『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』(トリビアのいずみ すばらしきムダちしき)とは、フジテレビ系列で2002年から2012年の10年間にかけて放送されていた、世の中における雑学を紹介するバラエティ番組である。2002年10月から2003年3月までは毎週火曜日1:40 - 2:10(月曜深夜)にレギュラー放送されて、以後はゴールデンタイムに昇格され、2003年7月から2006年9月までは毎週水曜日21:00 - 21:54にレギュラー放送された。2007年以降からは特別番組として不定期放送されているが、2013年以降は放送されていない。字幕放送、音声多重放送(副音声解説)、2010年のスペシャル放送からはハイビジョン制作が実施されていた。通称は「トリビア」「トリビアの泉」。「生きていく上で何の役にも立たない無駄な知識、しかし、つい人に教えたくなってしまうようなトリビア(雑学・知識)」を視聴者からの一般公募により、当番組でトリビアプレゼンター(司会)を務める高橋克実と八嶋智人がVTRにて紹介し、品評会会長のタモリを筆頭にゲスト品評会員らが品評していく。英語にある「trivia(「トリビア」)」とは、日本語で「雑学・些末な」という意味である。評価・品評するメインコーナー「トリビアの泉」をはじめ、実用性はないが「明日人に教えたくなる」ような話題の提供をコンセプトに放送する。番組タイトル名は“トリビア”と“トレビの泉”のかばん語である。当番組の制作・企画・構成に関しては、番組スタッフが飲み会中、ある番組スタッフの薀蓄話に別のスタッフが「へぇ」と答えたことに始まっている。また、当番組スーパーバイザーとして、番組のヒントになった『トンデモ一行知識の世界』 と『トンデモ一行知識の逆襲』の著者である唐沢俊一が監修し、当番組に参加している。2002年10月7日に深夜番組(月深枠)として始まり、2003年3月17日まで深夜枠で放送。視聴率5%越えという1時台の深夜番組としては高視聴率を獲得した。その後、2003年7月2日から毎週水曜日21:00 - 21:54からのゴールデンタイムでレギュラー放送された。3か月間ブランクがあったのは、遅れネット局に配慮したためである。尚、ゴールデンタイム時代のレギュラー放送の初回(2003年7月2日)は、21:30 - 22:39に30分遅れの15分拡大で放送された。2006年1月11日の19:00 - 22:48には過去最長の3時間48分の拡大版を放送。また、これまで放送される事がなかった19時台・20時台に初めて放送された。尚、この日の放送では、「トリビアの泉」「トリビアの種」共に、新作は一切取り上げず、過去のトリビアの総集編が行われた。2006年9月27日の番組改編で水曜日21時枠のレギュラー放送を終了したが、2007年1月27日に『土曜プレミアム』(土曜日21:00 - 23:10)枠で、レギュラー放送終了後初めての特番が放送された。当初は同枠で約2か月に1回の放送が予定されていたが、ナレーターを務める中江真司の体調不良に伴い、実際には不定期になった。また、3回目の放送となる2007年11月28日放送分は「土曜プレミアム」でなく、ゴールデン時代と同じ水曜日21時台の放送であった。この3回目の放送から約1年8か月後の2009年7月18日に、映画『アマルフィ 女神の報酬』の公開を記念して、特別編が放送された。内容は映画撮影秘話が中心で、倉庫の片隅のような場所でビビる大木一人だけで品評を行った。そして、2010年2月27日に約2年3ヶ月ぶりの復活として『トリビアの泉 へぇへぇの種で大満開 久しぶりにやったらギネスまでとっちゃったよSP』が放送された。番組冒頭では特別企画としてテレビアニメ『ONE PIECE』とのコラボレーション企画が行われ、『ONE PIECE』の第1期オープニングテーマ「ウィーアー!」(歌 - きただにひろし、第1話 - 第47話)の映像の登場キャラクターを品評会会長のタモリ・トリビアプレゼンター(司会)の高橋克実、八嶋智人の3名に置き換えて新たに制作されたものが流された。