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野比のび太

野比 のび太(のび のびた)は藤子・F・不二雄の漫画およびアニメ作品『ドラえもん』に登場する架空の人物。漫画作品『ドラえもん』の副主人公。野比のび助と野比玉子の一人息子。8月7日生まれ。東京都練馬区在住の小学4年生。アニメでは小学5年生だが、放送初期は小学4年生だった。時間経過による成長は基本的にない。原作で唯一、全話登場している。勉強は駄目、スポーツも駄目、何をやらせても冴えない少年。物語は彼の不幸な将来を変えるために、未来の子孫であるセワシからドラえもんが送られたことから始まる。以降、困りごとがあったり、トラブルに巻き込まれるとドラえもんに泣きつき、ひみつ道具に頼ろうとする。それに応じて出したひみつ道具を応用することに関しては、時折天才的なひらめきを見せるが、結果的に失敗することの方が多い。一人称は基本「僕」だが、高校生では「俺」を使っていた。大長編シリーズおよび映画シリーズでは上に述べた欠点もあるにはあるが、これをカバーして余りある勇敢な少年として描かれる傾向がある。このことは作品内でもスネ夫に、「のび太は大長編だとかっこよくなる」という旨のセリフを言わせている。テーマソングとして「のんきなのび太くん」(作詞:ばばすすむ、作曲・編曲:菊池俊輔、歌:小原乃梨子)と「のび太くん0点」(作詞:マイクスギヤマ、作曲・編曲:沢田完、歌:大原めぐみ、セリフ:水田わさび) がある。前者はテレビアニメ第2作1期、後者はテレビアニメ第2作2期の曲となっている。丸顔に大きな眼鏡をかけている。ごく平凡な顔立ちで、髪型も特徴なし。「ぼくの顔はどうして漫画みたいなんだろ」と自分でも自分のぱっとしない顔を気にしている。父・のび助よりは母・玉子に非常に似ている(近視も母譲り)。しかし、父・のび助の少年時代の顔はのび太に瓜二つであることから、のび太の顔は父親似であるとも言える。それどころか、野比家代々の先祖の少年時代の顔はそろってのび太に酷似している(つまり顔立ちは全ての直系長男が特徴として受け継いでいることになる)。近眼で眼鏡をかけている。眼鏡で光を集めて恐竜を撃退するなど、眼鏡に凸レンズを使用しているかのように描かれた作品がある。原作では、25年後ののび太は眼鏡をかけておらず、近眼は大人になってから治ったという。しかし、アニメでは大人になっても眼鏡をかけたままになっている。眼鏡を取った顔は非常に小さい目をしており、この点は母親似である。のび太の父方の先祖や子孫が丸く大きな目(白目の部分が眼鏡のフレーム並みに大きい)であるのとは対照的である。就寝中に目を覚ました直後などには、眼が「3」や「ε」のような形をすることもある(いわゆる「寝ぼけまなこ」の状態)。連載初期においては鼻が尖っており、その尖り具合は、未来の姿として描写された青年以降で特に顕著であった(このため青年以降ののび太の顔は、連載初期と中期以降で大きく異なる)。身長はジャイアンより低く、スネ夫より高い。他のクラスメイトたちと比較しても平均的な体格だが、やややせ気味。129.3cmのドラえもんと比べると高身長。大人ののび太の身長は176.9cmである。未来ののび太は中年期以降には父ののび助のような外見になっており、56歳になったのび太は眼鏡を外している。テレビアニメ第2作1期で大人ののび太は少年時代の特徴を残したまま大人になった印象で、細身で眼鏡をかけているが、テレビアニメ第2作2期における大人ののび太は原作に準拠したキャラクターデザインになっている。原作では細身の大人のび太と中年太りのび太も登場する。衣服については、原作ではしばしば変更されていた。テレビアニメ第2作1期では、基本的に紺の半ズボンに黄色のシャツを毎回着用している(一部の例外を除く)。テレビアニメ第2作2期ではほぼエピソードごとに服装の色が異なる。明るい性格でゆとりがあり、温厚で優しく、他人を深く思いやる心を持っている。臆病者だが正義感は強く、誰かを助けるために勇気を振り絞って危険に立ち向かうことも多い。小さなイタズラはともかく、暴力的かつ理不尽な言動はやろうと思ってもできず、ドラえもんから「きみが悪者になろうなんて思うのが無理なんだよ」と親しみを込めて言われたこともある。しずかの父は「他人の幸せを共に喜び、他人の不幸を共に悲しむことのできる人」とのび太の性格を称賛している。のび太は、父・のび助をプロの画家にすれば裕福な暮らしができると考えて、タイムマシンで過去の世界に行き、学生時代ののび助にプロの画家へのチャンスを与えようとしたことがあるが、その結果自分はこの世に誕生しなくなる(のび助が別の女性と結婚することになるためタイムパラドックスが起きる)とドラえもんから知らされても、「パパが幸せになれるなら僕はそれでも構わない」と泣きながら言ったこともある。彼の優しさを知る者からの人望は厚く、のび太を慕う者たちの中にはのび太を深く想い、自らが消えることになってでものび太を守ろうとする者も多く、その姿が描かれているエピソードもいくつかある。こうしたのび太の優しさを語る上で外せないのが、のび太のおばあちゃんの存在である。幼稚園の頃に亡くなってしまったが、のび太自身は鮮明に覚えているほどのおばあちゃん子。とても優しく、のび太が泣いていると必ずどこにいても飛んで来てくれた。それは病床についた後も変わらず続いた。人を疑うことを知らない純粋無垢な性格だが、そのためしばしばジャイアンやスネ夫に騙され、エイプリルフールともなると友人達から集中的に嘘をつかれるターゲットにされる。普段は頼りないが、大長編シリーズではときにジャイアン以上の根性を見せて大活躍し、地球の危機を救うことも少なくない。大長編のキャラとはすぐに仲良くなるなど社交的な一面も見せる。自然や動物を愛でる気持ちは人一倍強く、学校の裏山が大好きであり、またそれらに関しての好奇心も強い。捨て犬や猫などを放っておけず、動物の方からもよく懐かれ、犬やネコの他、アリや幼木、恐竜、果ては石ころや台風、雪(雪の精霊)や山(学校の裏山の心)にまで慕われたこともあった。また、絶滅寸前のニホンオオカミを救ったり絶滅動物のための島を作ったりし、『ドラえもん のび太と雲の王国』ではこれらの行動が結果として地球を救うことにも繋がった。