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THE ビッグオー

『THEビッグオー』(ザ ビッグオー)は、1999年10月13日から2000年1月19日までWOWOWで放送されたロボットアニメ。2003年には続編『THE ビッグオー second season』が放送された。記憶を失った街「パラダイム・シティ」で、ネゴシエイターとして働く男、ロジャー・スミスと、彼が乗り込む巨大ロボット、ビッグオーの活躍を描く作品。1960年代、1970年代のロボットアニメや特撮へのインスパイアが作品の味となっている。当初は全13話・未完で終わる予定だったが、アメリカでの好評を受けて第2期が製作された。本作では巨大ロボットを“メガデウス”と呼称する。“メガ”は"巨大・大いなる"、“デウス”とはラテン語で"神"を意味する。従来のアニメであれば当然設定されている、ロボットのサイズや重さといった数値的な設定は公開されていない。この物語で最強のメガデウス群。全ての機体に共通して「巨大な前腕の途中から細い上腕がついている」という特異なシルエットをしている。その前腕には各機の特徴となる装備がされている。メモリーではアーキタイプやリヴァイアサンと闘っている。ドミュナス(ラテン語で主の意味)と呼ばれる操縦者が乗り込み、駆動させる。ただし、メガデウスはドミュナスを選ぶ意志を持っており、単なるロボットとは一線を画している。場合によってはドミュナスを自身を動かすためのパーツとみなすこともある。事実、ロジャーやアレックスは取り込まれそうになりアランはドミュナスと認められずに取り込まれ殺されている。真のドミュナスはロジャーだけである。起動時に「CAST IN THE NAME OF GOD. YE NOT GUILTY. "(我、神の名においてこれを鋳造する。汝ら罪なし)"」という言葉がモニターに表示される。この言葉は、12世紀ドイツの死刑執行人が持つ刀剣に刻まれたものと同じという設定。その回によってまちまちだが、格納庫から現場に呼び出すには「(機種名)、ショータイム!」、動かすには「(機種名)、アクション!」とドミュナスが叫ぶ。シュバルツバルトの場合ではドイツ語で言っている。またこの掛け声に合わせ、各々起動ポーズをとることもある。主に陸戦型、海中型、飛行型に分かれている。ザ・ビッグの一機種。機体色は黒。対地戦闘用の装備を持つ。「黒いメガデウス」。全身に銃火器と光学兵器が満載され、自分の十数倍の大きさのメガデウスを持ち上げるほどの怪力を誇る。また、太い両腕にはぶ厚い装甲シールドが備えられており、これを前面に構える(ボクシングのピーカブースタイル)ことでほとんどの通常兵器をガードすることが出来き、ビーム系の砲撃も弾くことができる。ネゴシエイターのロジャー・スミスをドミュナスとし、パラダイム・シティで起こるメガデウスの事件を解決する。パラダイムシティは物語の舞台となる場所である。過酷な環境から避難するため、街の大部分は大小のドームに覆われている。しかし、ドーム内に住むことを許されるのは富裕層のみであるため、それ以外の人々はドームの外の廃墟をスラム街「アウト・オブ・ドーム」として暮らしている。全パラダイムシティはドームを建設したパラダイム社に支配されている。ドーム内は人口太陽が設置されている。木々や動物は失われたメモリーとして、宝石と同じくらい価値がある。人間とアンドロイドが共存している。パラダイム社は電力会社であり、街のあらゆる企業、自営業者の親会社であり、市民にとっては神にも等しい存在である。巨大な本社ビルは街の中心部「セントラルドーム」にそびえ立つ。キリスト教を主体とする文化は否定されており、教会は廃墟となっている。クリスマスもパラダイム社の創立記念日ヘヴンズデーとされ、クリスマスプレゼントもパラダイム社の“施し”が変容したものとされる等、宗教や生活習慣さえも支配している。一方で、パラダイム社社長アレックス・ローズウォーターのドーム外の人々を軽蔑する考えのためもあり、ドーム内外の軋轢は消えることがない。パラダイムシティは100年後のマンハッタンにあるという設定で、劇中にもジョン・F・ケネディ空港の廃墟(JFKマーク)などが登場する。しかし「アイルズベリ」などイギリスの地名も登場。英語を公用語として使っている。「ドイツ人」など人種の区別があるようだが、フランス語やロシア語など、文字の情報は失われている模様。しかしヨシフラ・ヤカモトインダストリーでは漢字が堂々と使われている。パラダイムシティの特徴として、街全体が記憶喪失であることがあげられる。40年前に起きた、メガデウスを用いたジェノサイドと見られる「何か」のために、それ以前の記憶、資料の大半を失ってしまったのである。この失われた記憶は通常「メモリー」と呼ばれる。街の上空、晴れることのない厚い雲の上には巨大な舞台照明が存在しており、ダストンやエンジェルの幼少時の記憶も、誰かが誰かを演じているもので、メモリーとは見せかけの作り物だった。シュバルツバルトによると、この世界の全ての原因はメガデウスの存在であり、ゴードンによると、40年前以前の記憶など初めから誰も持っていなかったこと、メモリーはエンジェルだったと言い、ビッグイヤーによると、「この街は40年前の記憶を失くしたという設定で創造された舞台であって、メモリーの有無などナンセンスである」と言及された。地下空間は非常に恐れられており、一般人は容易に近づかない。地下の奥深くはネクロマンディオと設定されており、歯車やゼンマイなどの機械仕掛けで作られ、メモリーの原因となったちっぽけなセットが置かれ、集合的無意識が存在する。