この映像では麦わらの一味 が登場したほか、『ONE PIECE』のオリジナル声優である田中真弓(モンキー・D・ルフィ役)、大塚周夫(ゴールド・ロジャー役)、大場真人(ナレーター)がアフレコに参加した。これは八嶋によると、「2年3か月ぶりの放送なので、当番組を知らない小さな子供達のために作った」という。また、オープニングでは「フジテレビ開局51周年に放送する番組」とテロップが表示されていた。これについては、パネラーのビビる大木から「中途半端だな。何で(開局50周年にあたる)去年やらなかったんだよ」と突っ込まれていた。視聴率はスペシャル番組としては最高となる20.1%を記録した。2012年で深夜時代から数えて番組生誕10周年を迎えた。これを記念して、2011年12月21日は深夜時代と全国ネット(ゴールデン時代)も含めた総集編『トリビアの泉 10周年「へぇ」祭りはベストオブベストで!承知しましたSP』が放送され、2012年1月1日はオール新作放送の『トリビアの泉 10周年! あけましてムダ知識SP』が放送された。元日特番が放送されるのはゴールデン時代以来のことであるが、これ以降特番での放送は行われないまま終了。2005年1月以降レギュラー放送終了まではこれに代わり、同様の目的で哲学者アリストテレスの『形而上学』第一巻冒頭の文「全ての人間は生まれながらにして知ることを欲する」(980a) を引用した。この番組に使われるBGMは、クラシック音楽やオペラ音楽、紹介する「トリビア」にちなんだものが多い。また、番組の趣旨が「知識の品評会」のため、パネラーたちは皆正装しなければならない。主として男性はスーツ、女性はドレスなどを着る。画面左上には必ず赤字の明朝体で「明日使えるムダ知識をあなたに」とテロップが表記されている。ゴールデン枠でのレギュラー放送終了後、不定期のスペシャルでも継続して放送されているのは、『トリビアの泉』、『トリビアの種』と『おさらいトリビア』のみである。当番組のメインコーナー。番組の視聴者から投稿された「知っていても人生の役に立たない、でも知っていたら楽しい」「明日人に教えたくなるような雑学・知識=情報を元に「トリビア」となりうる雑学を紹介し「確認VTR」を使って、「トリビアプレゼンター」(司会)の高橋克実、八嶋智人がユーモアを交えつつ紹介するコーナー。タモリを筆頭とする「トリビア品評会」の面々が品評していく。スタジオでは「トリビア」を紹介する2人の司会者「トリビアプレゼンター」と「トリビア」を評価する「品評会会長」を始めとする5人のパネラー「トリビア品評会」が登場し、番組を盛り上げる。司会者は「補足トリビア」と称して「トリビア」に解説を加え、パネラーは「へぇボタン」を使って評価(番組内では「品評」と称す)する。1人につき「へぇボタン」を押すことが出来るのは最高20回。なお、へぇボタンの声は番組スタッフが出していたと言う。構成としては、まず投稿者と「トリビア」の概要のみがVTRで紹介され、パネラーはそこで1回「品評」を行う。その後、「トリビア」の具体的な内容が「確認VTR」で紹介され、スタジオではパネラーが再び「品評」、「補足トリビア」へと移る。「トリビア」の投稿は郵送および「トリビアの泉」ホームページで行われる。また、同内容の場合の採用には先着順であったが、視聴率上昇に伴い投稿数が増え先着の判断が困難となってからは抽選となった。時折「あの人からのトリビア」と称し、有名人、芸能人、著名人から「トリビア」が送られることがある。「トリビア」の中には「っぽく見える」、「っぽく聴こえる」などシリーズ化したものがある。VTRの基本構成は詳細を知る人物(大学教授など専門家や当事者、関係者)へのインタビューや証拠となる書物の引用などの後、「実際にご覧下さい」「実際にやってみた」などのテロップを挟んで記録映像や実験映像、イラストなどで紹介するというもの。インタビューでは「はい、確かに…(英語ではYes, that's right...)」で始まるのが決まり文句になっている。また、解説が長いと本人が話している最中に「要するに」とフェードアウトされることがある。稀に取材に伺った専門家もその事実を知らず、検証してから後日インタビューし直す場合もあった。