動物を傷付ける者に対して怒りを露わにすることがあり、『ドラえもん のび太の南海大冒険』では地球上の生物を軍用の改造生物に作り上げ、様々な時代に売り飛ばそうとしている時間犯罪者達に激しい怒りを見せており、拳銃で生物の改造装置を破壊した。竹を割ったようなさっぱりした性格で大体、細かいことにはこだわらない(流石にかっこいいものや流行っているものには目がない)。勉強もスポーツも苦手だが、物事を楽しむのが得意で想像力にも長けており、ドラえもんの出す道具を器用に使って様々な空想を実現させて友人達を楽しませることも多い。その空想の豊かさは、普段はのび太をバカにするスネ夫とジャイアンも賞賛を送る程のものである。道具を使いこなすことについては非常に応用が利き、持ち主のドラえもんにも幾度となく「道具の使い方に関しては君は天才だ」などと言われている。中学時代・高校時代の自分自身と、学業成績不振の責任をなすり合う事態になっても「高校まで行けることは確かになった」とポジティブに思考していた。反面「幼稚園のプール」と言われただけで「子供を泣かして追い出される」ところまで想像するなどネガティブな思考をしてしまうことも多い。ドラえもんや彼の持つひみつ道具に頼りきりだが、時としてそれを反省し、自分に降りかかった問題や困難などを自力で解決するべく諦めずに奮闘することも多い。特に道具を悪用して失敗してしまった際などは自責の念に駆られ、正しいやり方でけじめをつけたり、自分の非に気付いた時には言い訳をせずに謝罪をするなど誠実さを見せることもある。怠け者で面倒くさがり屋である半面、人の役に立ちたいという気持ちは意外と強く、しずかを思うあまりに彼女を役に立ちたいという気持ちを起こし、自己の不運が原因でおかしな方向に進むことも多く、道具をねだられるドラえもんに鬱陶しがられることもある。また、この事例だけでなく人の役に立とうと果敢に努力をするが、これらも自己の不運が原因で逆に人に迷惑をかけてしまい、周りから恨まれることが何度もある。原作者の藤子・F・不二雄は、「のび太にも良いところが一つだけある。それは彼は反省するんです。(中略)いつまでもいつまでも今より良い人間になろうと努力するんです」とのび太の長所をあげている。極めて意志が弱く怠惰で、どんなことでもすぐ他者(主にドラえもん)に頼る。何か困ったことに出くわすと、大抵は「ドラえも〜ん!!」と泣き叫んでドラえもんに泣き付き、彼のポケットをあてにする。しかもひどく無気力で、自分のやりたいこと以外は、やらねばならないと解っていても、進んでやろうとはしない。道具を使って頭の中身は現在のまま幼児時代に戻った時などは、「天才少年」と誉められて浮かれ、調子に乗ってそのまま何の努力もしなくなり、タイムテレビでみた未来予想では元より頭が悪くなってしまったこともあった。先生等の世話になる人には敬語を使うが、世話にならなければ年上の相手にも敬語を使うことは稀で失礼な話し方をすることも珍しくない。また、まわりくどいことも苦手で、極端なほどの面倒くさがり屋であり、「トイレに行きたいけれど面倒くさいからどうしよう」と尿意を我慢しながら延々と考えるほど。また内服薬系の道具を使う際、「用法通りに何度も飲むのが面倒くさい」理由で一度に多量に飲み、一度に現れる効果が強くなり過ぎる失敗をしている。昼間からでも眠たくなるようで、学校から帰って疲れているからと眠り、友達と遊んでまた疲れて眠り、一日が終わる頃にがっくりして眠り、24時間の半分寝ていると言われる。寝つきは異常なほど良く、通常は横になると同時に眠りにつくことができるなど、眠ることにかけては尋常でない才能を持つ。(#睡眠を参照)注意力が極めて散漫。ぼんやり道を歩いていて石につまずき、空き缶で滑って転び、足を踏み外してドブや工事現場へ転落するなどは日常茶飯事である。その上持ち前の運の悪さも重なって、野良犬に追いかけられたり、どこからともなく飛んできたボールが顔面を直撃するなど、道を歩いているだけで酷い目に遭うこともしばしばある。大の勉強嫌いであり、自主的には予習・復習・宿題はまずしない。授業中は居眠りをしたり、教科書とは関係のない本を読んでいたりして先生に叱られることもしばしば。寝坊などで遅刻することも日常茶飯事だが、本人は寝坊を悪いと思うどころか反対に「遅刻をしても怒られない方法は」や「先生を遅刻させる方法は」「日本中の時計を止める方法は」などと無意味なことを考えるばかりで、「『どうしたら寝坊しないか』とは夢にも考えない。困ったものだ」と、作中のナレーションでも突っ込まれている。食わず嫌いで、一度できないと決めてかかると頑として努力を拒む。そのため、やればできるにもかかわらず、やる気を出さないためにできないことも多いため、母・玉子から説教を受けることは日常茶飯事。例えば活字の本はまともに読むことができなかったが、道具を使って出木杉に本を朗読してもらい、本の内容に興味を持った後は自力で読むことができた。活字嫌いに関しては、「本を手に取っただけで頭がズキンとして、本を開くと熱が出て目が回って吐き気がして、2・3ページで意識不明」と述べたこともある。ドラえもんや玉子の話は大体、真剣に聞くが先生の話は全く聞かない(上記の通りむしろ授業中の話を聞いていないというよりも授業中に寝ているといった方があてはまる)。大変忘れっぽく、嫌なことはもちろん重要なこともすぐ忘れてしまう。風船ロケットで宇宙へ行く、魚が日光浴のために陸へ上がりそのまま居着いた、割り箸で筏を作るなど、発想が極めて幼稚であり、ジャイアンとスネ夫はもちろん時にはドラえもんにすら馬鹿にされることがある。言い訳や屁理屈は異常に上手いが自信家の割には軽率で油断しやすい。また、思考が極めて単純かつ妙に常識に囚われやすく、柔軟(秘密道具の使い方を除く)な考えができず、すぐ調子に乗ってしまう(また、人の意見にも流されやすい)。それが原因でさまざまなトラブルを抱えることがしばしばある。よけいな口を滑らせてジャイアンを怒らせ殴られたり、持っていた秘密道具を奪われたり、調子に乗って軽はずみにできもしないことを広言し、困り果ててドラえもんに泣きつくことも多い。