ポール・ボネ("Paul Bonet") は、在日フランス人で、日本で長期の経験を積んだビジネスマンと自称した作家。代表作は『不思議の国ニッポン』など。経歴未詳。実際は作家・評論家であった藤島泰輔のペンネームとされる。『週刊ダイヤモンド』誌上で、「在日フランス人の眼」と題したエッセイを週に一度のペースで連載。1970年代半ばから1980年代を経て、1990年代半ばまでの日本の内外の政治・外交・事件や諸々の風潮について、時折り休載を挿みつつ歯に衣着せぬ筆致で論じた。シリーズ『不思議の国ニッポン』として出された(ダイヤモンド社で22冊、内21冊が角川文庫で再刊)。1987年に、書き下ろしの新書版で『だから日本は叩かれる』と、1990年に『月刊正論』で連載したコラム集『沈まぬ太陽ニッポン 豊かさとの闘い』(各角川書店、のち角川文庫)が出された。ほかに1979年と1980年に三天書房(現在は存在しない)で『好きな日本人 嫌いな日本人 ボネ氏のニッポン日記』、『摩訶不思議なニッポン商人』がある。あわせて計26冊の著作がある。1996年刊行の『さよなら、不思議の国ニッポン 在日フランス人の眼』(この著作のみ文庫化されず)を最後に、フランス本国に帰国したことになっている(藤島は翌1997年に死去)。
出典:wikipedia
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