『めざましテレビ』("MEZAMASHI TV")は、1994年4月1日からフジテレビ系列(FNS27局)で平日(月曜日から金曜日)に生放送されている帯番組・朝の情報番組である。略称は「めざまし」。本項では2014年3月31日から開始した『めざましテレビ アクア』についても述べる。2016年めざましテーマソングは西野カナが担当している。コンセプトは関東地区において、同時間帯の視聴率1位を独走していた日本テレビ『ズームイン!!朝!』との徹底的な差別化であり、小学生から社会人までをターゲットにした番組制作であった。また、新番組予告CMでは「『めざましテレビ』は、見るラジオ 聴くテレビ」というキャッチフレーズに、「目覚まし代わりに見て下さい。」と紹介していた。1994年8月、早朝に天気予報メインの番組『めざまし天気』がスタートし、開始からわずか4か月で姉妹番組が誕生した。2002年12月に終了し、その後『めざまし新聞』→『めざまし新聞for BIZ』→『めざビズ』と経済・硬派路線向けとなっていき、2003年10月 - 2014年3月まで『めざにゅ〜』を放送した。また、『めざましテレビ週末号』(1997年4月 - 1998年3月)、『めざましどようび』(2003年10月4日 - )・『めざましどようびメガ』(2008年7月12日 - 2012年3月31日)と土曜版も制作されている。様々な派生番組や特別番組も誕生しているほか、『FNS27時間テレビ』内で本番組のスペシャル版が放送される年もある。『めざにゅ〜』と『めざましどようび』が開始してからは、本番組とこれら番組を合わせて「めざましファミリー」との総称が付けられた(この言葉は各番組の出演者を指す場合もある)。年末年始については、休止となることもあるが、2003年・2004年の大晦日、1995年・1997年・2000年の元旦にそれぞれ本番組がスペシャル版として編成された(当時の新聞ラ・テ欄で確認できる)こともある。番組開始から長きに渡りモノラル放送(モノステレオ放送)の状態だったが、2011年10月31日からフジテレビの生放送の報道・情報番組が全てがステレオ放送に切り替えたため、本番組もステレオ放送に切り替えた(ただし、一部BGMはモノステレオ放送)。ちなみに、ステレオ音源による朝の全国ニュース・情報番組は『みのもんたの朝ズバッ!』(後の『朝ズバッ!』)(TBS、2010年4月より)、『ZIP!』(日本テレビ、2011年4月より)に次いで3例目となる。2013年1月7日より、データ放送を実施している。裏番組(『ZIP!』、『あさチャン!』、『グッド!モーニング』)とは異なり、本番組は全てのフルネット局が自社制作番組に差し替えることなく放送している(一部系列局のみネットの『めざましテレビアクア』を除く)。2011年11月2日より開始以来メインキャスターを務めてきた大塚範一が病気療養に入ったが、年が明けて2012年になってからも大塚の病気療養が長引き、現場復帰の目途が立たなくなったことから、大塚から番組スタッフに対し「これ以上番組に迷惑はかけられない」と降板の申し入れがあったこと、その大塚の代役でメインキャスターを務め、当時他にも多くのレギュラー番組を抱えていた伊藤利尋の負担軽減、さらにスポーツコーナーを担当する遠藤玲子が結婚し第1子を妊娠(2012年8月に出産)などの事情も重なったことから、大塚からの降板の申し入れを受け入れる形で、番組放送開始から19年目を迎える2012年4月2日からフルリニューアルすることとなり、2012年3月30日を以って大塚、伊藤、遠藤、さらに本番組でお天気キャスターとしてデビューし、エンタメキャスターを務めた皆藤愛子が番組を降板した。スタジオセットについても、新たな番組タイトルロゴに合わせたピンク色、オレンジ色、緑色の三色を基調とした、よりポップで視覚に訴えるものにリニューアルした。5・6時台はこれまで通りV9スタジオから、7時台はフジテレビ社屋24階球体展望室内に新たに設置したスタジオセット『めざまスカイ』から放送している。『めざまスカイ』からの放送では、球体展望室の窓から、東京湾とレインボーブリッジの景色を見ることができる。『めざまスカイ』については、本番組のオンエア終了後、カフェとして一般公開しており、これまでに生出演したゲストのサインボードも展示されている。2014年3月31日からは、同年3月28日で終了する前座番組『めざにゅ〜』の後継番組として、『めざましテレビ アクア』を開始。『アクア』のタイトルは番組セットが水をイメージしたものになっていることに由来する。