また、「できなかったら鼻でスパゲティーを食べる」「目でピーナッツを噛む」と無茶な約束をし、結局はできない(不可能だったわけではなく、のび太の優しさが災いしたといえる場合も多いが)ため、ドラえもんに泣いて懇願し、「できることかできないことか考えてからしゃべるもんだ!」と怒った彼と言い争いになることも。自分の思い通りにならないと感情的になり、両親やドラえもんに叱られたときに声を荒げてしまい、ドラえもんと喧嘩することもある。また、スネ夫とジャイアン、大好きなしずか(※ただし、アニメ版ではしずかに対して声を荒げるシーンの描写は少ない)に対しても声を荒げる場合もある。しずかにとんでもないイタズラをし、面白がることもある。金儲けを企むなど、道具を悪用して身勝手に振る舞うこともある。ポータブル国会で自分だけが得をする法案を提出する、地底国を築いた際に首相となり好き勝手に独裁政治を行う、出木杉を陥れようとする(ジャイアンとスネ夫も同じことを企んでいた)、道具の力でしずかを自分のものにしようとするなど、短慮で自己中心的な行動もしばしば見られる。また、周りの人間と比べて自身の能力が劣っているのを、「自分が人並みになるよう努力する」のではなく「他人を自分並みの能力にする」ことで強引に解決しようともする。ジャイアンやスネ夫にいじめられた逆襲として、ドラえもんと共にひみつ道具で彼らへ罰を与えるなどの一種の道理的面もある。だが、自己の不運で、彼らに返り討ちに遭うこともある等、自己の運により道理すら報われないこともある。ひみつ道具を調子に乗って使い過ぎる事や悪戯に使うなど悪用する事も多い。そのため、被害にあった全員から怒られる・訴えられる・復讐されるといったオチになる事がよくある。同様のケースで、ドラえもんからお仕置きを受ける場合もある。更にロクに説明も聞かずに勝手な使い方をして酷い目に遭った場合でも道具とそれを出したドラえもんのせいにしており、自分の非を認めないなど、ある意味でジャイアンとスネ夫より我が侭な面を見せることがある。心を痛めやすく、ドラえもんの軽い気持ちで言った一言でひどく落ち込むこともよくある(大半は昼寝しながらすぐ忘れる)。落ち込んだ時には、「背を向け、腕を組み、胡坐をかく」といったポーズをよくとる。すぐに泣き、のび太の号泣がドラえもんに道具を出させるきっかけや、物語の騒動の発端になることも多い。異常に臆病であり、怖い話をすると失禁したり、靴も履かずに外に逃げ出したりする。怖い夢を見ておねしょをしてしまうこともしばしばある。びっくり箱を開けただけでもすさまじい悲鳴を上げて逃げ出し、ドラえもんからも呆れられる。また心配性で、タイムマシンで過去や未来の真相を確かめに行くこともある。野球を好んでしている描写はあるが、基本的に運動能力は極めて低い。ジャイアンとスネ夫に「運動神経ゼロ」とバカにされ、野球だけでなくあらゆる運動が苦手。スタミナもなく、学校の体育のマラソンでものび太一人だけがバテて遅れる。そんな短所を積極的に努力して改善するようなことはなく、例によってドラえもんに運動が上手くなる道具をねだってばかりいる。テストの成績は極めて悪く、「ビリから二番」であるらしい。かつては5回に1回の割合で0点を取っていたが、後には0点を取る確率が10回に1回の割合へと下がっており少しずつ状況は良くなっているという。○×問題で全20問すべてを間違えたことがある(数学的に無作為に回答した場合、20問全部外す確率は1,048,576分の1=2の-20乗)。彼が100点を取ることは母親の玉子が泣いて感動する程珍しい(実際生涯を通して一度しか取ったことがないといわれる)。10点で「思ったよりよかった」と喜び、30点で玉子から「まあ、30点もとったの。よかったわね」と褒められる。これまで取った高得点は、前述の100点(に加えてドラえもんの道具を使った不正でもう一度100点を取っている。さらにアニメオリジナルエピソード「宇宙人を追いかえせ!」(2009年11月13日放送)ではまぐれで100点を取っている)の他、28巻収録「大ピンチ! スネ夫の答案」では10点。20巻収録「アヤカリンで幸運を」では、しずかの幸運を分けてもらうことで30点。37巻収録「のび太の0点脱出作戦」では、時門で時間の流れを遅くしつつ自らの正当な努力で65点、未収録「人間カメラはそれなりに写る」ではひみつ道具なしで65点。39巻収録「具象化鏡」では65点。36巻収録「サカユメンでいい夢みよう」では、まぐれだが出鱈目な解答で95点を取っている。漢字が苦手で自分の名前の「のび太」を「のび犬」と書くことが、一度ならずとも何度かある。「太」を書く際に正しい文字を忘れ「大」の右上と内側の両方に点を書く場合もあるが本人曰く「両方に点があるならまあいいだろ」とのことで、叔父宛の手紙にそう書いたのをそのまま出した。ほかにも「ミラー怪人」を「ミラー貝入」、「血」を「皿」と、「配」を「己酉」と、「今日」の「今」を左右逆に、「日」を「目」に書き間違えている。また、漢字だけでなくひらがなさえもしばしば間違う。例としては、「おじょうさん」を「おしょうさん」、「はなれててくださいな」を「はなれててくだちいな」、「図かん(図鑑)を」を「図かんお」、「今日は」を「今日わ」などがある(しかし日本語の使い方を間違えることは少ない)。2年のときの作文は、全く読めず(しかもたったの1行)、先生から、「もうすこしがんばりましょう」と書かれてしまった。計算にも弱いところがあり、1+1=11、4×2=6、15-3=8、6×7=67、6×6=63 と答えたり、「四二 (4×2) が、六。」と答えたこともある。しかし、「formula_1」という難解な答えを正解に導いたり、本来中学校で習うはずの一次方程式「formula_2」を解いたこともあり、100点を取っている。日本列島を巨大化させた21巻収録「ひろびろ日本」では、通学時間が「いつもの15分の10倍で150分、2時間半!」という計算を一人で暗算でやっていた。タイムマシンに乗り江戸時代での生活を試みた30巻収録「昔はよかった」でも、目的地までの距離を「三里=12km」と、大まかではあるが尺貫法からメートル法に換算していた。ドラえもんの道具「正確グラフ」による知力の計測結果はしずかの1/6、スネ夫の2/7、ジャイアンの1/2であった(しかし、ジャイアンに関してはジャイアンが知らない磁石の原理を知っているという場面もある。)