パズル通信ニコリ(パズルつうしんニコリ)とは、1980年に創刊された日本で初めてのパズル専門の雑誌である。発行者は同名の出版社、株式会社ニコリ。創刊当時は不定期刊で、その後季刊、隔月刊、月刊を経て1999年9月からは季刊。カックロ、ナンクロといった海外のパズルを紹介するほか、スリザーリンク、へやわけ、ぬりかべなどのオリジナルのパズルを発表している。他のパズル雑誌と異なり、掲載されるパズルのほとんどは読者による投稿作品である。また、判型も月刊時代を除き縦長であるB5変形と特殊なものになっている。販売は直販に頼り(ニコリの項目も参照)、創刊から数年間は取り扱う書店も少なかった。また創刊から一貫して通常の雑誌に見られる広告は載せていなかったが、35号以降は例外もあるがパズル関連の広告に限り掲載が認められている。また、芦ヶ原伸之のパズルに関するエッセイの連載(2004年6月まで)や、最新の立体パズルに関する情報を掲載するなど、クロスワードなどに偏らないパズル全般の専門誌としては現在日本で唯一の存在となっている。この雑誌のタイトルは、1980年5月に発行された創刊準備号(タイトルは「パズルの雑誌」)の中で募集された。しかし、結局は後述する鍜治真起がタイトルを考案した。ニコリ (nikoli) とは1980年のアイリッシュ2000ギニーを勝ちエプソムダービーにも出走を果たした馬で、その名前はロシアの皇帝「ニコライ」に由来している。ニコリ社長の鍜治真起は1995年にウルグアイで飼われていたこの馬を訪ね、『本屋さんに行くと言ってウルグアイの競馬場に行った』ISBN 4816412433 を著している。近年は単発開催のものが多く、以下は毎号行われているものである。後記を除き、「天」部分に柄が印刷された箇所にまとめて掲載されている。主に動物を擬人化したキャラが随所に描かれている。発行社及び本誌と同名のニコリ以外は五十音順に記した。2000年に発足した同社の愛好会である。この時期は9月を起点とした年間での会員制度であり、毎年6月発行の「パズル通信ニコリ」にて告知が行われた。また、会員には主に以下の特典が行われた。2008年9月以降、3ヶ月単位での会員募集(9月期、12月期、3月期、6月期)に改められ、常時入会手続きが可能になった。また、会員特典は以下の点が変更された。再び9月のみを起点とした年1回の会員募集制度に改められ、入会手続き期間も限定され、従前の9月期以外の会員は順次9月起点会員へと移行された。会員特典も以下の点が変更された。
出典:wikipedia
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