イオンモール広島府中(イオンモールひろしまふちゅう、AEON MALL HIROSHIMAFUCHU )は、広島県安芸郡府中町にある、イオンモールが運営しているショッピングセンターである。キリンビアパーク広島(キリンビール広島工場跡)の敷地内にあり、建物自体は、キリンビールが所有している。開設当初の施設名は、ダイヤモンドシティ・ソレイユ(DIAMOND CITY SOLEIL)だったが、2007年9月22日に、運営会社のダイヤモンドシティがイオンモールと合併した事に伴い、イオンモール広島府中ソレイユに変更。更に、2011年10月21日には現名称イオンモール広島府中に再改称された。旧名称の一部であるソレイユ(SOLEIL)とは、「太陽」を意味するフランス語で、建物は太陽をイメージしたデザインとなっている。店舗スペースは、店舗棟が1階から3階までの全フロアと4階の一部(シネマコンプレックス)に設けられ、それ以外のスペースは開放式の駐車スペースになっている。駐車場棟が5階建てで、敷地面積約114,000 m²、延床面積約218,000 m²、店舗面積約81,000 m²の中にビールの香りが残る活気と賑わいのある街づくりをコンセプトに作られ、工場時代の煙突がシンボルタワーとして活用されたり、インフォメーションが蒸留釜を流用するなど、所々にビール工場の名残を伝える物が残されている。また、天井は非常に高く設定されている。イオンと、専門店の一部店舗で電子マネー「WAON」「ICOCA(Suicaも可)」「iD」「QUICPay」が使用できる。核テナントは、建物の西側にイオン広島府中店(1F・2F)。東側にサブ核ゾーンのL.A.S(1F - ROJI Dining、2F - FLAXUS(フラクサス)、3F - フタバ図書TERA)。その他サブ核テナントに、シネマコンプレックスの広島バルト11、ナムコランドが入館し、その他専門店が約200店舗が存在する。バス乗場横にある国鉄C11形蒸気機関車は、かつて可部線・三段峡駅に静態保存されていたものである。1998年8月27日に閉鎖になった旧キリンビール広島工場の跡地に商業施設を招致する方針が、同年9月4日にキリンビールより発表。1999年秋頃までに核店舗を決定し文化・娯楽施設を併設をめざし、誕生時には中国最大級の商業施設が出来ると報じられた。1999年8月18日に、ジャスコと三菱商事が共同出資するデベロッパーダイヤモンドシティに委託する事を正式に決定。工場の施設をモニュメントとして活用して、2004年にオープンするとした。また、土地はキリンビールが継続所有するとし、イトーヨーカ堂やマイカル、イズミ、フジなどの案から、府中町が当時掲げていた『水緑定住都市』のコンセプトに合致していたダイヤモンドシティの案が選ばれた。2000年12月8日、ダイヤモンドシティとジャスコの共同記者会見が広島市内のホテルで行われ、核テナントはジャスコに、12館以上のシネマコンプレックスや行政機関の窓口、サテライトスタジオの設置などを検討していると発表した。その前日の中国新聞のダイヤモンドシティへの取材で、店舗形態はノードストロームのような「カジュアルデパート」をめざし、百貨店の招致。約2000人の雇用が発生するとした。2003年3月には、商業施設開設に合わせて後の天神川駅の設置を協議していることが明らかになった。2003年9月30日にキリンビールが、開業する商業施設の名称を「ダイヤモンドシティ・ソレイユ」になることを正式発表した。約10シアターのシネマコンプレックス、180店の専門店を設置し、既存のキリンビアホール広島も改装することが明らかになった。2003年11月末時点で、3分の1のテナントが決定。2004年2月4日に、開業日を同年3月24日にすることを発表。ナフコ21スタイルやスポーツオーソリティなどの大型店舗の出店。車で40分圏内の約110万人を基本商圏と位置づけ、30代の夫婦をメインターゲットに位置づけ「上質で感性のある店づくり」をコンセプトにした。年間2000万人の集客および500億円の売り上げを目指すとした。また、カード会員向けに19日から23日までプレオープンするとした。2004年3月13日には、天神川駅が開業。キリンビアパーク広島内に2004年3月24日(プレオープンは3月18日)にオープンした。2010年1月から4月にかけて、全てのテナントの3分の1が入れ替わるリニューアルを順次行い、既存店についてもリニューアルや建物内の移転が行われた。その中で、L.A.Sの1Fにモスドが4月に日本国内で初出店した。 また、キリンビアパーク広島にレストラン棟が存在した時は、建物内にある『キリンプラザ キッチン1938』なども、ソレイユの店舗の1つとして扱われたりもしていた。開店時から2013年まで広島府中限定のメンバーカードを導入していたが、2013年7月に各モール共通のイオンモールメンバーズカードに移行した。新旧カード共に、割引クーポンの配布や駐車時間の延長が出来る。通常発行料金は100円になっている。旧カード時代は、貯まったポイントで抽選が行う事が出来た。広島バルト11(ひろしまバルトいれぶん)は、イオンモール広島府中4Fにある映画館(シネマコンプレックス)。2004年3月24日のソレイユの開店に合わせて開場した。ティ・ジョイ(出資率51%)、TOHOシネマズ(出資率49%)共同経営で、ティ・ジョイが運営主体になっている。バルト11は、他の映画館の閉館などを伴わない新規開場の劇場だが、開業時には広島市内に存在した映画会社系の映画館は、2000年代後半の劇場の統廃合で、松竹東洋座・広島名画座は2008年4月30日に、広島東映・広島ルーブルは2009年11月13日に閉館。そして、残った広島宝塚1・2・3も2011年8月末で閉館したので、特に運営母体の東映・東宝系の広島地区での封切館の役割を果たす事になる。名称の『バルト(WALD)』はドイツ語で『森』を意味し、バルト11以外に同様の名称を持つシネコンは、同じくティ・ジョイが運営主体でTOHOシネマズが共同運営している『新宿バルト9(新宿三丁目イーストビル内)』がある。開業時より中四国最大の、11スクリーン・一般席1,957人+車いす席23人の計1,980人収容。一番入場人数が多いシアター10『バルト・ゴールド・シアター』は402人収容できる。他、内装や音響に配慮されている。また、座席はアーウィン社と共同開発した『バルトモデル』を使用。また開業時は、シアター10・11がデジタルシアターに対応していたが、現在では全シアターが対応している。バルト11での独自の施策として、地元ブライダル会社と共同で映画館を使った結婚式『シネマウェディング』を日本初の継続実施や、サルベージ・マイスの世界初としている生放送による予告編放映などが行われている。HGSは『ハイグレード席』の意味鉄道バス自家用車駐車場棟5階建てとなっていて、店舗棟と密接している。外部の平面駐車場を加えて駐車場の容量は4,300台で、平日は4時間まで、休日は3時間まで無料で駐車できる。イオンモールメンバーズカード会員は1時間無料時間が延長、映画を観覧する人は、2時間無料時間が延長される。それ以降の料金は30分間200円になっている。周辺の渋滞対策のため、モールの周辺には、1周するループ道が敷地内に整備されている。駐輪場は2,800台分確保されている。
出典:wikipedia
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