人生やりなおし機によって現在の知力・体力のまま4歳のときの人生をやり直すエピソードでは、天才教育研究会なる架空団体の分析で小学2年生程度と絶賛される(本来ならのび太は4年生レベルであるべき)。この時、やり直し状態で行方を見守らせたところ小学4年生になっても能力は元のままだった(それ以下)(#短所参照)。高校は「もののはずみで合格」し、一浪のすえ補欠合格で大学までは行けることがわかっており、知力には成長のあとが窺える(人間性はあまり成長していなかった)。大人ののび太の台詞によると「ぼく自身、あとで苦労したからね」とのこと。勉強や科学といった分野を理解することも不得意で、相手が説明してもほとんど把握できないことが多く、物覚えも悪い。その一方で、意外に聡明な一面を見せることも希にある。大長編の『のび太と鉄人兵団』では、かなりひねったクイズを出題する描写が二度ほど見られた。前述のように、秘密道具の使い方では、大変な機転を利かせて持ち主のドラえもんですら思いつかない応用を見つけたり、ドラえもんでさえ気づかない意外な効用を指摘することも。ドラえもんが自身のもとへ来た目的を聞いた際、自分の将来(特に結婚相手)が変わった場合、それによってセワシが生まれない可能性(タイムパラドックス)を指摘している。ジャイアンやスネ夫ほどではないが、悪知恵にも長けている。また、『のび太の魔界大冒険』では、出木杉英才に魔法のことを自分から聞きに行き、彼の魔女狩りにまで踏み込んだ細かい解説を全て理解した上で、出木杉に対して「なんで魔法だけ廃れちゃったの?」と魔法が衰退した理由を鋭く質問する場面が見られた。口で物事を伝えるのは苦手という訳ではなく、コミュニケーション能力には遅れはない。基本的にら抜き言葉を使っていないなど言葉遣いにも問題はない。軽い物でもなかなか持つことができず、脆弱な身体能力しか持たない(ただ鉄棒でこうもりをするという描写も見られる)。ドラえもんの道具「正確グラフ」によると、筋力はジャイアンの3/10、スネ夫の3/7、しずかの3/5(ただしすぐ後のコマでは1/2となっている)。持久力も低くマラソンでもすぐ息切れする。泳ぐこともできないのだが、あるときは水中メガネも浮き輪も何もつけず、水着だけで長時間水中にもぐっていたことがあり、しかも水中で会話までしていた。当然ケンカも弱いためジャイアンやスネ夫らからは度々下っ端扱いされることがある。しかし本気で怒ったときはドラえもんの道具なしで二人同時にやっつけてしまうなど思わぬ力を発揮することもある。自転車に乗ることもできないが、その割にはクリスマスプレゼントに自転車をねだったり、スケボーやローラースケートを欲しがる、また自ら空き地での野球に参加するなどのシーンがあり、運動に全く興味が無いわけではないらしい。また、始めはボートをまともに漕げなかったが、その後漕げるようになっていたこともある。当初はスキーもできなかったが、ドラえもんと練習してできるようになった。また北海道にスキーに行ったスネ夫を羨ましがるシーンもある。草野球の成績は打率1分(100打数で1安打)、防御率は2試合2イニングで405.0、エラー多数。ただし、この防御率は失点を全てのび太の自責点として計算した場合のもの。だが、ジャイアンに怒鳴られたときは垂直跳びで1メートルを記録したり、サメや肉食ガメに追われた際に驚異的なスピードで泳ぐなど、非常時には火事場の馬鹿力を発揮できるらしい(ジャイアンやスネ夫によく「逃げ足だけは速い」と言われる)。また、スネ夫が溺れて助けに行ったときもしずかに「およげるの?」と言われて我に返るまでは普通に泳げていた。一度だけだが故障したドラえもん(体重は129.3キログラム)を背負って走ったことすらある(他にも、背負ったわけではないがドラえもんを持ち上げてタイムカプセルに入れようとしたりしている)。ムードもりあげ楽団を使い自分を怒らせジャイアンに仕返しをした時には、バットで滅多打ちにし「殺される。助けてぇ」と言わせたこともある。また生命力が強く、犬に噛まれても狂犬病にならず、上から鉄板やペンチが落ちてきて頭に当たっても救急車どころか応急処置無しで歩けるようになったり、ジャイアンに何度殴られても身体に支障を来たしている様子もない。また、映画『のび太の銀河超特急』のように、ドラえもんがネズミを目撃し気絶してしまい、1人対4人という絶体絶命のピンチに陥りながら、空中を1回転しながらピストルを放ち、全員に命中させるという驚異的な身体能力を発揮する時もある(大長編ドラえもんでは回転はしないが、倒した相手は6人である)。落下してきた物にぶつかる、溝にはまる、凶暴な生物(犬や恐竜など)に追いかけられる、車にはねられる、ジャイアン達に虐められる(濡れ衣を着せられる、仲間外れにされるなど)、大人(親や教師など)に怒られる、といった不運に付き纏われて「天は僕を見離した」「運命の神よ!どうして僕にいじわるするの?」と泣き叫ぶ事が多い。宝探しでは、宝星探査ロケットを3本打ち上げて全て見つけたり、数百枚もある宝さがし地図を一発で宝島を発見する等、始めの内は運が良いが、宝物が人に先を越されてなくなっていたり、地球では価値のない物だったりと映画「のび太とアニマル惑星」では普段から運のない人ほど凄い幸運が訪れるひみつ道具「ツキの月」を使用した際、予想外の幸運が連続に訪れた。映画「ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜」での、サーベル隊長との斬り合いでは、サーベル隊長の剣さばきより名刀電光丸がバッテリー切れに追い込まれ、無謀にも捨て身での最上段からの振り下ろしが失敗し串刺しにされる所を、巨人像の発動で生じた振動に救われた。その直後にサーベル隊長の脳天を兜ごと真っ二つに切り裂き逆転勝利した。0.93秒で眠りにつくことが可能。もしもボックスで作った眠ることがもっとも価値のある世界では、この速さはオリンピックの睡眠・昼寝大会でも金メダルを獲得できるほどの速さだとされ世界記録レベルらしい。アニメ版では0.3秒で眠りについたこともある。あまりに昼寝をしすぎるとさすがに目がさえて眠ることができなくなることもあり、そんな時はしかたなく勉強やテレビを見たり街中を散歩したりすることもある。