一見不可能に見えることも再現したり、実験したりしてみせるのが特徴(例えば「古代オリンピックでは、全裸で競技を行う」という「トリビア」の時には、実際に野外で全裸で一般競技を行った。さすがにこの時は股間に黒丸テロップを被せていた)。これにユーモアを交え、時には本題とあまり関係のない事柄もネタとして取り入れる。VTRには、特に実験を必要をする場合などスタッフが出演することが多い(原則、白衣を着用)。また、番組がゴールデンタイムに移行した後は「トリビア」内容とは直接関係のない人物を起用することもあり、大物タレントを出演させたりプロ漫画家の描いたイラストを使用するなどして「トリビア」を紹介する無駄な豪華さも見どころとする。これに対し、パネラーの1人であるビビる大木がツッコミや解説を入れることもあった。洋画の一瞬の映像を使う際にスロー再生や一時停止が許可されなかったため、「大人の事情により映像を一時停止することが出来ないのでお手数ですが目を凝らしてご覧ください」とし画面上のどの辺りかを説明して繰り返し再生したり、「ゴールデンタイム番組にふさわしくない映像(例:放送許諾の得られなかった他局の映像など)」を使う際にモザイクをかけたりといったVTRも放送した。「トリビア」の内容によっては稀に確認VTRがないこともある(単なる言葉遊びなど)。確認VTRに含まれない詳細や関連事項などを「補足トリビア」として、トリビアプレゼンター(司会)の1人である八嶋智人が説明する。確認VTRに大物タレントやプロ漫画家などを起用した際にはその人物も紹介し、時には宣伝も行う。最後にもう1人のトリビアプレゼンター(司会)の高橋克実がその「トリビア」から思いついた一言を言い、「トリビア」紹介を締める(自身の頭髪や過去にまつわる自虐的な内容や下ネタが多いが、時には八嶋を皮肉る。内容があまりに酷だと八嶋が突っ込みを入れる場合もある)。この一言は番組内容を収録した『トリビアの泉 へぇの本』で「高橋語録」と称している(ただし、実際に番組内で高橋克実がトリビアの最後に言った言葉と『へぇの本』の「高橋語録」での一言とが必ずしも一致するとは限らない)。稀にパネラーとのトークや「補足トリビア」で締めて高橋克実の一言が無かった事もあった。本題よりもこの「補足トリビア」で得点が入ることは多々ある。紹介された「トリビア」に対し、「品評会会長」のタモリを含む5人のパネリストからなる「トリビア品評会」が「トリビア」の驚き、意外性、また「確認VTR」の面白さなどを感銘度とし「へぇボタン」と称するボタンを押して評価する。基本的には「確認VTR」を見ている最中に「へぇボタン」を押す事は出来ない(八嶋がパネリストに対して「まだ押さないで下さい」となだめた事がある)。パネリストは感銘度を「へぇ」という単位に換算し、「へぇボタン」を1回押すごとに「1へぇ」ずつ得点をつけることができる。しかし、実際にはいつでも押すことができるため「トリビア」にほとんど関係の無いトークの場面で押される場合も多々ある。1人につき「20へぇ」が与えられ、その合計値で「トリビア」の優劣をつける。「20へぇ」の評価で「満へぇ」となり、5人全員が「満へぇ」、つまり合計「100へぇ」で満点となる。賞金は1へぇごとに100円であり、満へぇは10倍の賞金10万円である。ゴールデンタイム移行後は初回のみ紹介されたすべてのトリビアに、二回目以降は合計「80へぇ」以上の評価が出た場合、品評会会長から商品が授与されるがその「トリビア」にちなんだギャグによって会長が商品を決めるため、実用性が低いものが多い。「品評会会長」はタモリであり、ゴールデン移行後はその厳しい評価のため高得点が出にくい傾向にある。「品評会会長」のタモリのみ「へぇボタン」の色が白色である。スペシャル版はパネリストが10人に増え(「満へぇ」は合計「200へぇ」になり、賞金は20万円である。)、「150へぇ」以上の評価で粗品がもらえることもある(『土曜プレミアム』の放送においては、「160へぇ」以上で粗品)。品評会員ごとの「へぇ」の得点、および合計値はそれぞれスタジオの電光掲示板に表示される。品評員席の表示は通常は白、「満へぇ」になると赤になる。合計値の表示は深夜番組時代は白のみだったが、ゴールデン移行直後は値が増えるにつれて紫→青→水色→緑→黄色→オレンジ→赤(100へぇ)と変わっていく方式に。