このことから、V9スタジオおよび、めざまスカイのセットを、マイナーチェンジ。さらにテーマソングを曜日ごとに変更し、スタジオのライト装飾もその曲のテーマカラーに合わせて色を月曜~土曜(『めざましどようび』)ごとに変えている。なお、『-アクア』のMCは男性はフジテレビの局アナ2名、女性は外部人材3名が曜日ごとのローテーションを組み、毎日男女2名ずつの割で担当する。また今回のリニューアルに伴い、天気コーナーキャスターを小野彩香に交代し、長野は『アクア』金曜日と『めざましどようび』のそれぞれメインMCに配置転換されることになった。2015年3月30日の放送からは、『アクア』のメインMCのローテーション制をやめて、牧野結美(セント・フォース。元静岡朝日テレビ)と立本信吾が1週間を通して担当することになった。牧野は2月にSATVを退職しフリー転身直後に『めざましファミリー』に仲間入りした。なお牧野は『めざまし』本編にも水-金曜日の「OH!めざめエンタNOW」のコーナーMC担当(月・火は高見侑里)でレギュラー出演する。さらに、この改編と同時に『めざにゅ〜』時代で使用されていた「これからおやすみになる方もそしてお目覚めの方も時刻は×:××(開始時刻)になりました。○月○日○曜日、『めざましテレビアクア』の時間です」の台詞が牧野に継承する形で復活した。『めざにゅ〜』時代は4時台のみ使用されていたが当番組は5時台にも言うようになった。2008年から出演し、2012年4月にメインキャスターとして出演していた加藤が、2016年4月3日から『スポーツLIFE HERO'S』(日曜版)を担当、さらに5月にはフジテレビを退社しフリーアナウンサーになることに伴い、2016年4月1日に番組を降板した。この加藤の降板により、同年4月4日に番組をリニューアル。メインキャスターにはこれまで情報キャスターを担当していた永島優美が昇格した。このリニューアルに伴い、スタジオセットが4年ぶりに一新され、1994年の放送開始以来使用していた太陽のロゴが4年ぶりに復活している(ただし、『アクア』やデータ放送の画面、「きょうのわんこ」など変更されていない箇所がある)。めざまスカイは『アクア』や一部コーナーを除き使用されなくなる。番組開始から1997年頃までは平均視聴率は2 - 3%程度(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯。以下略)と苦戦していた。しかしその後徐々に上昇していき、2004年2月9日放送分で初めて時間帯民放1位を獲得した。2005年6月、2006年7月、2009年1月、同年10月から11か月連続で同時間帯の月間視聴率1位となっている。2006年後半から一時期は『みのもんたの朝ズバッ!』(TBS)の躍進や『ズームイン!!SUPER』(日本テレビ)の復調の影響により、時間帯民放3位に転落していた。2009年に番組開始以来初めて第2部の年間視聴率が同時間帯1位を記録した。そして翌2010年も年間視聴率1位を獲得、この結果2011年3月に『ズームイン!!SUPER』を打ち切りに追い込んだ。2011年4月に日本テレビが『ズームイン!!SUPER』の後継番組として開始した『ZIP!』が立ち上げ当初、不振であったため、一時本番組が独走状態となっていた(13%台を記録した日も複数あった)。そして、2011年7月18日放送分の第2部短縮版(6:30 - 8:00)で最高平均視聴率となる17.2%を記録。これは『2011 FIFA女子ワールドカップ 日本×アメリカ』決勝戦直後かつ日本優勝直後の放送だったため。2011年後半 - 2016年1月の第2部の視聴率は10%前後程度であった。日によっては『Oha!4 NEWS LIVE・第2部』や『ZIP!』(何れも日本テレビ、前者は日テレNEWS24製作)を下回る日もある。また、2014年4月以降、『Oha!4 NEWS LIVE・第2部』が同年4・5月に2か月連続で月間で時間帯首位になったり、同年6月以降『ZIP!』が時間帯首位になる日が増加して同年9月の第1週には週間平均視聴率が同番組を初めて上回っている等、日テレの朝の情報2番組の躍進により状況が変化しつつあった。その後2016年に入ると、『ZIP!』が2016年2月1日週から22日週まで4週連続で週間平均視聴率で横並びトップを獲得し、同年2月月間(1日から28日まで)の平均視聴率は9.3%を獲得し、番組開始以来初めて月間平均視聴率で同時間帯単独首位を獲得し、本番組は首位から陥落した。