上信越自動車道(じょうしんえつじどうしゃどう、JOSHIN-ETSU EXPRESSWAY)は、群馬県藤岡市の藤岡ジャンクション (JCT) から長野県長野市を経て新潟県上越市の上越JCTに至る高速道路(高速自動車国道)である。東日本高速道路が管理・営業中である。略称は上信越道(じょうしんえつどう、JOSHIN-ETSU EXPWY)。国土開発幹線自動車道の路線名は関越自動車道上越線であり、上信越自動車道はそのうち藤岡JCT以西の区間の道路名である。国道18号や北陸新幹線と並走し、東京から富山・金沢などの北陸地方を結ぶ高速道路の最短ルートとなるため、単に関東地方と長野県北信地方・新潟県上越地方を結ぶだけにとどまらず、関東北陸間の物流の動脈としての役割も担う路線である。北関東自動車道の全線開通後は、東北・北関東方面と東海・関西方面を、東京都内を経由せずに高速道路のみで往来できるルートとして重要度が増した。信濃町インターチェンジ (IC) - 上越JCTが暫定2車線、それ以外は4車線で供用済みである。かつてはこれ以外にも暫定2車線で併用されていた区間があり、特に碓氷軽井沢IC - 更埴JCT間は開通以前から4車線化の施行命令が出されていたが、1998年の長野オリンピック開催に間に合わせるために暫定2車線で開通させた経歴がある。信濃町IC - 上越JCTについては2009年(平成21年)4月27日の第4回国土開発幹線自動車道建設会議にて4車線への整備計画変更が決定したが、民主党の2009年(平成21年)度補正予算の執行見直しにより、信濃町IC - 上越JCTを含む高速道路6路線6区間の4車線化事業が凍結された。その後当該区間の2009年(平成21年)における10km以上の渋滞発生回数が19回を数えたことから4車線化の必要性があると判断され、一旦は凍結が解除され、2012年(平成24年)4月には事業を再開することが発表された。供用予定は2018年度。最高地点の標高は932mであり、八風山トンネル内にある。※1 : 2009年(平成21年)4月27日の第4回国幹会議にて4車線への整備計画変更が決定したが、民主党の補正予算執行見直しにより事業凍結。しかし、2010年(平成22年)4月9日に国土交通省より再着手が表明され、 2012年(平成24年)4月6日には同月より再開する運びとなった。売店はすべてのサービスエリア (SA) と甘楽パーキングエリア (PA) ・佐久平PA・松代PA・小布施PAに、レストランは横川SAと東部湯の丸SAに設置されている。また、藤岡PA・佐久平PA・小布施PA・新井PAにはハイウェイオアシスが併設されている。ガソリンスタンドは横川SA・東部湯の丸SA・松代PAにあり、東部湯の丸SAの下り線が深夜営業をしていない他は24時間営業である。24時間営業の売店は、藤岡PAのハイウェイオアシス(ららん藤岡)・横川SA・東部湯の丸SA・新井PAのハイウェイオアシス(道の駅あらい)にある。※信濃町IC - 上越JCTは暫定2車線の対面通行となっているため、供用されているトンネルは上下線で1本となっている。コールサインは「ハイウェイラジオ上信越道○○」と放送される(例: 藤岡であれば「ハイウェイラジオ上信越道藤岡よりお伝えしました。」)。現在は岩槻管制局から放送されているが、2006年9月30日(日本道路公団時代、および民営化後1年間)までは八王子管制局より放送されていた(八王子管制局は現在は中日本高速道路八王子支社であり、同じ形態の放送が中央自動車道と長野自動車道で2012年3月まで放送されていた)。現行の岩槻管制局に移管されたのは、民営化から1年後の2006年10月のことである。24時間交通量(台) 道路交通センサス区間別日平均交通量(2003年度JH年報)ゴールデンウィークやお盆の時期および観光シーズンになると、暫定2車線の信濃町IC-上越JCTの区間で渋滞が発生する。主な渋滞の先頭は妙高高原IC付近、観音平トンネル付近、中郷北BS付近である。この区間は、ICやSA/PA付近の4車線区間とそれ以外の2車線区間というように、交通容量が断続的に1/2になる状態を何度も繰り返し、その都度交通の流れが止まるため、通過に1時間から2時間を要することもある。このため、渋滞が予想される時期には上信越道全線を通過する車に対して関越道(長岡JCT)経由への迂回を呼びかけるポスターが周辺のSA・PAなどに張り出される。暫定2車線の時代には群馬・長野県境の八風山トンネルや五里ヶ峯トンネル(坂城IC-更埴JCT間)でも休日を中心に渋滞が多く発生していたが、4車線化によって少なくなった。また、土日と祝日には主に午前中を中心に下り(長野方面)が、夕方から上り(関越道方面)が藤岡JCT,藤岡IC、富岡トンネル、甘楽PA、富岡IC、下仁田IC、松井田妙義IC、横川SA、碓氷軽井沢ICの各付近と、佐久IC - 松井田妙義IC間の各トンネルを先頭に5km以上の渋滞が発生することが多い。また、関越道上りの花園IC付近を先頭とする渋滞が藤岡JCTを過ぎて上信越道に延びてくる場合もあり、合流地点を先頭に20Km以上の長い渋滞になる場合が多い。
出典:wikipedia
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