後に色の変化は不規則になる。「100へぇ」を達成すると電光掲示板の下にある噴水口から100円玉が100枚出るという仕掛けがある。「へぇボタン」はゴールデンでの名称だが、深夜番組時代は「へぇスイッチ」という名称だった。2006年1月18日放送分より誰か1人でも満へぇが出るとパネラー席後ろのランプが不規則に点滅するようになった。満へぇになってもへぇボタンを押すこともできるが(「へぇ」の音声は無く色が発光するのみ)、21へぇ以上は得点として加算されない。すべての放送において、満へぇを獲得した作品は1つもなかった。歴代最高へぇは、深夜時代が99へぇ、ゴールデン通常放送が98へぇである(詳しくは後述)。視聴者から「調べてみることでトリビアになりそうな日常の疑問」を公募し、「世間ではバカバカしくてやっていないような素朴な疑問」を調査・実験など実際やったらどうなるかを当番組スタッフが検証し、明らかにする。その検証VTRに対して意外性、内容の充実度、検証の労力などを感銘度とし、品評会会長のタモリがレバーを引いて評価をする。番組がゴールデンタイムへ移行した2003年7月2日放送分から開始した。感銘度は「一分咲き」から「九分咲き」および「満開」の10段階で表し、「満開」へ近づくほど感銘度が高いことを示す。2004年2月18日放送分までは「一分咲き」・「三分咲き」・「五分咲き」・「八分咲き」・「満開」の5段階評価だったが、タモリが八分咲きを連発したことで本人の意向により同年2月25日放送分からは「二分咲き」・「四分咲き」・「六分咲き」・「七分咲き」・「九分咲き」が加わり10段階に変更した。品評会会長のタモリが独断と偏見で「何分咲きの花になったか」を手元にあるレバーで評価し、レバーを引くとスタジオ後ろに控える多数のエキストラ がそれぞれ手に掲げたパネルを裏返し、「○分咲き」および「満開」の花が描かれたイラストを作る。「満開」が出た時はさらにパネルが裏返り、「やったね!」の文字が現れる。パネルの動きが遅かったりパネルの向きが間違っていたりすると、八嶋による指摘を受けることがある。大抵の評価は「八分咲き」以上だが、まれに「五分咲き」や「七分咲き」が出たこともあった。尚「『へぇ』の本」では、「10段階になってから満開が出にくくなった」と記述されている。視聴者から送られてきたはがきやメールなどは全部、トリビアプレゼンターの八嶋が読むが必ず読み始める冒頭は「タモリさん、高橋さん、八嶋さん、こんばんは」から始まる。「こんばんは」の後3人も「こんばんは」と答えるが、八嶋だけカメラ目線になっている。当初は10分程度のコーナーだったが次第に放送時間が長くなり、ときには2本立て・3本立てで放送されることもあり、番組のメインであるトリビアの紹介よりも放送時間が長くなることがある。ゴールデン後期や単発特番の際の番組表の文章も、種の予告の分量が多いことがあった。2010年2月27日放送分のスペシャル放送では6本立てであり、トリビアの種が中心の番組内容であった。さらに、2012年1月1日放送分のスペシャル放送でも7本立てであった。当コーナーが行われるのは番組後半が多いが、たまに、番組前半に行われることがある。また、2005年1月19日から「ガセビアの沼」が番組後半に行われるようになってからは、当コーナーは番組前半に行われている。コーナー冒頭に司会の高橋が小説・映画・漫画・アニメ・歌などのセリフや歌詞の一節を言うことが恒例である。しかし、大抵の場合タモリと八嶋には無視される(一呼吸おいて八嶋が「はい、それではさっそくトリビアの種をご紹介しましょう」と言う)。また高橋が「私に品評してほしい」「いつになったら私に品評させてもらえるんでしょうか」と八嶋に頭を下げて誓願するも、八嶋が「顔を上げて下さい。駄目なものは駄目です」などと軽くあしらうというやり取りも恒例である。また、実験によっては万全の安全対策で行わなければいけないものも少なくないため、八嶋がコーナーの最後に「皆さんは、絶対に真似しないで下さい」と注意をするが、タモリが(時には高橋も)「真似出来ない」とツッこむのも恒例となっている(時には、完全に無視することもある)。