『バブルボブル』(Bubble Bobble)は、1986年にタイトー(現・スクウェア・エニックス)から発売された固定画面アクションゲーム。「泡」を題材にした独特のアクションを用いる。二人同時プレイにより優れた連携アクションを楽しむ事ができる。正面図で表現された固定画面のステージで「泡はきドラゴン」を操作し、画面内の敵を倒すゲーム。プレイヤー1の操作キャラは黄緑色のバブルン、プレイヤー2は水色のボブルン。画面内に配置された敵を全て倒すとステージクリア。全100面構成。1人プレイで最終ボスを倒してもクリアとはならず、ランダムで50面~85面のどこかに戻されてしまう。2人同時プレイで100面目をクリアすればエンディングを見ることが出来る。2方向レバーでの左右移動、「泡はき(後述)」ボタンとジャンプボタンで主人公のバブルンを操作する。敵キャラクターや敵の出す攻撃に触れる、または100面のすーぱーどらんく出現時に静止している(後述)と1ミスで残機が一つ減り、プレイヤーの残数がなくなるとゲームオーバー。泡は主人公が吐くものとステージ外から出現するものがあり、2つの用法がある。ステージ内にはプレイヤーの目に見えない気流が起きており、泡は気流に乗って画面内を一定軌道で漂う。気流は「無限軌道で循環する」場合と「一定箇所に漂着する」場合の2種類に大分することができる。「泡の上でのジャンプ」と「気流」は本作品のゲーム性を高める大きな特徴となっている。主人公キャラが泡に飛び乗った際、ジャンプボタンが押されていなければ、泡はつぶれて割れてしまうが、同ボタンを押したままにしておくと主人公は泡の上で飛び跳ねる。これによって通常のジャンプだけでは到達できない場所に飛び込む事が可能になる。主人公は口から泡を吐き出す事ができる。泡は一定距離まで勢い良く飛び、その後はステージ内に吹いている「気流」に沿って流れる。一定時間がたつと吐いた泡は割れて消える。泡を使って敵を倒すためには2つの段階を経る必要がある。一定時間で敵は泡から脱出してしまうので、敵を閉じ込めた泡は素早く割る必要がある。ステージによっては極めて早く脱出されてしまうので様々な工夫をして敵を倒さなければならない。敵にぎりぎり近づいて泡を吐くことで、閉じ込めるとほぼ同時に泡を割る「かぶりつき」という技が有効である。泡が割れると、その泡に接している泡も連鎖的に割れる。連鎖を使って複数の敵を一度に倒すと得られる得点は飛躍的に大きくなり、最大7匹64000点のボーナスとなる。また、まとめて倒した数に応じてエクステンドバブルが出現するため、泡をまとめて一度に割るのが特に低次ラウンドで有効な戦略である。また後述の特殊バブルを使った攻撃や、アイテムを取ることでできる特殊攻撃で敵を倒すこともできる。画面の上下端に穴(通気口)のあるステージでは、そこから泡が出現し気流に乗って移動する。その泡には、主人公の吐き出す泡と同じ種類のもの以外に、特殊な泡がある。文字が描かれているエクステンドバブルと、中に何かが入っている攻撃用バブルなどである。攻撃用バブルはステージによって出現の有無、種類が決まっている。泡を一定個数出す、泡を一定個数割る、一定距離歩く、等、ステージ内で特定の動作によりステージによって決められた特定箇所にアイテムが出現する。これらを獲得する事によって主人公の泡の性能や移動速度等が向上し、より有利にゲームを進めることが可能になる。アイテムにはパワーアップ以外の物も多く、ステージをクリアしたことになるものや、大量得点のチャンスとなるものなどがあり、その種類も効果も多彩で派手である。アイテムはステージの制限時間を使い切ると消滅するため、ステージによっては絶対にアイテムを取得できない面も存在する。主なアイテムの効果を以下に示す。◎:プレイヤーがミスするまで有効 □:取得した面をクリアするかプレイヤーがミスするまで有効 ○:取得した面のみ有効 ☆:取得してから一定の面数まで有効ゲーム中には、フード(食べ物)と呼ばれるボーナスアイテムが登場し、その数も豊富である。以下の3タイプに大別される。中には王冠、宝石、ダイヤモンドといった、食べ物でない物も存在するが、ゲーム中では一様にフードとして扱っている。バブルボブルには以下の隠しコマンドが存在する。隠しコマンドは、ゲーム開始前のタイトル画面が表示されている間に入力する。タイトル表示1回につき1つのコマンドしか入力できないがデモをループさせ、タイトル画面を複数回表示させる事により複数のコマンドを入力可能。入力に成功すると画面下に入力成功コマンドの文字が表示される。コマンドの記号はB(泡ボタン)J(ジャンプボタン)←(左)→(右)S(1Pスタートボタン)この隠しコマンドによるパワーアップはゲーム内で暗号としてシークレットルームに表示されているが、それを使うと使わないとでは難易度に大きな差が生じてしまう。結果として「隠しコマンドを知る段階までゲームを熟知した人が更に有利になる」という構図になり、ゲームバランスを崩壊させてしまっているという見方もできる。このコマンドを公開しているゲームセンターもあった。なお、筐体貼り付け用に、この隠しコマンドが記載されたタイトー純正のインストカードも存在する。上記3つのコマンドは、続編であるレインボーアイランドにおいても入力可能で、ゲーム中のヒントをゲームスタート時に表示させる事が出来る。スーパーバブルボブルモードのコマンド入力に成功すると、タイトルの左上に「SUPER」の文字が現れ、ゲーム開始時にスーパーモードが選択できるようになる。このモードは、通常のステージの敵の配置をすべて入れ替えた(ぜんちゃんとひでごんす、まいたとどらんく、など対応は固定)もので、こちらも100ステージある。このモードを二人同時にクリアすると、真のエンディングを見ることができる(オープニングの泡の出方も変わっている)。イタズラで入力された場合の対策として、ノーマルモードも選択可能。当時の雑誌インタビューによると、これらの隠しコマンドはゲームデザイナーが仕様書に書かず無断で入れたようである。ファミリーコンピュータ ディスクシステム、コモドール64、セガ・マークIII、MSX2、X68000、FM TOWNS、Windows、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDS、PlayStation 4などにも移植されている。ディスクシステム版はWii、ニンテンドー3DS、Wii Uのバーチャルコンソールでダウンロード販売されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。