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超人機メタルダー

『超人機メタルダー』(ちょうじんきメタルダー)は、1987年(昭和62年)3月16日から1988年(昭和63年)1月17日にかけてテレビ朝日系で毎週月曜日19時00分から19時30分(第24話まで)、毎週日曜日9時30分から10時00分(第25話から)に全39話が放送された、東映製作の特撮テレビ番組、およびその主人公の名前。「メタルヒーローシリーズ」の第6弾。宇宙刑事シリーズ三部作、およびそのフォーマットを踏襲した『巨獣特捜ジャスピオン』『時空戦士スピルバン』を経た後、新たなヒーロー像を生み出すべく制作された。企画段階では『新人機バイクロイド』という仮題が付けられていた。メタルダーの左右非対称で赤と青を基調にしたデザインは、『人造人間キカイダー』の主人公、キカイダーを踏襲している。本作のプロデューサー、吉川進は『キカイダー』のプロデューサーも務めており、当初のインタビューでは「キカイダーを意識したものになると思います」と発言している。ただし、メインライターの高久進は『キカイダー』との関係について、「あれはもう14年も経っているし、質も内容も違うと思いますよ」と当時のインタビューで語っている。本作品では、「メタルヒーローシリーズ」としては初めてアンドロイドを主人公として位置付けている。これにより、後年の『機動刑事ジバン』や『特捜ロボ ジャンパーソン』など、ロボットを主人公とした作品の先鞭をつける形となった。主人公であるメタルダーは、内蔵された「自省回路」により人の心を持ち、自分の存在理由も知らないまま戦場へ赴くうえ、武器を一切使わずに素手で戦い、しかも第1話で敵に敗北するなど、従来の作品とは全く異なるヒーロー像として描かれている。敵組織であるネロス帝国も、ほかの特撮番組のように1回ごとに異なる敵怪人が1人ずつ登場するのではなく、第1話にして数十人もの軍団員が総登場した。また、軍団員の各自には様々な人間的ドラマが用意されており、個性豊富な彼らとメタルダーの交流が番組の重要な要素となっている。特筆すべきは第11話「勇者の追撃! 天空にそそり立つ巨人!!」で、この回はネロス帝国の軍団員であるビックウェインが実質的な主人公であり、本来の主人公であるメタルダーは、変身前の剣流星の姿では一切登場せず、冒頭と後半の戦闘シーンにのみ登場するという、前代未聞の仮面劇が展開されている。それと同様に第23話「トップは誰だ?!ピンからキリの大運動会」では、ネロス帝国内で繰り広げられる4軍団対抗の障害物競走に多数の軍団員が登場するコメディタッチの番外編がメインとなっており、メタルダーの登場シーンはその合間に並行して描かれるサブストーリーとなっている。本作がこのように悪玉のドラマを重視した原因は、商品展開にある。当時は『キン肉マン』『聖闘士星矢』などが流行しており、本作のスポンサーのバンダイは『キン肉マン』同様、本作も敵方のフィギュアを販売しようと画策したからである。こうして極めて意欲的に制作されたものの、宇宙刑事シリーズから続く従来のメタルヒーローと比較してドラマは重厚になり高年齢層やそれまでの視聴者以外からの支持を獲得した一方、メカニックやキャラクターが地味なため視聴者の大半を占める低年齢層には受け入れられなかった。そのため放送枠の移動に遭ってしまい、比較的従来の東映ヒーロー作品に近い内容の話やコミカルな話が混ざるようになった。しかし最終的には本来のハードな路線を堅持し、劇的な最終話をもって物語が締めくくられた。主人公の剣流星役には、本作がデビュー作となる妹尾洸が起用されている。瞬転後であるメタルダーの声は、第2話冒頭でのスプリンガーとのやり取りなど一部を除き、飯田道郎がメインで担当。さらには第9話から第14話・劇場版では瞬転前の声も飯田が吹き替えていた。瞬転する際の「怒る!」