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ドルアーガの塔

『ドルアーガの塔』(ドルアーガのとう、"The Tower of Druaga")は、1984年7月にナムコ(後のバンダイナムコゲームス)より発表されたアーケードゲームおよびゲームの舞台となった塔の名前。『バビロニアン・キャッスル・サーガ』の第1作。略称は『TOD』。アクションロールプレイングゲームの草分け的存在である。本作品のゲームデザインは『ゼビウス』(1983年)でも知られる遠藤雅伸が担当した。プレイヤーは主人公ギルを操作して、悪魔ドルアーガの住まう60階建ての塔を攻略する。基本的には制限時間内に各種のモンスターを倒しつつ、迷路状の各フロア(ステージ)に配置された鍵を取得し、扉を開けて次のフロアに進むことを繰り返す。各フロアにはギルの戦いを有利にするアイテムの入った宝箱も隠されている。最終的な目標は平和のシンボルであるクリスタルロッドの奪回とドルアーガの打倒、そして最上階に囚われている巫女カイの救出である。ドルアーガを倒しカイを助けるためには、各種のアイテムを取得してギルを強化しなければならない。宝箱を出現させるにはフロア毎に設定された条件を満たす必要がある。出現条件としては「特定の敵を数匹倒す」「ギルを特定位置に移動させる」等のほか、「スタートボタンを押す」「レバーを各方向に特定回数ずつ入力する」といった風変わりなものも設定されている。アイテムの中にはギルにとって不利となるものもあり、また宝箱が出現しないフロアも存在する。広大なユーフレイト河のほとりに位置する小国バビリム王国は、天の神アヌが授けたブルークリスタルロッドの輝きにより栄えていた。しかしその噂を聞きつけた隣国のスーマール帝国はバビリム王国を蹂躙し、天に掲げられたロッドを奪うべくバビリムの民を奴隷にして天高くそびえる塔を作らせていた。これを知ったアヌ神は怒りの雷を落とし、塔を破壊する。しかし時すでに遅く、塔によってロッドの光が遮られたことにより、イシターとの戦いに敗れロッドに封じられていた悪魔ドルアーガが復活を果たしてしていた。ドルアーガは魔力を用いて塔を修復して天上界からブルークリスタルロッドを盗み出して塔内に立てこもる。女神イシターの巫女カイはロッド奪還のため塔に挑むも、ドルアーガの魔力に敗れて石に変えられ、囚われてしまった。バビリム王国の王子ギルはドルアーガを倒してロッドを奪還し、囚われた恋人のカイを救うべく、アヌ神より授かった黄金の鎧を身にまといドルアーガの塔に挑む。4方向レバーと1ボタンを使用して主人公ギルを操作する。ギルは迷路の壁沿いにしか移動できないが、アイテムの一つであるマトック(つるはし)や、敵キャラクターが発する呪文などを利用し壁を壊すことで壁のあった場所も通過可能となる。攻撃には剣を使う。ボタンを押すと剣を抜き、押している間は前方に構える。剣を構えた状態で敵の方向に移動(交差)することでダメージを与えられる。スライム等は一撃で倒せるが、ナイト等は1回の交差では体力を奪うのみであり、倒すためには交差を繰り返す必要がある。ボタンを離すと剣をしまう。なお、剣を抜く・しまう動作中は防御もできない無防備な状態となっている。マジシャン等が出す呪文は、盾で受け止め防ぐことができる。盾は剣をしまった状態ではギルの正面、剣を抜いた状態では左側を向く。これを応用し、剣を出したまま呪文を受けることも可能(この動作を行わないと出現しない重要アイテムも存在)。この方式は本ゲームに限らず、ゼルダの伝説シリーズでも採用されている(こちらは同シリーズの主人公であるリンクが左利きのため、剣を出した状態では盾が右側を向いている)。マトックを入手している場合、壁に向かって停止した状態でボタンを押すと壁を壊すことができる。この際にボタンを使用するため、同時に剣も抜き差しされる。外周の壁は壊せず、マトックの方が破損する。各フロアには原則として1つの宝箱が用意されている。フロア開始時は隠されており、ギルの行動やそれによる結果が、フロアごとに設定された特定の条件を満たした場合に出現する。ギルが宝箱に接触すると、フロアごとに決まったアイテムを取得することができる。アイテムにはゲームの進行を支援(阻害)するもの、直接的なパワーアップ(ダウン)をもたらすもの、物語の完結に必要なもの、他のアイテムに影響を与えるものなどがあり、取得することで様々な効果を発揮する。各カテゴリーに属するアイテムは排他装備であり、上位アイテムの取得によって下位のアイテムは消滅する。