一日の睡眠時間は12時間のようである。射撃に関しては、驚異的な命中率と早撃ち技術を併せ持ち、大長編作品を筆頭に活躍を見せる。これは勉強中に鼻糞を飛ばした際、電球に偶然命中し、試しに的を作り飛ばして、その能力に気づいた。ただ、のび太が射撃が得意だと正式に設定されたのは、てんとう虫コミックス12巻の「けん銃王コンテスト」で、それ以前は下手だったという描写もある。早撃ちではプロの殺し屋・ギラーミンに一騎討ちで勝っている。これに関しては本人も「僕が負けるはずがない」と自負するほどだが、同時に初対面であるギラーミンの技量を一目で見抜き、長期戦は不利と悟り一瞬で片を付ける方法で勝負に出た。ヤドリの親玉が憑依した巨大ゴーレムにわざと掴みあげられ、ヤドリがゴーレムから飛び出して襲いかかってくる瞬間を早撃ちで倒したこともあった。また、モルグ街の数十人のアウトローを独りで撃退したこともあれば、ドリーマーズランドの西部の街で保安官になったりもしている。この時、1個の空き缶にピストルの弾丸6発を空中で全弾命中させるという離れ技も見せている。モルグ街での戦闘の際には本物の拳銃を撃っており、弾丸は肩と右横腹に命中した。致命傷には至っていないが、相手を負傷させてしまった罪悪感と出血を見たことで失神してしまい、「強いのか弱いのか、さっぱりわからん」と評されている(気絶したのは最初の戦闘のみで、その後の本格的な戦闘では町長を襲おうとした荒くれ者達を気絶せずに撃退している)。ドラえもんが未来から持って来た射撃ゲームで、パーフェクト3万点の世界記録を獲得したこともある。『ザ・ドラえもんズ』でキッドとの早撃ち対決に臨んだ際は、1発だけ外した。ただし、こうした設定が確立される以前は、連載中期の作品では何度かドラえもんやジャイアンに早撃ちで負けたり、慌てていたとはいえ、全く思い通りに標的に命中できなかったり、全く標的に命中しなかった話もある。本人は「西部劇時代のアメリカに生まれていればきっと名ガンマンになれただろう」と夢想することがあるが、平和な日本の、一人の小学生でしかない彼にとってそうした特技が日常に活かされることは皆無であり、ドラえもんに至っては「現代では全く役に立たない能力」と断じている。「おどるチョウ」「ギャラクシー」「銀河」「ほうき星」「のび太のママ」などという自作技を長期間かけて考案するほど、あやとりに入れ込む。ただしあやとりが好きなのは、こよなく愛しているというよりも「金もかからず、疲れず、腹も減らないから」とのこと。もしもボックスによってできた「あやとりの世界」では契約金3000万円(アニメ第2作第2期では1億円)で「日本プロあやとり協会」からスカウトされるほどの腕前。また同様のエピソードにおいて、家族が感心するプロの技を「てんで幼稚」と言ってしまえて、実際瞬時にプロ並みの大技をやってしまうことから、のび太=天才少年だということが瞬く間に広がったほか、プロのスカウト担当者から「世界チャンピオンになれる」と言われたほど。ひみつ道具の看板であやとりの家元になったところ、家一杯になるほどの弟子が来たこともある。ただ、父ののび助からは「男の子らしくない遊び」、母の玉子からは「何の役にも立たない」と言われたり、空き地でみんなに見せようとした時にはすぐに退散されるなど、周囲の受けは良くない模様。連載初期は、特技としてピーナッツを連続で空中に放り投げ、すべて口で受け止めるという隠し技を持っていた(「たった一つの特技」と自称)が、友人たちの受けは今ひとつだった。漫画やアニメについては、高学年向けや大人向けの作品、少女漫画や少女アニメであっても分け隔てなく親しみ、造詣も深いようである。「ぼくがおもしろいと思ったマンガは必ずヒットする」と自分の審美眼に自信を持っている。本人だけでなく他人からも漫画評論の目利きも見込まれていて、ジャイアンがジャイ子の漫画の批評をのび太に求めたこともあった。だが、本人は絵も下手で漫画を描く才能もまったく持っておらず、ドラえもんの道具で自身の作品を掲載したマンガ雑誌を制作した時は誰にも見向きもされず、スネ夫たちに張り合ってアニメを自作した際もアニメーカーを使うことでドラえもんに制作を丸投げしてしまっていた。ゴム風船のスペースシャトルを工作したこともある。また、鉄道模型の寝台車にベッドを組み込むといった細かい作業もこなしている。また「ハツメイカー」の出す設計図に従って、彼が作った発明品はすべて機能した。道具を探すのが得意で見つけにくい所でも簡単に見つけてしまう。これらのことから高い空間認識力を持ち、興味のある分野の工作は得意だと判断される。しかし、自分を「ぶきっちょな人間」と評したり、機関車の模型を作り方を間違えて壊したこともある。初期の頃は、足の指で器用にインベーダーゲームらしき物をしていた。結局、出来不出来の差が激しいため器用なのか不器用なのかは判別不能である。運動神経は鈍いがタケコプターの技量もかなりのものらしく、『のび太と竜の騎士』では「僕くらいになればこういうこともできる」と言い、大技を見せている(ただし直後天井に激突し、落下して失敗した)。大学受験にも就職にも失敗し、ついには起業する(雑誌掲載版では父親の会社を継いだ)。しかし自分で使用した花火の不始末により社屋が炎上、さらには倒産。孫の孫の代にまで残る借金を残し、さらにはジャイ子と結婚して子供も6人もうけている運命とセワシが説明したが、ドラえもんの登場により、将来はあこがれていたしずかと結婚することに運命が変わる。なお、上記の将来の設定は小学四年生版の第1回「未来の国からはるばると」によるものだが、小学三年生版の第1回「机からとび出したドラえもん」ではやや状況が異なる。大学浪人後は一応どこかの会社に就職できたようだが、大失敗をしでかしてクビになり、ゴムひもや歯ブラシの訪問販売員(当時の感覚では「押し売り」と呼ばれる職業)となった。その後、宝くじに当たり会社を設立したものの、1年で倒産し、その時の借金がセワシの代まで残っていることになっている。原作では、大学受験に失敗し一浪するが二度目で合格、将来はしずかと順調に交際することになるが、ある日未来のしずかが雪山で遭難したとき、(未来ののび太は風邪で寝込んでいたため)現在ののび太が大人になって現地に助けに行くが、失敗ばかりする。