「トリビアの種」はシリーズ化する傾向が多く見られ、ベン・ジョンソンやジェファーソン・ペレスが検証に参加する「スポーツシリーズ」、等身大ペッタン人形を高層タワーから落とし、タワーから離れる前までの距離を測る「ペッタン人形シリーズ」日本刀がピストルなどと勝負をする「対決シリーズ」、雑種の犬が血統種(特別な訓練された犬)の犬と同じことができるかを検証する「雑種犬シリーズ」などがある。「雑種犬シリーズ」は後にやらせがあったことが明らかになっている。「トリビアの泉」に投稿された情報のうち、全くの嘘やガセネタであったものを「ガセビア」として紹介する。誤解している人が相当数存在する当たり前の知識・急に広まった都市伝説の類を主に取り扱い、間違いを正す。タモリ、高橋、八嶋のトークを交え、通常の「トリビアの泉」と同様のVTRを使ってガセネタであることを示す。「トリビアの泉」「トリビアの種」とは対照的なコーナーでもある。放送期間は2005年1月19日放送分から、当番組(レギュラー放送)最終回の2006年9月27日放送分まで。元々は2005年1月1日放送分『あけましてムダ知識スペシャル』から開始予定だったが、約2週間後の1月19日に延期される。当初は毎週放送されていたが、2006年に入ってからは休止されることがほとんどで、一時はコーナー自然消滅とも言われた(2006年8月9日放送分から復活)。コーナーの最初に、タモリが「ガセビア、それはトリビアとは似て非なる全くのデタラメ」と呟く。すかさず八嶋が「このコーナーは(orこの「ガセビアの沼」はorここは)二度とガセビアが使われることのないよう、永遠に葬り去る場です」と解説したあと、高橋が「深いです」と言うのが恒例となっている(ただし、本当に深いかは不明)。なお、初期にはその後でタモリも「怒ってます」と続いたことがあった。確認VTRのインタビューでは、トリビアでの「はい、確かに…」に対して「(いいえ、)それは全然違います」で始まるのが決まり文句となっている。中盤からは「…というのは間違っています」で終わる事が多くなっている。確認VTRの最後には女優の緒川たまきが出演する東海テレビ制作の昼ドラ風のショートドラマが挿入される。ドラマは、「これ(ガセビア)を使うと…」というナレーションの後、銃で撃たれたように画面に穴があいて粉々に砕け、「ガセビア」とは全く関係のないシチュエーションで緒川が「ウソつき」と一言だけ発し、画面が暗転、「ウソつきになりますので、ご注意下さい」 というテロップとナレーションが出てくるという非常に短いものであった。本来の目的は「ガセビア」を使わないよう注意することであるが、タモリ・高橋・八嶋がこの「ウソつき」のセリフの言い方を大変気に入ったため「ガセビア」の内容そっちのけで「ウソつき」の前後のシーンで盛り上がることもしばしばで、回を追うごとにドラマのシーンが長くなっていった。最後には高橋の「ガセビアよ、さらば!」の合図とともにタモリがガセネタが書かれたハガキ(応募者はトリビアと思って投稿している)をスライム製の沼に沈めて終了。放送初回のみスライムではなく緑に着色した水でブクブクしていた。スライムに変更したあともブクブクしているためスライムに穴がある。開始当初、ガセネタが完全に沈むまでにかかる時間は15秒前後であったが、司会者による「ウソつき」の妄想が長くなっていったため次第に短くされた(最終的には5~9秒)。BGMはダニエル・リカーリの『ふたりの天使〜ひとつの声のためのコンチェルト〜』だった。最初は通常の「トリビアの泉」と同様に投稿者名を公表していたが、第2回目以降は投稿者名部分にモザイクをかけ、下段に「ガセビア投稿者の気持ちを考慮し 氏名は伏せさせていただきます」と注釈を入れている(「へぇの本」掲載時は第1回の投稿者名も「三重県出身・××さん」と伏せられた)。このコーナーでは、「トリビアの泉」・「トリビアの種」とは対照的に、画面左上には紫字の明朝体で「明日使えないウソ知識に注意」とテロップが表記されている。番組の最後(エンディング/ 当番組のスタッフエンドロール部分)に、各放送回に紹介した「トリビア」の概要を得点の低いものから順に放送する。また、確認VTRに登場した声優やナレーターがナレーションを務め、「トリビア」の内容を読み上げるといった「お遊び」の要素も。ゴールデン移行当初から放送し、後に不定期での放送となる。