同じカテゴリであれば、原則として緑→赤→青の順に上位となる。ただしファミリーコンピュータ(FC)版では配色に制限があり、白・赤とその逆の配色、青・黄の3通りしかない。ドルアーガ打倒のために最低限必要なアイテムは最上位の剣・篭手・鎧・楯・兜とブルークリスタルロッド、ルビーメイスだが、これらを取得するために必要なアイテムが連鎖的に存在する。上記のバランスもこのためのもので、クリスタルロッドとルビーメイス以外のすべてに必要。RPG的要素の一つとして、ギルや一部の敵が固有の体力値を持つことが挙げられる。体力値が設定された敵に対しては繰り返し攻撃することで倒せるが、ギルも敵の攻撃で体力がなくなるとミスになる。ゲーム画面からはギルや敵の体力値に関する情報が一切与えられないため、プレイヤーはデータ収集やプレイ経験からギルの体力値の余裕を推定する必要がある。なお、フロア開始時にはギルの体力値が最大値まで回復する(アイテムにより一時的に体力が高くなっている場合も、本来の上限まで戻される)。本作では以下の要因によりスコアが加算される。減算の要因はない。ただし本作ではコンティニューボーナスが他点数に比べて不当に高すぎるため、スコアの意味合いがほぼ無意味に等しくなっている。後に遠藤が掲示板で語ったところによると、当時の過剰なスコアアタック至上主義に対する皮肉の意味合いがあったという。59・60階で本来の目的から外れる行動を取ると、「YOU ZAPPED TO ...」と表示され、取得済みアイテムのいくつかを没収された状態で遥か下の階(6 - 18階でランダム)へ落とされる (ZAP)。ドルアーガ打倒に不可欠なアイテムの多くも失われるため、クリア不能となりゲームそのものが成立しなくなる。この場合、クリアのためには5階の宝を取り直さなければならない。ZAPの発生条件は「59階でドルアーガを倒さないまま鍵を開けて扉を抜ける」「60階で壁を壊す、イシターやカイを剣で刺す、タイムオーバー等でミスになる」である。なお、カイを刺した場合はすぐにZAPとはならず、クリアできなくなりタイムオーバーで結果的にZAPとなる。ZAPを逆手に取り、意図的に何度もZAPを起こしてスコアを伸ばすことができるため、ハイスコアランキングを提示しているゲームセンターによっては「ZAP禁止」の貼紙を出す店舗すら現れた。ギルをすべて失うとゲームオーバーとなるが、このゲームにはエンディングがあるため、60階をクリアした場合も強制的に終了(ゲームオーバー)となる。以下の条件で1ミスとなる。ゲームオーバー後のコイン投入時に剣ボタンを押したままスタートボタンを押すと、1階からそれまで進んだ階までの範囲でスタートする階を選んでコンティニューすることができる。この時、ゲームオーバー時に所持していたアイテムはすべて持ち越される。ただし前回のプレイが60階クリアだった場合は無効であり、1階からのスタートとなる。同様にZAPだった時は1階から転落先のフロアまでの範囲となる。なお、取り忘れや消失した宝をコンティニュープレイで取り直すことは可能であるが、3階のポーション・オブ・ヒーリングについては初めて入手したものだけが有効で、取り直したものには効果が無い。以下、敵キャラクターを紹介する。敵キャラクターの名前は『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の影響を強く受けている。なお、ゲームデザイナーの遠藤雅伸によれば、ラスボスであるドルアーガについては、『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』のサプリメントである"Deities & Demigods"を参考にしたということである。ゼリー状のモンスター。止まっている時に剣で刺せば一撃で倒せるが、接触するとギルの体力値に関わらずミスとなる。本作での登場が日本にスライムというキャラクターを大きく認知させたと同時に、『ウィザードリィ』のイメージを踏襲してスライムを序盤から登場する弱い敵と設定したことが、本来のTRPGにおける「剣で攻撃できない強敵」というイメージを払拭してしまった。日本国内で「スライムは弱い」という印象を与えた一因を担っていることにより、遠藤は「日本版スライムA級戦犯」を自称している。ただし本作のスライムは、移動中に攻撃判定を持ったままやられ判定が消える時間(つまり無敵攻撃)が存在するため、ギルがどれほど強化されていても攻撃のタイミングが悪いと一方的に負ける。更に、上級のものになると活発に動き回り(それだけ無敵攻撃が多い)、多彩なスペルを吐くなど強力な部類に入る。