瀬戸石駅(せといしえき)は、熊本県八代市坂本町川嶽瀬戸石にある、九州旅客鉄道(JR九州)肥薩線の駅である。島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームとは構内踏切で連絡している。かつては有人駅で駅舎があり、急行「えびの」「くまがわ」の一部列車が停車していたが、現在は無人駅で普通列車のみの停車駅である。駅舎もなく、ホーム上に開業当時から使用されている待合室が置かれている。急行停車駅だった頃の名残で、待合室に国鉄時代に設置された「八代・熊本方面」と「人吉・湯前方面」の方面案内版が残っている。最初は木造駅舎が建っていたが1965年の水害で流失した。次に鉄筋の駅舎が出来たがこれも1982年の水害で流失した。その後、駅舎跡地は駐車場になり、ホーム上にプレハブの仮駅舎が置かれ、それを使用しての営業となったが、駅の無人化以降は駅舎が作られていない。1日平均乗車人員及び乗降人員は以下の通り。周辺にはほとんど民家がないが、対岸の楮木(かしき)にはまとまった集落があり、以前は球磨川最後の渡し船で結ばれていた。駅付近から階段で通じる河原が乗船場だったが、船が対岸にいるときは叫んで呼ぶ必要があった。渡し船の料金は1回150円だったが、集落住民は無料であった。船頭の高齢化と利用客減少により、2012年10月31日限りで廃止となった。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。