さらに同月3月以降の平均視聴率(平均視聴率は3月・9.1%、4月・9.5%)でも、『ZIP!』が同時間帯首位に立っている。同年4月20日以降、『グッド!モーニング』に敗戦することもある。同年上半期では『ZIP!』に初めて上半期平均視聴率同時間帯民放トップの座を譲った。2016年春頃からの第2部の平均視聴率は8% - 9%程度で、時間帯順位では、NHK総合テレビ・テレビ東京を除く2~3位のポジションとなっている。平日、土曜、アクアに関わる、チーフプロデューサー(1)、プロデューサー(6)、プログラムディレクター(10)、ディレクター(120)、アシスタントディレクター(70)(カッコ内は人数、2014年現在)という「番組制作に携わるスタッフ全員が、いつでもまんべんなく同じ情報量を得られる仕組みづくり」として、反省会やネタ会議の議事録をメールで送る仕組みを導入している。 月:お花プレゼント 火・水・金:いただきま旬 木:伊野尾慧のいのお飯 月:The 軽部真一 火:スゴ撮 水:宮司愛海の広人苑(隔週) 水:エンタ ミカミッション(隔週) 木:イノ調 金:ローラの休日~キレイになれる健康ごはん~ほか特記以外はフジテレビアナウンサー。ここでは、番組内で中継が入る場合に登場するアナウンサーを列挙している(2008年10月時点)。太字は現職の中継担当アナウンサー。※は『FNS27時間テレビ』出演経験者。地方局からの中継では、右上に各地の名物・人物などに扮しためざまし君が表示される。以前は毎日2局ないしは3局の担当アナウンサー達が登場していたが、2008年9月まで唯一あった火曜の定時中継コーナー「くらたびごはん」が終了し、定時中継コーナーが廃止された同年10月以降は彼らの登場回数が少なくなった。また退社により担当アナウンサーがいない局もある。ただし祝日企画(秋季の紅葉中継など)および春季の桜中継などに、不定期で登場する場合がある。一部の者は『めざましテレビ公認 わがまま!気まま!旅気分』(FNS各局制作、BSフジおよび地上波該当地域で放送)にも出演することがある。なお、担当経験者の内、森脇健児は地方局も含めて唯一アナウンサー以外の担当者である。また以下の内、柳沢剛(2006年3月降板)・高橋巨典・坪内一樹(ともに2007年3月降板)は「めざまし地方アナBIG3」と呼ばれており、柳沢・高橋は大塚の不在時に、坪内は軽部の不在時にそれぞれ代理キャスターの担当経験がある。フジテレビ系列局がない都道府県は、以下の系列局が中継を担当。全員モデル、タレント。全員モデル、タレント。全員モデル、タレント。現在(2014年3月31日 - )。なお、歴代テーマ曲を集めた「めざましSONGS」、バイオリニストの高嶋ちさ子らが演奏した「めざましクラシックス」が発売されている。スポーツ競技の海外中継により放送時間の変更が行われることがある。第46回衆議院議員総選挙投開票日の翌朝である、2012年12月17日(月曜日)7:00 - 11:30に『ニッポンの選択・ビギンズ』と題し、本番組と『とくダネ!』の合同選挙特別番組が放送された。なお、番組表・編成上は本番組第2部7時台・『とくダネ!』・『ノンストップ!』の3番組の番組内特番としての扱いであり、各番組の通常時ネット局・放送時間での放送となった。フジテレビ開局55年および番組開始20年を記念して、2013年10月5日(土曜日)19:00 - 20:54(JST)に『開局55周年特別番組 20周年めざましテレビ・夜の大同窓会! ウラ側すべて見せます&超豪華じゃんけん祭り』と題して初めてゴールデンタイムに生放送した。番組内容は歴代の女性キャスターによる座談会など。ゲストにももいろクローバーZとゴールデンボンバー。高島が第1子妊娠を報告したほか、大塚が番組終盤に生電話出演した。コーナーは通常の朝の放送でも行われている「めざましじゃんけん」もこのスペシャルでも休止せずに行われた。他にゲストのももいろクローバーZとゴールデンボンバーの生ライブも行われた。1998年9月2日、「それ行け!キクマ」のコーナーに出演していた菊間千乃が災害時に高所から脱出する避難器具の体験リポート中にマンション5階(地上約13m)の窓から落下、地上のマットに叩きつけられ、全治3カ月の重傷(腰椎の圧迫骨折)を負う事故を起こした。警視庁西新井署は、菊間につけたベルトのフックの固定が不十分だったことが原因とみている。
出典:wikipedia
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