斉藤始(さいとう はじめ)は、アニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』、テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト2』、アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』の登場人物。演じた声優はささきいさお(『さらば』、『ヤマト2』)、東地宏樹(『星巡る方舟』)。実写映画版『SPACE BATTLESHIP ヤマト』での俳優は池内博之。姓名の表記については、松本零士の漫画版では「斎藤一」、PS版『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』では「斎藤始」と、作品によって揺れが生じているが、姓は「斉藤」、名は「始」が正しい表記である。2017年公開予定のハリウッド実写版『STAR BLAZERS』で監督を務めるクリストファー・マッカリーには、好きなキャラクターに沖田十三と並んで挙げられている。柔道、空手、レスリングなどを合わせて23段の段位を持つ、武道の達人。巨躯で言葉の荒い大食いのバンカラ男だが、気風が良く部下の信頼も厚い。地球防衛軍の第12太陽系外周空母機動部隊に所属する、空間騎兵隊第1機甲師団の中隊長として登場。乗船時は佐渡酒造が「スカウトした」と言っていたが、実際はヤマトの行動を見守っていた藤堂平九郎の命令を受けており、部下30名を率いてヤマトへ乗艦した。テレザート星上陸作戦やデスラー艦での白兵戦、都市帝国への突入戦で獅子奮迅の活躍を見せた。最期は都市帝国の動力炉に真田志郎とともに残り、動力炉へ爆弾を取り付ける彼を援護しながら全身に銃弾を浴びたことで、立ったまま戦死を遂げた。『さらば』での基本設定に加えて武将然とした雰囲気や三枚目な人物像が強調され、佐渡酒造と豪快に酒を飲みあうなどのコメディタッチのシーンで重宝された。カットされたシーンでは、無重力状態で森雪に抱きつこうとして投げ飛ばされるシーンがある。第11番惑星基地の守備隊長として登場。基地がコズモダート・ナスカ率いる白色彗星帝国前衛艦隊に奇襲攻撃を受け、部下の大半を失ったところをヤマトに救出されて乗艦することになる。初めて戦いに敗れたという屈折した心理や軍種の違いに起因するギャップにより空間騎兵とヤマトクルーの間にはトラブルが耐えなかったが、戦いの中で次第に打ち解けていく。バルゼー艦隊との決戦前には、第11番惑星の探査命令を発令した古代進に男気を感じる。要塞都市へ突入して動力炉爆破のために1人で残る際、年下の古代のことを兄貴のように思っていたと告げるまでになっていた。最期は片手で機関銃を撃ちながら爆弾を動力炉へ取り付け、起爆させて戦死を遂げた。ヤマトのイスカンダルへの航海に空間騎兵隊員として乗艦し、白兵戦担当兼MPとして部下たちと共に活動。「きっつぃよなぁ」が口癖で、当初は古代と仲が良かったわけではなく、ガミラス兵に乗り移られた際に麻酔銃で気絶させられた後、彼と打ち解けた。ブラックタイガー隊員や部下たちと共にガミラスへの強行着陸を行い、航海の目的である放射能除去装置を手に入れるが、部下たちは全滅する。最期は敵中枢を爆破しようとする真田に同行して事実上特攻し、『さらば』とほぼ同様の戦死を遂げた。地球に残してきた母からは、八幡様のお守りを持たされていた。母から「弾が避けていく」と通信で言われた際は笑い飛ばしていたが、砲台のようにガミラス兵を足止めする際にはお守りを取り出し、弾が当たらないように祈っていた。アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』に空間騎兵第7連隊所属の空間騎兵隊員として登場。鹿児島県出身、27歳、階級は宙曹長という設定も追加された。上司の桐生悟郎とは家族ぐるみの交流があり、彼の娘の桐生美影からも兄のように親しまれている。巨躯に太い眉や長いもみあげなど容姿は旧作とほぼ同様であるが、左頬下には大きな十字傷が存在する。月面駐屯地で救助を信じながら力尽きた悟郎の死に涙したり、ヤマトの出航を見送った「ついで」に自分たちを回収したキリシマに乗艦していた土方竜へ喰ってかかるなど、自分の立場より人情や仁義を重んじる一面が描かれている。
出典:wikipedia
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