本テレビ系で放送された国際映画社制作のテレビアニメ。全24話。放送時間は第12話までは毎週水曜日19:00 - 19:30で、第13話以降は、毎週金曜日17:00 - 17:30に放送時間が変更された。いのまたむつみのキャラクターデザインデビュー作品、および主演の中原茂のテレビアニメデビュー作品である。また、オープニングアニメーションの演出・作画は金田伊功が手がけた。ナレーターは窪田等。人類の歴史数千年よりの更なる過去、遥か数万年の昔・超古代文明の時代より伝わるという謎の大秘宝「クワスチカ」を求めて世界中の遺跡を巡ることが、海商王・蘭堂タツヤの長き夢だった。そんな折、ある事件から不本意ながら夢が叶い、タツヤ達一家は万能探索メカ・アクロバンチで世界各地の遺跡を巡ることになる。「クワスチカ」の存在の証の石版の導きにより旅を続けるが、かつて地底に封じられた地底人・ゴブリン一族が「クワスチカ」の力による地上への回帰を目論み、ファミリー一行の前に立ちはだかる。太古に地底に追いやられた人類の末裔。緑色の肌を持ち、頭に角を持つのが特徴。デーロスの統率の下、クワスチカ奪取のために蘭堂ファミリーと激しい争奪戦を繰り広げた。アマチュア考古学者である蘭堂タツヤが謎の大秘宝クワスチカ探索のために設計・製作した万能探索ロボット。蘭堂ファミリーの家でもある。なお、第二話レクチャー内で、頭部の主センサコントローラ(M.S.C)の説明文にJISマークがあり、日本製の特注パーツで構成されている事が判る。ファルコン・バンチャーを中心にバンチャー・ホーネットとバンチャー・アローが合体して、身長15.2m、体重50.0tの人型ロボットとなる。分離時のマシンは「バンチャーマシン」と総称される。また、コクピットを包む「原子磁力」が人工の重力を作り、如何なる回転や振動に対しても、コクピットの向きを一定に保たせ、宇宙空間や海底でも地上と同じように活動できることが、第2話でのヒロのレクチャーで明かされている。武器は炎の聖剣エクスキサーチ、バンチャードリル、ウイングカッター、ウイングサーベル、アトミックアンカー(ワイヤー付き)、アタックアンカー(ワイヤー無。影武者の装備。設定画では"バンチャーカッター"と呼ばれていたもの)、フィンガービーム、ランチャーカノン(スケルトンストック付きサブマシンガン型)、バンチャーカノン(ハンドガン型)その他。額のハートに酷似した形状の部分からはゴブリン金属を貫通できるイオンビーム砲・セラービームが発射される。これはゴブリンUFOとのドッグファイト等で特に効力を発揮しているが、全ての武装の目的は元来は遺跡調査時に考えられるあらゆる障害を除去するためのものである。当初は翼の色は白で、総集編以降の物語後半は合金アイテムと同じ紅い翼に塗装色が変更されている。これは玩具メーカーからの要請によるもので、ウィンドウパッケージで玩具販売をする際、白い発泡スチロールに白い翼が溶け込んで見栄えのインパクトが弱まるのを防ぐ目的で配色が変更されたもの。本編内でのアクロバンチ合体シーンはオンエアに作画・彩色・撮影が間に合わず、当初は未完成だった。苦肉の策として原動画をネガ反転し、濃紺のバックに白のワイヤーフレーム風の演出(キャラの虹彩部とアクロバンチ胸部相当部並びに脚部膝下部のV型の部分と肘間接部フード部のみ赤)とした。原画のBL指定(彩色に黒で塗る注意書き)さえそのままだった。加えてシーン途中、バンチャー・アロー変形とそれに伴うミキとレイカのコクピット移動シーンは動画が間に合っておらず、原画のみを白のフラッシングでつなぐように処理し、合体完了時からフルカラーにオーバーラップする様にした。因みに初合体の第2話ではミキのみ合体に失敗して墜落している。合体成功版は第3話で初登場し、第15話では全員のパートが登場しているタイプの成功版が流れた。また、完成後に登場するフィルムはアクロバンチの前にモノクロ半調でファミリーがオーバーラップして上に流れ、全員が消えてからアクロバンチが前に飛んで来る形でシークエンス終了となる。
その後も黒バックにオレンジのワイヤーフレーム風にしたり、作業完成までの場繋ぎとしてのバリエーションがある。
モノクロポジ加工が成されるのは総集編以降である。なお、初期の合体時は接合の瞬間にフルカラーのフラッシングがあり、このタイミングの数回のポジネガの入れ替わりで合体の瞬間の発光を演出していた。この演出は後期合体時にも生かされている。
この合体シーンは完成すれば越智一裕のセンス溢れるかなり長尺のシーンとなるはずだったが、上記の状況と多忙な制作との理由で、どんどんカットが削られ、ついに完全な形で流れること無く終わってしまった。
アクロバンチの各種設定資料の一部は『マイアニメ』誌上「アニメ資料館」で2回(本誌内記事と別冊の2つの形で)設定資料が公開され、その内別冊付録となった11月号では初期のアローのアタッチメントが前輪版の合体シークエンスが公開されている。なお、合体時の掛け声は「アタック・ブロー・バンチ」。各バンチャーマシンへの分離時の掛け声は「アタック・バンチ・アウト」である。終盤では地球連邦軍所属のヘンリー中尉らが開発した量産型アクロバンチが6体登場したが、タツヤのプロトタイプ機を見よう見まねで開発したため、分離・合体等は排除されている。なお、プラモ化に際して様々な考証の変更がされ、そのスケールは当初1/980が検討されていた。また、マスクのデザインや翼のカラーリング及びディテール等も現行とは異なる物がいくつか存在していた。