その後「そばについててあげないと、あぶなくて見てられないから」という理由で、結婚を承諾される。結婚式前日時点で運転免許を取得済。赤いスポーツカーを乗り回す等、経済的にも不自由していない点が書かれている。後にしずかとの間にノビスケをもうけた。45年後の老年期の頃にはノビスケが結婚したとのことで、ドラえもんは20世紀の野比家を離れた後ものび太とは連絡を時折取り合っていたようである。50代後半ののび太はドラえもんとの会話で少年期同様に接していた。なお父母は45年後(1970年の連載開始を起点とすると2015年)も健在なようである(のび助、玉子共に45年後は80歳程度。)。ジャイアンやスネ夫との友人関係も健在であり酒の席で歌いだしたジャイアンに「へたくそ」と野次を飛ばしていた。なお、原作では未来ののび太は容姿が大きく変化している(のび助に似ている容姿)。また、何らかの理由で視力が回復しており眼鏡はかけていない(本人も「なおったのは近眼だけ」と発言している)。アニメのみで、環境保護局の自然調査員に就職するとの設定がある。しずか、ジャイアン、スネ夫の三人とは幼少期からの幼馴染みであり、成人後も親交がある。ジャイアンとスネ夫らからはイタズラや嫌がらせを頻繁に受けている。のび太自身も仕返しをしようと企んだことがあるが、ことごとくしっぺ返しを食らっている。また、ジャイアンらがのび太が先生に生徒として完全に否定された際、同情したり、のび太が見えない所で助けようとするなど憎からずも心のどこで友達だと思っている節があり、真の友とも言える描写もある。クラスメイトの親や親族からもバカにされることがあり、スネ夫のママに至っては問題行為の原因がスネ夫側にあった(スネ夫から馬鹿にされた挙句、ピコピコハンマーで何十回か殴られたため逆上したのび太がピコピコハンマーで一発殴っただけ)にも拘らず、スネ夫が泣き付いたことで「野蛮!残酷!」と評し、玉子にそのことに対するクレームの電話を入れ、玉子にのび太を怒らせる行為をした(のび太は弁明しようとしたが、玉子は「あんたが悪い!」と決め付けて一蹴した)。第三者からもジャイアンやスネ夫を始めとするクラスメイトが起こした問題行為(偶然の場合がほとんどだが、時折故意に起こされる場合がある)の責任を押し付けられ、怒られることが多い(塀に落書きした罪を押し付けられて住人に殴られる、サッカーボールで家の窓ガラス割った罪を押し付けられて住人に怒られるなど)。こうした背景から主要人物や第三者からはトラブルの原因をのび太と勝手に決めつけられて怒られることも多く、冤罪と判明しても、ドラえもん以外のほとんどの人物はこれに対する謝罪を道具無しですることはあまり無いが、例外的にきちんと謝罪をされたこともある。大長編では行く先々でゲストキャラや動物達に慕われたり、彼を否定する発言が多い友人や家族とは違い、のび太のことを高く評価され、「のび太の宇宙開拓史」や「のび太のワンニャン時空伝」では英雄や神として称えられた。原作でも、命を助けた女王アリや他のアリ達からも感謝されたり、進化させて3億年前で暮らせるようにした野良犬たちから神と崇められて神像が造られるなどしている。作者の藤子も少年時代にいじめられていたため、「のび太は私自身なんです」「僕は子供の頃、かけっこも運動も苦手でクラスの友達からいじめられていたんです。ドラえもんののび太そのものだったんです」と語っている。出木杉については、彼が女子にもてるうえにしずかと親密であることで敵視することも多いが、彼の優秀さ・誠実さを素直に認めている節もあり、見習って自分を変えようとすることもあったり、時折なにかの相談にのってもらったりもする。出木杉自身ものび太の優しさや潜在的な能力を認めており、のび太とは良き友人関係と言える。ただし、作品によっては彼とも本気で敵対した回も存在している。なお、成人後も家族ぐるみで交際が続いている様子である。別時系列での自分自身とも、中学時代・高校時代など近未来の場合には、学業成績不振の責任を巡って対立することがある。名前の呼ばれ方では、担任教師(呼び捨て)と出木杉ほか一部のクラスメイト(君付け)から苗字で呼ばれ、他の者からはたいてい下の名前(両親と男の子達からは呼び捨て、女の子達からはさん付け。原作初期およびアニメ版のドラえもんからは君付け)で呼ばれている。ただししずかに関しては、アニメ第2期第1作の初期ではのび太を「くん」付けで呼んでいたことがある。小遣いは毎月500円。しばしばお金が足りなくなって、両親に小遣いの値上げをねだり、断られるたびにドラえもんに泣きついて何か道具を出してもらう。ドラえもんは基本的には「お金を出す道具なんてないと、何度言ったらわかるんだ!」とつっぱねるが、のび太をこらしめるために後でしっぺ返しを食らう道具をわざと貸し出すこともある(円ピツ、未来小切手帳など)。道具を使うことに関しては機転のきく反面、道具を使って金もうけをすることについてはとりわけ発想が富む。どこでもドアをはじめ、移動系や透視系の道具を使うとほぼ毎回しずかの入浴に出くわし、「のび太さんのエッチ!!」と言われてお湯や洗面器などを投げつけられる。また、どこでもドアで源家に行こうとすると、ほぼ無条件でしずかが入浴中の風呂場につながってしまう。このことに対しのび太は、「習慣は恐ろしい」と語っている。自分がいつも朝遅刻して廊下に立たされたり先生に叱られていることは悪いことであると自覚しているようで、自己嫌悪に陥ることもしばしばある。よく遅刻する理由は「学校が遠すぎるから」と自己分析しているが、のび太の足では家から学校まで15分程度の距離のようである。ただし、運が悪く偶然犬の尻尾を踏んで犬に追い掛け回されたり噛み付かれたりすることが少なくなく、まともに登校できないことも多い。歌手の河合可愛(かわい かわい)、丸井マリ、星野スミレ、伊藤翼の大ファン。ジャイアンの歌手活動のファンクラブ「剛田武ファンクラブ」会長(押し付けだが)。勉強、宿題、運動(水泳に関しては、夏になると「あー練習しておけば良かった!」と昨夏を後悔したり「今年こそは!」と思うことが多い)全般。お使いや草むしりなどの面倒なことも苦手(できないというより怠惰な性格とやる気のなさから失敗することが多い)。料理や家事。ジャイアンの歌声(のび太だけに限らず)。幽霊や怪談も苦手。