のフレーズも、番組開始当初は飯田の声によるもので、妹尾の声となったのは流星の声を再び妹尾があてるようになった第15話からである。桐原剛造役の藤堂新二や、北八荒役の河合宏など、過去に東映制作の特撮番組でヒーローを演じた俳優が起用された。また、第1話には往年の名優、上原謙が古賀博士役で出演したが、同話の脚本の出演者リストには上原ではなく浜村純の名が記されていた。ネロス帝国の軍団員の声は、数多くの特撮番組で怪人の声を当てていた渡部猛や飯塚昭三といった面々が複数の役を兼ねている。この2名とメタルダー役の飯田に加え、依田英助、森篤夫、桑原たけしが「声の出演」としてクレジットされているが、彼らが演じた役名は表記されなかった。ナレーターには、『ギャバン』や『シャリバン』のナレーターを担当した政宗一成が、本シリーズでは4作品ぶりに担当。脚本面では、それまでの5作品でメインを務めた上原正三に代わり、高久進がメインライターとして起用されたほか、藤井邦夫、扇澤延男などがサブライターとして脇を固めた。特に藤井は最終2話を手がけるなどの活躍を見せた。演出面では、小笠原猛がメタルヒーローシリーズでは初となるパイロット監督を務めた。前作までの演出陣が多く続投した一方、本作品より新たに三ツ村鐵治が参加し、以後も『ビーファイターカブト』に至るまで演出陣の主力の1人として、シリーズを支えた。また、アクション演出は金田治が別作品(『胸キュン刑事』)に移行したため、西本良治郎が担当した。キャラクターデザインには前作に引き続いて起用された雨宮慶太に加え、森木靖泰、岡本英郎、寺田克也といった面々が個性溢れるネロス軍団員のデザインを手がけた。EDでは雨宮以外の名前はクレジットされていないが、メインキャラクターデザイナーは、当時バンダイ側のデザイナーとして参加していた森木である。DVD-BOXの付録ブックレットにはそれを示唆する、「バンダイから持ち込まれた大量の軍団員のデザインに、雨宮さんが付け足して…」という記述がある。また、ブックレットに掲載されている軍団員表を見ると、各軍団長をはじめとする主要キャラクターは森木がデザインしていることが分かる。そして、『B-CLUB』15号の「新番組 超人機メタルダー」記事内には、「キャラクターデザインは森木靖泰。他に雨宮慶太など…」と明記されている。また、後に数々の東映特撮作品のキャラクターデザインを手がけた篠原保も本作品にはヘルプという形で参加しており、非公式ながらこれがキャラクターデザイナーとしてのデビュー作となっている。劇中音楽にはそれまでの5作品を手がけた渡辺宙明に代わり、横山菁児が起用された。後年の『特警ウインスペクター』で本作メインの音楽の数々が再び選曲されており、別作品のメイン楽曲の一部として起用されるという稀有な例となっている。日笠淳プロデューサーがサブプロデューサーからメインに昇格した作品でもあり、予告編の「こいつはすごいぜ!」という締めの台詞は彼の発案による。第二次世界大戦後、アメリカに渡っていたロボット工学の世界的権威、古賀竜一郎博士が42年ぶりに日本に帰ってきた。彼が帰国したのは、世界の影でうごめく死の商人「ネロス帝国」の存在に気付き、戦死した自分の息子の竜夫をモチーフにした人造人間「超人機」を甦らせるためである。古賀博士の帰国を知ったネロス帝国の帝王ゴッドネロスは博士を抹殺すべく、配下の四大軍団に出撃を命令した。四大軍団の攻撃により、古賀博士は負傷するが何とか秘密基地シルバーカークスにたどり着き、そこで眠っていたアンドロイドである超人機・剣流星を目覚めさせる。しかし、博士はシルバーカークスを守り、何も知らない流星に敵の存在と人の死を教えるために自らネロスの凶刃に倒れる。それを見た流星は怒りの叫びを上げ、全エネルギーを開放。超人機メタルダーに瞬転する。しかしメタルダーはその能力を把握できないまま、ヨロイ軍団長クールギンの刃に敗れる。傷つきながらも再び立ち上がるメタルダーは自らの存在を不可思議に思い、叫ぶ。