NEXT21(ネクストにじゅういち)は、新潟県新潟市中央区にある高層ビル。萬代橋や朱鷺メッセなどと並び、新潟市のランドマーク的存在となっている。現在NEXT21が立っている場所には1989年まで新潟市役所があったが、老朽化し手狭となったため、学校町通の旧新潟県庁跡地に移転した。繁華街に立地する市役所跡地は再開発されることになり、新潟交通など複数のJVがコンペティションで競った結果、住友生命保険が担当企業に選定された。日建設計と大成建設のジョイントベンチャーによる設計・施工で1993年4月に躯体が竣工し、翌年5月にグランドオープンした。建物は地上21階、地下3階建てで高さは125mあり、1990年代の新潟市では一番の高さを誇っていたが、2003年に竣工した万代島ビル(朱鷺メッセ)に抜かれ市内では2番目の高さである。1階と2階とを結ぶエスカレーターは螺旋状になっているほか、エレベーターの内部がガラス張りのシースルーエレベーターになっている。NEXTの意味は「次世代」を表すNextに加え、造語「Niigata EXciting Tower」を略したものである。またTには「真実」を表すTruthの意味も込められている。1階〜4階にはラフォーレ原宿・新潟が入っておりファッション関係のブランドが多数出店しているが2015年7月14日、2016年1月をもって撤退をする事を発表した (2016/01/31 閉店)。5階にはなかなか古町、6階には小規模の多目的ホールである「新潟市民プラザ」がある。11階〜15階はオフィスフロアとなっている。地下1階にコメリ書房があったが2015年4月13日で閉店した。19階には展望ラウンジがあり、市内の繁華街を一望することができる。かつて16階から18階までは飲食店街フロアとしてダイワエクシード系列の飲食店(やぐら茶屋・アジアンキッチン、等)が軒を連ねていたが、2013年下旬頃までは18階のエスカイヤクラブを残し全て閉店していた。現在は2013年6月8日 18階に五十嵐邸 結 カフェ&レストラン、2013年10月15日 17階に竹取御殿、2013年11月28日 16階に赤鶏御殿がオープンし賑わっている。19階にもレストラン「伊太利亜料理 IZAYOI 十六夜」があったが、2013年1月に閉店し、店名を変え万代地区へ移転した。移転後には結婚式場「五十嵐邸 結」が入居している。地下部は、地下街「西堀ROSA」と直結しており、更にこの地下街を通じて新潟三越の地下部とも直結している。2010年6月25日まで新潟大和(だいわ)の地下部とも直結していたが、新潟大和の閉店に伴い、現在はシャッターが閉まっている。西堀ローサ・NEXT21連絡口には綺麗にライトアップされた滝があり、季節により色が変化していたが、2011年の東日本大震災以来、節電の為停止している。正面入口であるアトリウムにはオープン当初、タイムマシンと称した飛行船の様な物が吊り下げられ動いていたが早々に運用停止となり、現在では取外されている。19階(高さ101m)には原則的に一般開放されている入場無料の展望ラウンジがあり、古町エリアを中心に市内の繁華街を一望することが出来る。完成時から長らく北-東-南西方面に面した東側の大展望ラウンジと、北西-西方向に面した西側の小展望ラウンジの2つの展望ラウンジがあったが、2013年には19階に結婚式場が出来たため、小展望ラウンジは結婚式場の専有部に組み込まれ、2013年以降は一般開放はされていない。大展望ラウンジも結婚式場の会場として使用されることがあり、その際には式場利用者以外の19階への立ち入りは不可能となるため、展望ラウンジ利用の際には注意が必要である。展望ラウンジにある地図の情報はオープン当初から修正されていなかったが、2007年7月28日現在新しい地図に取り替えられている。LoveLa万代の表記があるので、同店舗のオープン(2007年3月2日)後、もしくは新潟市の政令指定都市移行(2007年4月1日)後に取り替えたものと思われる。19階、17階、16階の男性用トイレの北側の壁面はガラス張りになっているため、北西-北方面の風景を望むことが可能となっている。駐車場の駐車台数は本館(NEXT21地下2F・3Fでパラカが運営 24時間営業)が143台、東堀通六番町にある立体自走式のNEXT21第2駐車場(徒歩約5分 三井不動産リアルティが運営 24時間営業)が345台である。完成当時、県内は勿論、本州日本海側都市に所在する最も高い建造物であったことや、同じ高層ビルでも、新潟県庁とは異なり商業施設であることなどから話題を呼び、オープン時には県内から多くの集客を果たした。しかし、完成したNEXT21を一目見ようとする人々によって、市内主要幹線道路は渋滞に陥り、本来であれば20~30分程で可能である新潟バイパスから市内中心部への自動車での乗り入れに、オープン当日は1時間以上要した。無論、建物内部の混み具合も著しく、オープン当日は展望ラウンジまでの行程が完全に順路化され、展望ラウンジでの滞在時間も限られるなどした。
出典:wikipedia
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