そのため、他のモンスターと戦っている最中にスライムが接近してくると大きな脅威となる。ドルアーガの魔力により作られた騎士。フロアを常に歩き回り立ち止まることはない。固有の体力値を持ち、ギルが剣を出して移動している状態(足踏み状態も可)で数回交差しなければ倒せない。交差中はギルもダメージを受ける。ギルが剣を出していても立ち止まった状態でナイトと交差すると、大ダメージを受けた後やられてしまう。同時に固有のリカバリーポイントを持っており、倒すことによってギルの体力値がその分回復する。リカバリーポイントはギルが持っている剣により異なるが、初期装備およびホワイトソード(5階の剣)では倒した敵の最大体力値とおおむね同値、ドラゴンスレイヤー(18階)やエクスカリバー(45階)ではその半分程度となる。突然現れて呪文を放ち、またたく間に姿を消す神出鬼没の魔法使い。呪文は盾で防ぐことができる。姿を消す前に剣で刺すと一撃で倒せるが、剣を出さずに触れるとミスになる。出現位置は縦・横共通してギルの座標から1ブロック隔てて向こう2ブロック、またはチェスのナイトのようにギルの座標から八方に位置したブロックに出現する。ギルがフロアの柱と柱の間(または外周での柱と外壁の間)で止まっている時は出現することはなく、ギルが移動している時や通路上で止まった時に出現 → 呪文発射 → 消滅を繰り返す。なお、各マジシャンとも呪文を放つ方向によって杖を持ち替えている。死んだマジシャンの亡霊。ギルを追跡し、ワープで壁を通過する。6階他3ヶ所で取得可能なキャンドル(ろうそく)がなければ、ワープ時以外は姿を見ることができない。頻繁に呪文を放ちながら移動し、画面外から呪文を飛ばしてくることもあるが、ゴースト自身には接触してもミスにはならない。壁で2ブロックに区切られた空間に入ると内側にはスペルを吐かなくなるため、倒すには2ブロックゾーンに誘い込む戦法が有効である(壁を抜けて侵入した瞬間だけは吐かれる場合がある)。止まったまま進行方向に対して横から剣を伸ばして倒すことも可能。なお、対応するマジシャン系と色が異っているのは、単なる色指定ミスで深い意味はないとのこと。初期装備の剣およびホワイトソードで攻撃すると1フレームあたり1、ドラゴンスレイヤーでは2、エクスカリバーでは3のダメージを与えることができる。ゴーストは剣のパワーアップを最も感じさせる相手ではあるが、FC版の裏ドルアーガ等では宝箱の出現条件にゴーストを倒さないことが含まれているフロアが複数ある為、耐久力の低さが逆の意味で脅威となる。イソギンチャクのように多数の触手を持つ怪物。剣を出して交差するとギルの体力値を消耗する。その結果、ローパーと接触した後にナイト系の敵と戦うと、体力不足でミスになることがある。剣を出さずに交差すると体力が最低値になるが、この接触でギルが死ぬことはない。ナイト系と同様、リカバーポイントを持つ。色による能力差はないが、同色でも倒した時の得点が異なる場合はある。なお、ダメージを与えるにはドラゴンスレイヤー以上の剣が必要となる。この他にFC版では、オールグリーンローパー (ALL-GREEN ROPER)とオールレッドローパー (ALL-RED ROPER)も登場。翼を持つ竜。同軸上にギルがいると壁を壊しながら向かってくる。時折り進行方向に長大なファイヤーブレス(炎)を吐く。壁を突き破るのと同時にブレスを吐かれる場合もある。ギルがブレスに接触するとミスになるが、青いネックレスを取得すると通過可能になる。また、パールというアイテムがあれば一定範囲内にいるドラゴン系の動きを止められる。ダメージを与えるにはドラゴンスレイヤー以上の剣が必要となる。剣を収めたままでもドラゴンを通過できるが、剣を出した時と同様に体力が減る。公式設定ではドルアーガの魔力によってクリスタルロッドがブルー、レッド、グリーンの3つに分離された際にクォックス、シルバードラゴン、ブラックドラゴンに分離されて操られたとなっている。ドラゴン系が出現するフロアでは専用のBGMが用いられる。フロアの残り時間が60秒(表示が赤くなる)を切った時に登場する火の玉。フロアによっては始めから登場する。倒すことはできず、接触するとミスになるが、指輪系アイテムの取得で通過可能になる。ウィル・オー・ウィスプには緩やかに動くタイプと、非常に早い動きをするタイプがある。移動パターンでは以下の2種類があり、それぞれの特徴を理解すれば壁を壊すことによって同じルートを回らせ回避することも可能。