「夏木よしのり」は当時国際映画社で活動していた「四辻たかお」と同一人物である。序盤の1クール目では、1981年10月に開設した国際映画社の自社スタジオで『おちゃめ神物語コロコロポロン』と同時進行で制作されていたが、2クール目以降はJ9シリーズなどと同様に東映動画が制作に関わるようになり、スタッフが大幅に入れ替わっている。日本テレビでは1971年放送の『アニメンタリー 決断』以来、日本テレビ制作の30分アニメは「日本テレビ」を制作名にクレジットされていなかったが、本作では局ロゴでクレジットされていた。この時期は前々番組『鉄腕アトム』(第2作)や同時期放送の『ゲームセンターあらし』のように「日本テレビ」をクレジットする30分アニメが放送されていたが、いずれも制作側のロゴでクレジットされていたため、局ロゴでクレジットされるのは極めて珍しい。なお国際映画社作品自体もそれまでは局名をクレジットしてなかったが、本作からテレビ東京作品(「J9シリーズ」)を除きクレジットするようになった。アクロバンチ合体シークエンスに使われた曲は複数あるが、そのうちBGMのアルバム内タイトルの『翼広げて』は一時期ミス・ユニバース日本代表選考会での募集用TVCMで使われていた。2002年6月25日、パイオニアLDCからDVD-BOXが発売された。海外では『L'EMPIRE des 5』(または『Askadis – La Légende de l'empire perdu』の題で放送された地域もある)という作品名で放送され、MANGA-Distribution(IDP)社からフランス語吹替の欧州版/日本語原版の二ヶ国語版を収めた5枚組DVDが発売された。また、フランス版には独自の主題歌「ASKADIS」が作成されたが、この曲しか用いられていない。本放送当時、オープニング・エンディング映像が未完成のまま放送が開始され、回を追うごとに完成度が上がっていった。第1話放送当初のオープニング映像では、表示テロップでのエンディング曲名が「猪にひとり」と誤記されていた。DVDでは全話で完成したオープニングに統一されており、未完成映像も「猪にひとり」のテロップも見ることができない。しかし、EDはスタッフクレジットの都合上差し替えられていないため、未完成映像を見ることができる。歌詞テロップはOP・EDとも割愛されていたが、これは、当時(1980年代前半)のロボットアニメでは珍しかった(この他、『六神合体ゴッドマーズ』や『百獣王ゴライオン』のOP映像・ED映像でも、歌詞テロップは表示されなかった)。海外で放送された際には、OPとEDは同一の曲「ASKADIS」が使用された。ポプラから「DX驚異合体5・アクロバンチ」が発売された。この製品は、バンチャー・アローの前輪は機体床部を通じてエグゾーストパイプに繋がり、これを外して肩に合体するなど一部のギミックに違いがある。またカラーリングは当初はアニメ本編との差異の一つになっていたが、中途からこのアイテムのカラーリングが本編のカラーリングとなっている。他にも低価格版の「驚異合体5・アクロバンチ」、非合体の「アクロバンチ」も発売された。また青島文化教材社が『アニメスケール』シリーズのラインナップとしてプラモデル化を行っている。アクロバンチのスケールモデルは、3種(計5機)集めることで合体できる1/72のバンチャーマシン各機(全て揃ったセット売りあり)、プロポーションを重視した分離合体しない1/100のリアルスケールモデル、低価格で1/144の小サイズのものが発売された。ノンスケールでは、合体ロボット3種と独自ギミック付きの2サイズのモデルのセット『おやこマシン』シリーズ、ミニ合体ロボット4種が存在する。ミニ合体ロボットは他のシリーズと同様、頭・胴体・腕・脚の各メカで、それぞれ1号ファット・バンチャー、2号ファルコン・バンチャー、3号バンチャーアロー、4号バンチャーホーネットである。ファット・バンチャーはD・Bの中にアクロバンチの頭部が納まる形態で、他の3種はアニメの設定にある程度準拠している。ゴブリン一族のメカもプラモデル化されており、ディラノスが1/100と1/144とミニ合体ロボット、アンドロデムス、フォリングス、ケラドウス、赤鬼族一般兵用メカのアミンガが1/144で発売された。ディラノスのミニ合体ロボット各機は、単独では他のゴブリンメカを模した形状をしている。なお、赤鬼族以外の一般兵士用メカは、黒鬼族がゴブンガ、青鬼族がバルード、白鬼族がシラミックといい、また親衛隊のメカ(一般兵士用アドラムと指揮官用)の他終盤になって海底防衛用蟹状メカが登場するが、これらはいずれもプラモデル化されていない。ただし、プラモ化に伴う設定変更もあり、全てのスケールモデルは実際はノンスケールも同然である。コスモスからはカプセル式自動販売機の景品として消しゴムや金属製人形、プラモデル、パズル等が発売されていた。文具関連はショウワノートから発売。2003年発売のゲーム『スーパーロボット大戦COMPACT3』に機体とキャラクターが登場。ファミリーはアメリカ国籍であり、キャラクター名が「タツヤ・ランドウ」のように国籍に則った人名表記に準じたカタカナ表記になっている。2010年にシーエムズコーポレーションからBRAVE合金ブランドで完全合体可能なアクロバンチの発売が予告されたが、発売元の倒産によって発売中止となった。

出典:wikipedia

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