今はそうでもないが、かなりの風呂嫌いで、1、2週間に1度入る程度という時期があった。読書も嫌いで、活字の本は3ページも読まないうちに眠ってしまったり、1ページも読まないうちに昏倒したりする。しかし、やる気があれば勉強以外の当たり前のことは普通にできる。また、複数のことに集中することや人の指示を一度で聞き取ることは普通にできるか結構得意であるかのどちらかで(これらもやる気がないと中々うまくできない)、自分に興味のある分野だとその限りではなく(のび太だけに限らず)、ハーバート・ジョージ・ウェルズのSF小説「透明人間」に関心を持ったり 、恐竜化石発掘に関する書物 、宇宙飛行士の実録 など専門的な書籍に熱中したり、シャーロック・ホームズ や『ロビンソン漂流記』などを読み耽っている話も見られる(知識はあまり身についておらず、技能ならともかく、興味のある分野でも優れた頭脳を発揮できるという訳でもない)。また、ひみつ道具(タケコプター、空中シューズなど)で空を飛ぶ(歩く)ことが多い割には、自分で「高所恐怖症」と言っている。基本的に虫も苦手ではないがカエルやヘビ、毛虫、クモ、カマキリ、トカゲなど一部の虫や生物にかなり怖がっていた(毛虫は竜宮姫子やしずかの背中についたものを払っていることがあり、基本的にそれ以外の話ではそれほど怖がってはおらず、大蛇やクモ、トカゲ(恐竜などの姿が酷似した生物も例外ではない)も何度も見たことがあるがドラえもんのネズミ嫌いのように外見だけで怖がることは少なく、ゴキブリ等の上記で述べた以外の虫も平気。最ものび太は自身の目の前に突然現れたものに驚いて気絶する癖がある)。歯医者、注射やコロン、飲み薬も嫌いだが、後には大量の錠剤型道具を一度に飲む描写も多く見られる。一部の話では地震もかなり苦手であったが ドラえもんの道具によって震度7でも平然としていられる程の耐性を身に付けている。同様に、雷までも道具によって克服している(のび助や玉子はその道具により黒コゲにされた)。絵が大の得意な父とは正反対で大の苦手。犬を描いても猫のようになりスネ夫に大笑いされる。また、美術評論家であるしずかのおじに自分の絵を評価してもらうが、幼稚園の頃描いたものだと勘違いされ、ドラえもんには犬の絵を猫の絵と勘違いされたり、幼稚園のころ描いた絵を「今とあまり変わらない」と言われたりする。『のび太の創世日記』では、ドラえもんが恐竜の絵をトカゲの絵だと勘違いしている。自分でも絵の下手さは自覚しており、しずかをモデルに人物画を描いた際には誤魔化してしずかに見せず、後で自分の絵を「こんなの見せたらどんなに怒るか」と評している。ただし、絵を描くこと自体は決して嫌いではないようで、上手い下手を気にせずに、一人で漫画や落書きを楽しそうに描いていることもある。絵そのものが下手というよりは長期的な集中力が欠如している節もあり、戦艦大和の全体像を描くと下手だったが舳先だけなら上手に描けたケースもある。玉子に叱られるなどして自宅にいることがイヤになり、しばしば家出することがある。シリーズを通して確認できるのは6回で、そのうち5回は両親に怒られたことが原因。しかし、10分が1時間に感じられる時間ナガナガ光線を使って、3時間だけ家出したり、珍しく1人で自分の力で暮らそうとしたときも、ナイヘヤドアを使ったりと、ひみつ道具の力にも頼る。また、10年間も無人島へ家出したこともあり、そのときはドラえもんが10年後に助けにきてタイムマシンで家出した日に戻り、タイムふろしきでもとに戻った。そして、大長編・映画『のび太の日本誕生』では、のび太、しずか、ドラえもん、スネ夫、ジャイアン、のみんなで7万年前の石器時代に家出している。家出未遂は1回。その他、デンデンハウスで篭城をしている。極めて低い。スネ夫には「ジャイアンよりひどい」と評されるほど。歌手の丸井マリと中身だけ入れ替わった際には、あまりのひどさに「口パク」での歌番組収録を余儀なくされている。また、玉子からも歌声を「うなり声」と間違えられたことがある。だがそれらは過去の話であり、今ではそれほどひどいものではなく、歌うこと自体が嫌いという訳でもない。原作では、野比家が外食をするシーンはほとんど描かれないが、出前を取ることは多い。また、玉子がごちそうを奮発する ことがあり、またのび太もその腕前を評価している。大長編ではカレーライス、お子様ランチなど、子供っぽい食べ物を食べる。江戸時代での生活を試みた際には、粟のおかゆを不味く感じ、また菜っ葉の汁や漬物との食べ合わせから、カレーライスやハンバーグを懐かしむ様子も見られた。のび太の名前については、父・のび助が、「すこやかに大きく、どこまでも、のびてほしいと願いを込めて『のび太』と命名した」と語っている。なお、映画『パラレル西遊記』の予告ではのび太の漢字表記は「乃比太」とされている。ただし中国語圏の訳名は「野比大雄」または、「野比康夫」、「野比大宝」の3つだが、映画の名前をつけるときなどは「映画A夢 大雄的人魚大海戦」(日本語表記:映画ドラえもん のび太の人魚大海戦)のように、「大雄」が多く用いられる。英語版では「NOBY(ノビー)」の愛称で呼ばれる。映画「ぼくの生まれた日」によれば、玉子が出産当時入院していた病院の中庭に生えていた大木が命名の由来とされる。この大木は後に東京都の土地区画整理事業によって伐採され、のび太の少年期には現存しない(病院も移転もしくは閉鎖され、周辺一帯が東京都所有の更地となっている)。しかし自分のルーツともなった大木が失われることを惜しんだのび太によって若枝の一部が川原の土手に挿し木され、10年後(のび太は小学5年生なので、正確には11年後)には元の大木のように成長している姿が確認されている。なお少年のび太が若枝を植栽したのは奇しくものび太の生まれた当日であるため、この木の樹齢はのび太の年齢と全く同じである。第2期『ぼくの生まれた日』では、病院の川沿いにある桜の木が名前の由来とされている。赤ちゃん(のび太のこと)が出来たと言われた日、仕事で来たときに、その木を見つけて、まだ寒い時期だったため、のび太が生まれるまでどんな花を咲かせるのか気になり、その木の近くの病院にしたという。また、その桜の木は、現在も現存していた。 しかし、2013年3月1日放送(同年3月9日公開のドラえもん のび太のひみつ道具博物館公開直前スペシャル)の「最強!