パラダイムシティの全ての住民は本当は真実を知っているが、舞台の上では忘れているだけである。しかし時折、ふとしたはずみにキャラクターは舞台の上では知らないことになっているメモリーを思い出し、それを行動に移したり、話したりする。エンジェルが『メトロポリス』を著し、この世界を演出していたと思われるが、ビッグヴィヌスの存在、メモリーに現れる戦争の顛末、ロジャー・スミスの正体など謎のままで、ゴードンの語る話もどこまで本当なのか分からず、パラダイムシティが再生されたところで物語は幕を下ろした。さとうけいいちは『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』の制作を終え、『ジャイアントロボ』とは異なったアプローチでロボットを描こうと試み新たな玩具販促アニメを企画した。当時は超合金魂のようなレトロかつハイターゲットな玩具が発表されており、本作も大人を対象とする玩具化を目指した。その際に大人を取り込むために意識したのは1960年代の海外ドラマや昔のイギリスのスパイものだという。インタビューなどで顕著に表れるのが、デザインワークス等で「Batman The Animated Series」に非常に影響を受けたという点である。『新世紀エヴァンゲリオン』のような「過度のディテール」や『機動戦士ガンダム』のような「設定偏重」であることを避け、シンプルな描線のテイスト、カートゥーンの基本的なスタイルを目指し『スタートレック』のようにいくらでも話が作れるような自由度のある作品を目指した。こうして玩具販促アニメとしてプレゼンテーションをしたところ、「保険がない。ガンダムっぽいデザインならまだしも」と言われ玩具化は白紙となり、バンダイビジュアルによる映像化にシフト。片山一良は映像ソフトを売る上でも本作は訴求力があると考えていたが、プロジェクト内では「リスクを負うぐらいならガンダムをやる」という空気が出てきたために、結局サンライズが自らリスクを負うことになり映像化プロジェクトは進行した。当初は全26話の予定だったが、全13話に短縮されて製作、放送された。このため、結末はセカンドシーズンを匂わせる形のものになっている。その後2000年、アメリカのCS系放送局カートゥーン・ネットワークでの放送によりアメリカでの展開が成功、DVDも全米で好セールスとなり、2001年秋にセカンドシーズンの製作が最終決定し、サンライズ、バンダイビジュアルのみだった製作陣にカートゥーン・ネットワークが加わる。監督によると米国のファンから「あなた方は続きを作らねばならない」とのメッセージが寄せられたとのこと。セカンドシーズンの製作にあたって、アメリカ側の「物語を完結させて欲しい」という要望を聞き入れている。セカンドシーズンはアメリカでは引き続きカートゥーン・ネットワークで放送された。日本ではUHFアニメとして2002年10月から2003年4月まで放送。10月から12月までは第1話から第13話までのリピート放送。翌年1月から3月に放送された第14話から第26話が正式なsecond seasonである。後年、日本のカートゥーン・ネットワークでも放送した。いわゆるfirst seasonでは謎に包まれた世界への明確な説明も無く、主要な登場人物の過去や正体については最後まで曖昧なままで伏線の回収もなされたとは言えない。13話で作品の魅力を語り尽くすのは到底無理であると考え、このまま終わらせるには忍びないことから続編を想像できる終わり方にした。その結果、米国にて放送された際に獲得したファンから伏線の回収を求める声が多く挙がりsecond seasonはその解決編としての役割も担っている。ただしすべてが説明されたわけではなく、多くの部分で視聴者の解釈に委ねられる結末を迎えた。桑田二郎など日本のオールド・コミック風にプラスして往年のアメリカン・コミックやカートゥーンを彷彿とさせる、スタイリッシュな画風が印象的な作品である。さとうけいいちによるとアメリカでは「ジェームズ・ボンド的」と言われたそうである。オープニングでビッグオーを含む登場メカが影絵で紹介される等、ウルトラマンシリーズへのオマージュを強く感じさせる一方、メカに関してはレッドバロンなど、昭和の特撮作品の影響が強い。タイトルの由来は、スーパーバイザーであるさとうけいいちが小学生時代に学級新聞に載せていた4コマ漫画に登場したロボットの名前である。当初は仮のタイトルとしてつけられていて、片山一良監督参画後「クロムガンナー」に決定しそうになったが、さとうけいいちの提案により「クロムガンナービッグ・オー」となる。1999年6月時点の企画書には「THEビッグオー」のタイトルが記されている。2009年9月にはさとうけいいち完全監修による「超合金魂 ビッグオー」が発売となった。( )内の邦題は、制作段階でテレビ欄に載せることを考えられていたが、テレビ欄に邦題を載せ、本編で英語の題名を放送するということは視聴者に混乱を招くことから、WOWOW側から却下されたもの。first seasonにのみ存在する。※話数はサブタイトル表記に準拠。second seasonの放送開始時、独立U局(2012年以降の県域地上デジタルテレビ局)ではfirst seasonを放送した後、そのままsecond seasonを放送した。バンダイビジュアルより発売。first seasonはVHS、LDも同時に発売。ビクターエンタテインメントより発売。ビッグオー作品そのもののゲームはないが、スーパーロボット大戦シリーズやサンライズなどのゲームに登場している。

出典:wikipedia

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