BGMは通常 フレッド・ジョリオの『Romance』だが、一時期DJ Gert & M. Woodsの『Once Upon A Time In The West (DJ Gert vs DJ Conka Opera Mix)』が使用されていたこともあるほか、『まんが水戸黄門』のオープニング曲『ザ・チャンバラ』、反町隆史の『POISON』など、紹介したトリビアにちなんだ曲に変更されることもある。2005年頃は『ニャホニャホタマクロー(かつて『みんなのうた』(NHK) で放送された『ラジャ・マハラジャー』の替え歌)』がほぼ毎週使われていた。2006年7月5日と7月26日にはClassの『夏の日の1993』がBGMにフルコーラス使われたが、放送回のおさらいトリビアの後、長いのでスタッフロールの上に前回のおさらいトリビアも流れた。その際はClassの2人が砂浜で歌い、小窓でおさらいトリビアが流れた。「トリビアの泉」に投稿された情報のうち、「へぇ」とすら言えない通常の「トリビアの泉」で扱うに至らないものをピックアップして紹介する。タイトルの「はぁ〜」はためいきを表す。2002年10月からの深夜番組時代に番組最後に不定期に放送し、2003年3月、ゴールデンタイム移行までに終了(「一番むかつく「はぁ〜」は……」と言うトリビアも放送された)。流れとして、タイトルコール後に高橋と八嶋がネタのハガキを見て「はぁ〜」とため息をつき、ハガキをテーブルに置いた後「はぁ〜」なネタに文句を言いながらカメラからフレームアウトし、その後ネタのハガキをカメラで映してどんな内容だったかが分かる(主に下ネタ系が多い)。2006年3月15日放送分より、メインのナレーションとは別に副音声付放送で並行して別の声優やタレントがナレーションを担当する『トリビアの影のナレーション(影ナレ)』が行われた。地上デジタル放送ではモノステレオ放送で実施されていた。“影ナレ”はメインのナレーションをベースに、その担当者が過去に演じた有名なキャラクターなどを暗示させる演技や語尾などのアレンジを加える。完全に副音声のみではなく、そのキャラクターの関連BGMと共にシルエット(実在する人物についてはシルエットではない)を出す紹介コーナーが番組中に何度か挿入される。また、番組中に別の“影ナレ”と交代する場合があり、その際はキャラクター同士で何かしらのやり取りをする。エンドロールには「影のナレーション:???」としかクレジットされず、キャラクター名や著作権者の明記や(C)のマークの表記はない。しかし、「トリビアの種」内では影ナレを担当した声優本人及び実名が出たことがあった。地上アナログ放送の音声多重放送やデジタルチューナーが二重音声に対応していないといった受信環境や、一部のネット局設備で副音声に対応していないといった送信側の事情がある場合、紹介コーナー以外聞くことができない。北海道文化放送では札幌地区以外は番組が放送終了するまでは音声多重放送を実施していなかった。また、テレビ山口では当初“影ナレ”に対応していなかったが、2006年4月放送分から対応した。特番時代からは不定期で音声多重放送に対応する形になった。2005年11月16日、同局の報道番組『FNNレインボー発』をもじった「レインボ・一発」(れいんぼ・いっぱつ)を放送した。以前放送した「トリビア」が紹介され、その後の展開を紹介した。正式コーナータイトル名は「高橋克実のスペシャルコーナー Stardust Memory 〜言葉では伝えきれない映像〜」。トリビアプレゼンター(司会)である高橋克実の持ち込み企画であり『土曜プレミアム』枠のスペシャル放送から登場。高橋が日常であまり見ることのない「言葉にできない」映像、また誰かに伝えたいけれども、上手く伝えられない「トリビア」を小田和正の「言葉にできない」に合わせて紹介(ことわざ「ヘビににらまれたカエル」を実際に行う、ガチャピンがアルバイトや地味な仕事をするなど)。コーナーの背景は銀河系をモチーフとしたCGをブルーバックで合成している。VTR後は品評会会長であるタモリ・トリビアプレゼンター(司会)である八嶋があきれて去った後に取り残された高橋が[ブラックホールに吸い込まれるという演出。