『ドルアーガの塔』は、ファミリーコンピュータを始めとしたゲーム機、MSXをはじめとする各種パソコン(Windowsを含む)や携帯電話など、また単体パッケージとして以外にもナムコのレトロアーケードゲームのカップリング作品『ナムコミュージアム』にも度々収録(PlayStation版のVol. 3、PlayStation Portable版のVol. 2、ニンテンドーDS版、Xbox 360版)されており、きわめて多数のプラットフォームに移植されている。カバヤ食品の食玩「ゲーム伝説」には一部ステージがプレイできるWindows版CD-ROMが同梱されていた(全5種のNo.2、生産終了)。また、2003年12月5日にナムコ(後のバンダイナムコゲームス)から発売されたニンテンドーゲームキューブ用のRPG『バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海』の予約特典として、ファミリーコンピュータ版が復刻されている。ファミリーコンピュータ版には、宝箱の出現条件が通常版とは異なる「アナザー・ドルアーガの塔」と呼ばれるバージョンがあり、選択するとタイトル文字の色が灰色から濃緑に切り替わる。以後に発表された移植版でも、それぞれのプラットフォームオリジナルの特別版、いわゆる「裏ドルアーガ」が収録されることが多い。特にPlayStation版(ナムコミュージアムVol. 3収録)には、裏ドルアーガとは別に「闇ドルアーガ」もあり、宝箱の出現条件の他にフロアのマップや獲得するアイテムそのものが通常版と異なっていた。PlayStation版で闇ドルアーガを呼び出すと、プログラムされているが本編では使われていないファンファーレが鳴り闇ドルアーガモードに突入する。表ドルアーガではあり得ない、サイズ2倍のスライムが出現したり、宝箱の中身が「数十万ポイント分のスコア」というものがあったりと、新たな要素が加えられている。以下はファミリーコンピュータ版の特徴で、オリジナルであるアーケード版では異なるか起こらない現象である。またファミリーコンピュータ版では攻略本が出版されたが、アイテムの出現方法が違う内容で記載されていたり、60Fのクリア方法は全く違う内容が記載されていた。ゲームボーイ版はナムコではなくエンジェルから発売された。発売日は1990年12月31日。体力値が画面に数字で表示されており、スライムの体当たりやマジシャン等の呪文を受けてもダメージを受けるだけで済む。残機(プレイヤーストック)の概念がなく体力が尽きるとその場でゲームオーバーになるが、パスワードによる継続機能があったりとゲームシステムがアレンジされている。フロアの構造はファミリーコンピュータ版に準じている。のちに発売された『ナムコギャラリーVOL.2』にも収録された。PCエンジン版は1992年6月25日に発売された。メディアはHuカード。画面が俯瞰(斜め上からの見下ろし)であったりアイテムを好きな時に使用できるといった改変がなされた。遠藤は「オリジナルの迷路は長方形で塔らしくなくて嫌だったが、基板の問題でどうしようもなかった。PCエンジン版の正方形の迷路が本当にやりたかった『ドルアーガの塔』の迷路だった」と語っている。フロアごとにイシターがグラフィック付きで登場し宝箱出現条件のヒントをくれたり、サッカバス(サキュバス)がギルにドルアーガを(倒すことで)救ってくれるように頼んだりするなど、設定のみだったストーリー要素が実際にゲームに反映されている。またタイトル画面でファミリーコンピュータ版の隠しコマンドを入力すると「ウラめんなんてありませんよ」などといったメッセージが表示されたりと、過去の移植版をもじった要素もある。以下に主だった変更点について記す。電波新聞社より、FM-7/77版、FM77AV専用版、MZ-1500版、MZ-2500版、X1シリーズ版が、それぞれ発売された。一部の移植作品には、宝箱の出し方が異なる「裏ドルアーガ」が存在する。MSX版はナムコよりナムコットシリーズとしてROMカートリッジで発売された。ハードウェアスペックの限界から「キャラクターは単色」「スクロールは8ドット単位」など、ファミコン版をさらにダウンスケールさせたような内容となっている。また、1989年にはユーザーによる非公式のX68000版が作成され、主に草の根BBSを通して配布された。2003年より、フィーチャーフォン用アプリケーションとしてNTTドコモ、au、ソフトバンクの各キャリア向けに移植された。これらは宝箱の出し方を記した「攻略ウィンドウ」や、最初から宝箱が出現した「EASYモード」を搭載している。