転ばし屋Z」では、この名前が原因で転ばし屋Zに狙われることになった(未来でどら焼きの特売に行った後、22世紀のスター「向井おさる」(向井理の子孫で、映画にも少し登場)の撮影の最中、転ばし屋Zに彼がやられてしまい(元々、転ばし屋Zは石が詰まっていたため、故障していたが、彼の女性ファンが集まった時に道具を運んでいたロボットに当たり、その際に転ばし屋Zが地面に落ち、故障の原因となっていた石が体内に落ち、故障が直り、ファン達が「向井おさる〜」と言ったため)、一同が唖然となっていた時にある少女が貯金箱と勘違いし、ドラえもんがファン達に押された際に落とした10円を入れ、そのタイミングで撮影監督が「(向井さんが)のびた⁉︎」と言ってしまい、転ばし屋Zが「のび太なんて人はいないから」と言ったドラえもんを見てそこからのび太の情報を入手したため、21世紀まで来た転ばし屋Zに狙われる羽目になった)ため、「何で僕はのび太なんて名前なんだ」と自分の名前を嘆いていた。のび太が生まれたばかりの写真は現存しない。だがそれは、のび助が買ったばかりのカメラ(病院に行く直前に買っていた)を川に落としてしまったからである。しかし、そのあとにのび助が徹夜で描いたスケッチブックが残っていた。原作、第1期では特に言及されていない。スピンオフマンガ「ドラミちゃん」のエピソードを、コミックでは、のび太郎をのび太に差し替えて統合したため、東京からアメリカ西海岸まで太平洋単独徒歩横断を試みる、ネッシーの存在について調査の上でディベートに挑む、毛虫に対してほぼ無反応など、のび太本来の性格付けからすると若干違和感が生じている。この他は血筋不明。木造モルタル2階建ての一軒家で、借家。原作の初期は家賃が度々値上げされ、玉子がのび助に禁煙するように訴えたりのび太の小遣いを減らそうとしたりする場面が見られた。窓は木製。庭に物置が置かれている。間取りは4LDK。1階に居間として使っている和室、応接セットと鉢植えのヤシがある応接室、のび助夫妻の寝室として使っている和室、2階にのび太の自室である和室、この向かいにもう1つ和室がある。この土地は値上がりが激しく、2、3メートル四方が100万円程する。のび太の部屋は畳敷きの和室で、のび太の机は東向き。大きさは6畳。テレビアニメ第2作第1期放送の際に起こされた間取り図は、原作と大きく異なっている。玄関には大きな窓がついている。ダイニングキッチンには裏口がある設定となり、大型ガス湯沸かし器が備え付けられている。原作にはベランダが登場している。のび太の部屋は、原作ではのび太の机から見て右側(真後ろの場合もある)が出入り口のドアなのだが、本作ではふすまとなっていて、窓は出窓。また、ドラえもんの寝る場所はのび太の机からむかって後ろの位置にある押入れだった。また、窓枠について、初期は木製だったが、放送期間が長くなるにつれてアルミサッシに変更されている。大きくアレンジされていたテレビアニメ第2作第1期での間取りから原作寄りに修正が図られた。のび太の部屋は基本的に原作準拠で、向かってのび太の机の右側が押入れとなり、出窓は雨戸がついた窓になり、部屋の出入口はのび太の机の真後ろとなっている。また、机も以前のスチールの机から原作と同じ木机に変更されている。ただし、床は原作と違って緑のじゅうたんになっており、2階の使われていなかった和室が消えて3DKになる。また、階段の位置(進行方向)も変更された。以下のような変遷を辿っている。現代から25年後の世界では野比家はマンションに引っ越しており、野比家の跡地は公園の公衆トイレになっていた。セワシとドラミの住む22世紀の野比家は「トーキョーシティー・ネリマブロック・ススキガハラストリート」にあるとされている。また、野比家は骨川家から東に70メートルの地点にある。その骨川家が持つ自家用車のナンバープレートが「多摩55 33-88」、「多摩11 む 94-69」などであることから、骨川家は多摩地区、あるいは東京都練馬区月見台すすきヶ原3-10-5にあるとされている。連載開始当初は白黒テレビが現役であるなど、当時から見てもアナクロな描写が目立っていたが、2011年7月24日の地上デジタル放送への移行にともない、アニメ版ではテレビがAVタイプになり、ダイニングキッチンにもテレビが付く、中古のエアコンがつくなど、長い連載期間の間に徐々に様変わりしていっている。電話機も長らく黒電話だった。後に多機能コードレス電話機に代わっている。その後、コードレスでないプッシュ式電話機が使われる。また、太田はアニメ第2作1期でセワシ、第2作1期の小原は第1作では野比玉子の声とそれぞれ別々の役柄で出演している。なお、丸山裕子が代役を担当した回(1979年7月23日 - 7月28日放送分の第97話〜第102話)はビデオには未収録となっている(2009年発売のDVD『ドラえもん タイムマシンBOX 1979』でソフト化された)。吹き替えに関してはオープニングバックがオレンジ色だった頃は広森信吾が担当していたが、1995年ごろから未来ののび太が登場する機会が減ったために広森信吾がのび太として出演することはなかった。代わって登場したのが大川透だが、レギュラー通常放送の最後の一回のみの出演である。なお、末期には『のび太の結婚前夜』が映画化された影響で大人ののび太を登場させる必要があったために、それまでのアニメ版のデザインをほぼ踏襲したメガネをかけたスタイルで大人ののび太が登場したが、このときは広森信吾ではなく、少年時代ののび太の声を担当していた小原乃梨子が声をやや太めにして演じ別けていた。広森信吾担当の大人のび太が登場する作品は比較的ソフト化されているものが多く、映画としては『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!』が唯一で、ほかにドラえもんの特番として放送された「タイムワープリール」「タイムカプセル」「無人島はボクの島」がある。第2作2期で『のび太の結婚前夜』が放送(2011年3月18日)されたときも小原同様、大原めぐみが演じ分けた。

出典:wikipedia

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