なお、VTRのナレーションは通常ナレーションを行う中江ではなく、田中秀幸が担当している。なお、2007年1月27日・5月12日のスペシャルのみで以後のスペシャルでは放送しなかった。2007年11月28日の特別番組時に放送。コーナー名の元ネタは唱歌「ちいさい秋みつけた」。少しなら、確実に「へぇ」と言える小さな雑学を紹介するコーナー。「トリビア」紹介は通常形式だが小さい「へぇ」であるので、品評は品評会会長のタモリだけが行い、「へぇ」数はボタンに付いた小さなパネルで表示された。「生さんま」のノボリを裏から見ると「生ちん毛」っぽく見える2012年1月1日の特別番組時に放送。テレビで見せる程の「トリビア」では無い為、一部だけを紹介し、後は当番組専用ホームページにて24時間限定で紹介された。かりんとうを水に張った洗面器に一晩つけておくと朝ウンコっぽくなる番組放送開始10周年目でテレビで言えなかった「禁断のトリビア」を2012年1月1日の特別番組時の放送内にて分けて紹介。全てのキーワードをつなげると「禁断のトリビア」が完成する仕組みとなっていたが、番組内では最後まで放送されず、最後の部分は当番組専用ホームページにて24時間限定で紹介された。投稿採用者には獲得した「へぇ」の数に応じた賞金が贈られる。通常は1へぇにつき100円(例として70へぇの場合、賞金は70へぇ×100円=7,000円)で、「満へぇ」(100へぇ)の場合は10万円となる。ただし、今までの最高は「99へぇ」で、「満へぇ」の出た「トリビア」は1つもなかった(10人の時は「198へぇ」)。ちなみに今までの最低は「12へぇ」である(ただし、「小さい"へぇ"見つけた」のコーナーを除く)。深夜時代のある「トリビア」で「99へぇ」まで行った時、最後の「1へぇ」を残したパネラーが「そこ(司会者が読んでいる紙)にない情報を教えてくれたら押す」などと言い結局押さなかったことがある。スペシャル放送(一部を除く)および『土曜プレミアム』枠での放送では審査員が10人に増やされ、最高は200へぇとなり、賞金は20万円である。また、以下のトリビア投稿者にはそれに応じた景品も贈られる。初代2代目3代目その他放送日時は日本標準時(JST)。レギュラー放送時代には、毎年正月にスペシャルが放送されていた。放送日時は日本標準時(JST)。番組タイトル名はそれぞれ、『踊る大捜査線』、『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドーのセリフ、『世界で一番君が好き!』、『家政婦のミタ』の三田灯のセリフが元ネタ。放送日時は日本標準時(JST)。2012年1月1日 21:00 - 23:30(JST)(番組生誕10周年)の『トリビアの泉 10周年! あけましてムダ知識SP』の放送前に4夜連続で「深夜にニヤっとできるトリビア」を各10分間放送した。深夜時代から高視聴率を獲得し続けた結果、2003年7月2日に水曜日21時代台のゴールデンタイムに昇格。ゴールデンタイムの第1回の放送で20.5%の高視聴率を記録する好スタートを切った。その後も25%前後の高視聴率を獲得し続けて、時間帯のトップに躍り出た。番組自体も社会現象になるほどのブームとなり、2004年に突入しても衰えることなく視聴率ランキングの常連に入っていたが、2005年になってしばらくした頃から視聴率は徐々に下がっていった。それでも2006年9月時点で平均2桁は維持していたもののレギュラー番組でやっていく上での改善が困難となりレギュラー放送を終了、その後は不定期の特番として放送されている。ゴールデンタイムでのレギュラー放送の平均視聴率17.8%は2003年以降に放送を開始したバラエティ番組では1位であり、2001年以降に放送を開始したバラエティ番組のレギュラー放送で最高視聴率が25%を超えたのはこの番組と『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系列)のみである。以下のデータはいずれもビデオリサーチ調べ。様々な放送番組が本番組をパロディにしたことがあった。
出典:wikipedia
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