広島岩国道路(ひろしまいわくにどうろ)は、広島県の廿日市市から大竹市に至る国道2号のバイパスである。西日本高速道路(NEXCO西日本)が一般有料道路として管理している。国道2号の交通混雑の緩和を図るため、一般有料道路として建設された道路である。また、山陽自動車道に並行する一般国道自動車専用道路となっている。山陽道の本線と連続しており、事実上山陽道の一部のように機能している。この区間は裁判での和解の結果、山陽道を別途建設することが地元住民と協定されているが、当初の山陽道の建設計画は地元住民の反対で撤回され、現時点で建設される予定はなく計画は事実上消滅している。道路の規格が第1種第3級であるため、最高速度が80km/hに指定されている。なお、廿日市JCT-大竹JCTは アジアハイウェイ1号線にも指定されている。当初「広島岩国道路」は、日本道路公団によって広島県廿日市市から山口県岩国市に至る一般有料道路として計画された。1990年までに廿日市市から大竹市までの区間が開通したが、1994年に大竹市から岩国市に至る地域高規格道路岩国大竹道路が新たに計画されたことから、2000年に広島岩国道路の大竹市以西の区間の事業は廃止された。当初の広島岩国道路の大竹市-岩国市間の計画では瀬戸内海側を通る予定となっていたが、岩国大竹道路ではやや内陸部に移され国道188号岩国南バイパスに直結する形に変更された。将来は広島南道路と接続し、広島市中心部に連絡する予定。24時間交通量(台) 道路交通センサス料金車種区分は高速自動車国道と異なり、普通車、大型車および特大車の3つである。高速自動車国道における軽自動車等と中型車は、普通車に区分される。距離単価は、普通車で34円/kmまたは43円/kmと高速自動車国道普通区間(24.6円/km)より割高であるが、2014年4月から当面10年間の予定で、ETC車に限り普通区間と同等にまで引き下げられている。全線利用時の普通車料金は、非ETC車で770円、ETC車で430円。山陽自動車道との連続利用で廿日市JCT - 大竹JCT間を通過する経路の料金を計算する場合、前後の高速自動車国道の距離を通算して高速自動車国道の料金を算出し、広島岩国道路の料金を加算する。2014年3月以前にも、高速道路利便増進事業を活用した割引として、料金水準の引き下げが行われていた。一般有料道路であるため当初は時間帯割引の対象外であったが、2006年4月1日から山陽自動車道と同内容の割引(深夜割引・通勤割引)が導入された。緊急総合対策・生活対策による時間帯割引(深夜割引拡充・平日夜間割引・休日昼間割引/休日特別割引)も対象になった。2014年4月以降は、深夜割引と休日割引を実施。通勤割引の後身である平日朝夕割引も対象になる。普通車でも、高速自動車国道(5区分)で中型車に該当する車は、休日昼間割引・休日特別割引・休日割引の対象にならない。
出典:wikipedia
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