また、下位機種向けに全16階構成の『ドルアーガの塔mini』も配信された。2008年には、F903iなどのディスプレイを90度横に回転させられる機種向けの『ドルアーガの塔 WIDE版』が登場。ステージを横長のディスプレイいっぱいに表示し、横スクロールがほぼ抑えられている。さらに2011年2月17日頃 - 5月16日、携帯SNSサイト「モバゲータウン」にて、『ドルアーガの塔 for モバゲー』を無料配信。本作のみ「SHORT」というスコアアタックモードが用意されていた。開発者の遠藤雅伸によれば、本ゲーム開発の際の大きな目的の一つは「当時稼働率の下がっていた『マッピー』の基板のROM交換で、開発コストを下げる」ことであった(縦長の画面で横スクロールするなど、両ゲームの共通点は多い)。つまり、元々大ヒットを狙っていたわけではなく、2000枚のROMが償却できればプロジェクト的には成功であった。現在と同じく、当時も本作の難易度に対して「万人向けでない」「攻略本を前提としているかのようなゲーム設定は、アーケードゲームとして妥当か」という批判がなされたが、これは予想外に人気が出たための副作用であった。皮肉なことに本作の人気のため、当初想定していたROM交換だけでは需要に追いつかず、基板の再生産も行われた。なお、基板の再生産にあたりいくつかのバグが修正されている(ナイト系の敵を倒してエクステンドした際の画面表示など)。この区別のため、『マッピー』のROM交換基板を「OLDバージョン」、再生産された基板を「NEWバージョン」と表現することもある。ゲーム誌「ファミリーコンピュータMagazine」の1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「ファミコン初のRPG」、「ドルアーガの塔はファミコンで初のRPGで、主人公ギルがだんだんとパワーアップしていくことや、その目的がRPGらしい。しかし現在のRPGとはだいぶ趣が異なり、どちらかといえば面クリアタイプのアクションゲームと思った方が良いだろう」と紹介されている。ゲーム誌「ファミコン通信」のクロスレビューでは合計21点(満40点)、「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.90点(満30点)となっている。また、同雑誌1991年5月24日号特別付録の「ゲームボーイ オールカタログ」では「ファミコンで同名のゲームが出ているが、システムがかなり変更されている」、と紹介されている。ゲーム誌「ファミコン通信」のクロスレビューでは6・4・7・5の合計22点(満40点)、「月刊PCエンジン」では85・90・90・80・80の平均85点(満100点)、「マル勝PCエンジン」では8・8・6・5の合計27点(満40点)、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.62点(満30点)となっている。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で292位(485本中、1993年時点)となっている。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では「業務用はファミコンで話題を呼んだ、同名ゲームのリメイクもの。何十階もある塔の中を敵を倒しながら進んでいく。一定の条件を満たすことでフロアに宝箱が出現し、そこから扉を開く鍵や、パワーアップアイテムを入手することができる。この条件が何であるかを解き明かすことがゲーム最大の面白みだ」と紹介されている。ナムコから発売されたキッズメダルゲーム機。プレイヤーキャラクターはギルとカイに加えて、他作品シリーズのワルキューレとサンドラとコアクマンが登場する。1990年に大阪府大阪市で開催された国際花と緑の博覧会に『ギャラクシアン³』と共に出展された屋外施設型の射撃体験ライド型アトラクションであり、ゲームソフトではない。4人乗りのライドに乗りながら、赤外線による移動体通信技術を使用した銃型の武器を利用し、敵に付いた的に光線を当てることで倒しながら進む。最終目的はボスであるドルアーガを倒すことである。博覧会終了後も東京都二子玉川にあったナムコ直営テーマパークナムコ・ワンダーエッグに移設され、閉園の2000年12月31日までプレイすることができた。現在は解体・廃棄され現存しない。

出典:wikipedia

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