『みつめてナイト』はコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)発売のPlayStation用恋愛シミュレーションゲーム。『サクラ大戦』のレッドカンパニー(現:レッド・エンタテインメント)と『ときめきメモリアル』のコナミによる共同開発により作られた。脚本・設定は田村純一。キャラクターデザインはセガサターン版『サクラ大戦』にてサブキャラクターデザインを担当した竹浪秀行。売り上げは16万本程度と『ときめきメモリアル』の50万本には及ばなかったものの、雑誌『週刊ファミ通』において高く評価され殿堂入りを果たしている。のちに『みつめてナイトR 大冒険編』という続編が発売される。こちらはジャンルがRPGになっており、前作とのストーリーの繋がりはなく、キャラクターは同一でありながら異なる世界観を展開した作品になっている。主人公は東洋人で、以下の通り恋愛と戦争の両面から成り立つ目的を目指すこととなる。恋愛の部分に関してはデート中にとんでもない選択肢が登場したり、ストーリーの最後で告白してきた女の子を振ったり、ストーリー中の主人公の行動次第で女の子が強制的にゲームから排除される(テロの犠牲や事故などで)点が特徴的。また、戦争終結後に制定された法律により外国人傭兵である主人公は(たとえ聖騎士の称号を得ようとも)国外退去のため、グッドエンディングでもヒロインと(再会を誓いつつも)別れることになる。戦争の部分に関しては、その背景に関して詳細な設定が存在するが、普通にプレイしていても知ることのない部分が多く、これらを知るにはゲーム内で確認できるウィークリートピックスや用語集を調べる必要がある。ドラマCDが全4巻発売されている。こちらではライズ・ハイマーを主人公として物語が描かれており、舞台背景に関する詳細をライズの側から知ることができる。傭兵騎士団ヴァルファバラハリアンを率いて、主人公の属するドルファン軍に戦いを挑んでくる。ヨーロッパ以外にも世界全体が現実の中世を模しており、世界地図や地域、国家の特徴も相似している。戦争の主役が、騎士から火器へ移行する過渡期を描いている。そのため、現実の歴史区分としては、正確には中世というよりも近世に近い。また、地下資源を用いた産業が存在し、財閥といった企業体が存在することから、産業革命前後ともとることができる。このような例が他にも多々あるため、本作における一貫した歴史を捉えることは難しい。欧州南部地方。元は「大トルキア帝国」であったが、内乱の後に7つに分かれた。隣接しているのはオースティニア地方。マルタギニア海に面し、トルキアとオスティニアの間にはトルキア内海が存在する。竹浪秀行による作画の漫画版が『月刊ドラゴンジュニア』に連載されていた。単行本は『角川コミックス・ドラゴンJr.』より全1巻。1997年10月12日より1998年4月5日まで、「ソフィアの純愛」というラジオ番組が文化放送で放送された(放送枠日曜日夜21時30分~22時(JST))。ドルファン王国のソフィアから、心の電波でリスナーのラジオに送っているという設定の番組。ソフィア役の小西寛子がソフィアとしてパーソナリティを務めた。ソフィアとしてはがきを読み、これに対する感想を述べたり、一種独特の雰囲気を醸し出している内容のフリートークなどが展開された。毎回、一曲放送するコーナーがあり、歌の歌詞を朗読していた。他にはソフィアや他のキャラクターのモノローグを綴ったミニドラマのコーナーもあったが、これはCDに収録されていない。最終回はゲームと同様に爆弾テロが発生。ソフィアは病院のベッドの中、意識だけでリスナーに語りかけるという設定で別れを惜しんだ。
出典:wikipedia
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