パルム・ドール()は、カンヌ国際映画祭(1946年 - )における最高賞。1939年から1954年までは最高賞を「グランプリ」("Grand Prix du Festival International du Film")としていたが、1955年にトロフィーの形にちなんだ「パルム・ドール」(黄金のシュロ、デザインはジャン・コクトー)を正式名称とし、「グランプリ」とも呼ばれる形とした。1965年に最高賞の正式名称を「グランプリ」に戻すが、1975年に再度「パルム・ドール」とした。長らくカンヌにおいては「グランプリ」とは最高賞の正式名称もしくは別名であったが、1990年からは審査員特別賞("Grand Prix Spécial du Jury")に「グランプリ」の名が与えられることになった。こちらは最高賞ではないので注意が必要である。パルムドールの最多受賞記録は現在2回であり、それを達成した監督は、の7組である。パルム・ドールを受賞した女性監督はジェーン・カンピオンのみであり、金熊賞、金獅子賞の4人に比べ少ない。パルム・ドール受賞作は他の賞を受賞できないという決まりがある。そのため2013年には『アデル、ブルーは熱い色』での演技を表彰する目的で、監督アブデラティフ・ケシシュに加え、主演のアデル・エグザルホプロスとレア・セドゥにもパルム・ドールが贈られた。これは審査委員長スティーヴン・スピルバーグの計らいによるものであり、史上初のことである。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。