「風よ、雲よ、太陽よ、心あらば教えてくれ! なぜ、この世に生まれたのだ!」と。こうしてメタルダーとネロス帝国との壮絶な戦いが始まった。前期エンディングでメタルダーがジャースの攻撃をバリヤーで防御しているシーンが存在するが、劇中でバリヤーは一切使用していない。新宿の超高層ビル群をも見下ろす巨大なビル(ハイテクビル)を本社とする世界的な大企業「桐原コンツェルン」を表の顔とする世紀末の悪の組織。株価の市場操作や兵器の密売によって多額の利益を得ており、経済面と軍事面の両面から世界を支配しようとしている。帝王ゴッドネロスを頂点として、ヨロイ軍団、戦闘ロボット軍団、モンスター軍団、機甲軍団の4軍団を持つ。地下に築かれた巨大闘技場ゴーストバンクを基地としており、そこから世界中に軍団員を送り込んでいる。作戦の援護や共同戦線に他の軍団が赴いたり、合同で訓練や演習を行ったりと軍団間の垣根はそれほど高くない。改造手術で強化されたサイボーグ及び強化服を着た人間から成る軍団。ただし強化服を脱いで人間の姿を表した例は一部に留まる。チューボ、ウォッガー、ガラドー、ジャムネはヨロイが引き継がれ、再登場を果たす。戦闘に特化したロボットの軍団。メタルダーの異母兄弟的存在。軍団長のバルスキー以下、意外にも人間味にあふれるメンバーが多かった。個々で様々な人格を持ち、軍規に違反してでも自分の意思を貫こうとする軍団員もいる。なお、ゴッドネロスは倒したメタルダ―を改造して新戦闘ロボット軍団の凱聖にする計画があった。ミュータントや合成生物から成る軍団。「口八丁・手八丁 卑怯未練恥知らず」をモットーとしている。兵器として改造されたため、成長は早いが寿命も短い。人間への変身機能を持つ者もおり、その機能を生かして一般社会での潜入工作を行った例もある。戦闘車両や兵器をモチーフとしたロボットから成る軍団。いずれも重装甲を誇る。他の軍団と異なり、暴魂以下の軍団員は量産され、号数で区別されている。世界各地での情報収集や破壊工作、他軍団の援護に回ることが多く、メタルダーとの直接対決は少ない。また、任務失敗者や反逆者の処刑も担当している。暴魂以下の軍団員は頭部の兵器ユニットの脱着が可能であり、ドランガーやメガドロンも作品中で確認はできないが、玩具では脱着が再現されていた。以下、括弧内はモチーフとなった兵器である。劇中、名称不明の軍団員も数多く登場している。モンスター軍団軽闘士ヘドグロスの吹き替えは、西川幾雄が担当したと「ぷろだくしょんバオバブ」の関係者が証言。なお、ビデオ版の裏ジャケットのキャスト欄や「宇宙船別冊 超人機メタルダー」には龍田直樹と表記されている。各ストーリーで台詞が一言のみの場合は、本来の役以外の声優があてることがあった。例えば、第8話ではガラドーを飯塚昭三、バンコーラを依田英助が担当しているが、初期の数話ではバルスキーやクールギンの声を飯田道郎が担当していた。※参考文献:『宇宙船別冊 超人機メタルダー』、『宇宙船』vol.41(1988年4月号)特番などによる放送休止は以下の通り。テレビ版と同タイトルで、東映まんがまつりの一編として1987年7月18日に公開された。脚本は高久進、監督は冨田義治。北八荒が登場せず、ザケムボーが生きていることから、時系列的には第14話と第15話の間に位置する。主要軍団員として、豪将タグスキーと豪将タグスロンが登場する。「超人機メタルダー DVD-BOX」及び「超人機メタルダー VOL.4」の映像特典や、2007年12月7日発売の「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX」及び2009年11月21日の「東映特撮ヒーロー THE MOVIE Vol.6」に収録されている。

出典:wikipedia

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