VJA(ブイ・ジェイ・エイ)は、Visaの日本におけるメンバーの一つである。通称「VJ協会」。本記事においては、実質的なMasterCard部門であるオムニカード協会(オムニカードきょうかい)についても併せて取り扱う。尚、便宜上「VJA」の名称は特に断り書きの無い限り両者の総称として使用する。VJA・オムニカード協会ともに独自のロゴマークが存在するが、加盟店表示ではほとんど使用されず(VISAおよびMasterCardのロゴを使用)、前者は公式ホームページや「VJAギフトカード」で、後者はカード裏面で使用されている。1968年、住友クレジットサービス(現:三井住友カード)とバンク・オブ・アメリカとの提携により、海外専用の「住友国際カード」が発行された事が、日本国内におけるVISA普及の布石となる。1980年2月、それまで日本国内・海外で分かれていたカードを統合、国内外共通の「住友VISAカード」が発行される。そして、よりスムーズな事業展開の為、同年5月に日本におけるVISA発行会社の統括機関としてビザ・ジャパン株式会社が設立される。1983年9月にビザ・ジャパン協会へ改組、2006年4月に現在の名称に変更。会長は歴代の三井住友カード株式会社代表取締役社長が務める。1989年、大手クレジットカード会社による国際ブランドデュアル化の流れに対応し、VJ協加盟会社がMasterCardブランドのクレジットカードを発行出来る様にする為に設立される。しかし、MasterCardブランドは主力商品であるVISAの補完的な位置付けにあり、積極的な宣伝等は行われていない。MasterCardの加盟店解放が完全に機能するまで、暫定的にユーシーカード株式会社と提携の上、UCカードのロゴをカード表面に表示していた。なお、VJ協会に加盟する会社の中にはオムニカード協会発足以前よりUCカード・DCカード・ミリオンカード→UFJカード→MUFGカードといった他グループへの並行加盟によりMasterCardブランドの取扱いを行っていたケースも多く見られ、必ずしも全ての会社がオムニカード協会へ参加しているわけではない。尚、キャンペーンは、VJ協会と共催しているが、実態としては1つの組織が2つの団体名を名乗っているような形態であるためか、オムニカード協会のウェブサイトは存在しないため、キャンペーンをインターネットで確認する場合はVJ協会又は各社のウェブサイトを参照する必要がある。VJAに加盟するクレジットカード会社及び銀行の一覧。名称末尾に「☆」マークがあるものは2013年2月現在、MasterCardの新規入会を受け付けている発行会社。VJAグループでは、VJAグループに共通するサービスと、各社が独自に提供するサービスが存在する。ここでは、VJAグループに共通するサービスについて記述する。独自サービスを提供する三井住友トラストクラブ(旧シティカードジャパン)「SuMi TRUST CLUBカード」については、同社の公式ウェブサイトを参照。支払金額の照会や支払方法の変更などをインターネットで行う事が出来るサービスである。VJAグループの内、三井住友トラストクラブを除く各社が発行するVISAカードの会員が利用する事が出来る。また、天満屋カードサービス株式会社が発行するVISAカード等、三井住友カードが業務代行を行うカードの一部でも利用する事が出来る。携帯電話のインターネット閲覧機能を用いるVpassと同様のサービスである。NTTdocomo(株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ))のiモード、au(KDDI株式会社及び沖縄セルラー電話株式会社)のEZweb、SoftBank(ソフトバンクモバイル株式会社)のYahoo!ケータイ又はDisney Mobile(ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社)の Disney Web のいずれかで利用する事が出来る。但し、九州カードが株式会社西日本シティ銀行と提携し発行するクレジットカードの会員が新規に登録する場合は、「九州VISAカード」でなく「西日本シティVISAカード」を選択しなければならない等の違いがある。海外の主要な都市に設けられている電話サービスで、現地のホテルやレストランの紹介・予約、交通機関の案内やクレジットカードの盗難対応・医療案内などに日本語で利用する事が出来るサービスである。業務はツーリストインターナショナルアシスタンスサービス株式会社及び株式会社JTBグローバルアシスタンスに委託している。VJAグループの内、三井住友トラストクラブを除く各社が発行するVISAカードの会員が利用する事が出来る。また、JFRカード株式会社(MasterCardを除く)、株式会社セディナ(「Cedyna CF Card GOLD」に限る)の会員もそれぞれ利用する事が出来る。ツーリストインターナショナルアシスタンスサービスに業務を委託し提供する旅行の予約・手配サービスである。電話で申し込む形となるが、料金が最大5%引となるのが特徴である。提携しているホテルに優待料金で宿泊する事が出来る。電話で予約する際に「VJホテルステイプラン」利用の旨を伝えるだけで利用する事が出来る。日本ロードサービス株式会社と提携し提供するロードサービスである。VJAグループの内、三重銀カード、紀陽カード、九州カードなどが取り扱っている。尚、三井住友カードは、株式会社インターパートナー・アシスタンス・ジャパンと提携し「三井住友カードロードサービス」を提供している。タクシーチケットである。20枚綴で発行手数料は税込315円(VISAプラチナカード、VISAゴールドカード、VISAヤングゴールドカード20s、VISAエグゼクティブカードの会員は無料)。但し、同じVJAにあっても、三井住友カード以外の多くのカードでは、ビジネスカードのみの特典となっている。三井住友カードがアジアの金融機関と設立した「GlobePass」のサービスを利用する事が出来る。尚、VJAグループは、GlobePassの日本に於ける活動を推進する「GlobePass推進協議会」に参加している。VISAプラチナカード及びVISAゴールドカードの会員が利用する事が出来るサービスであり、次の空港その他飛行場に設けられたラウンジを利用する事が出来る。VJAグループの内、CCJを除く各社が採用するポイントサービスである。VISAカードのショッピングの利用額が1000円毎に1ポイントが貯まる。追加カード・サービス(一部を除く)を用いるショッピングの利用でも同様である。但し、次の特定加盟店での利用はポイントの付与の対象とはならない。また提携カードなど、独自のポイントサービスが導入されているカードではワールドプレゼントの対象とならない場合がある。情報誌として、以下の3種が出版されている。年間定期購読料は税込3,211円(「はれ予報」の場合は税込2,625円)で、1年に10回配本される。但し、VISAゴールドカード及びVISAプラチナカードの会員には無料で送付される。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。