『ぐ〜チョコランタン』(Goo Choco Lantan) は、2000年(平成12年)4月3日から2009年(平成21年)3月28日まで、NHK教育テレビの幼児向け番組『おかあさんといっしょ』内で放送されていた着ぐるみによる人形劇。10作目に当たる。ここでは1999年(平成11年)4月5日から2000年(平成12年)4月1日まで放送されていた、前身に当たる同番組内の着ぐるみ人形劇コーナー「スプーとガタラット」についても説明する。スプー、アネム、ズズ、ジャコビ、ガタラットの5人のキャラクターが繰り広げる等身大の着ぐるみによる人形劇。基本的に着ぐるみの実写だが、アニメーション版もある。声はどちらも同じ。なお、「ぐ〜チョコランタン」開始前の1999年(平成11年)4月5日より1年間、本作のプロローグとしてミニ人形劇「スプーとガタラット」が放送されており、スプーとガタラットはその時期から登場していた。「スプーとガタラット」と同様、『BSおかあさんといっしょ』で再放送されており、本放送が終了してからは同番組に移行する形となった(2010年3月18日を以て終了)。前2作とは異なり、オープニングと接続しなくなったので、一部の回を除いてアバンタイトルが挿入された。また、本作はレギュラーで登場するサブキャラクターが存在せず、アイキャッチもサブキャラクターが行っていた前2作から変更された。2000〜2004年度まで土曜日の夕方には『おかあさんといっしょ』の番組枠が存在しなかったため、ニャンちゅうシリーズの番組内で放送(後述)。2005〜2007年度は土曜日に『おかあさんといっしょ あそびだいすき!』が設置されたため平日のみの放送となり、2008年度のみ土曜日の夕方も『おかあさんといっしょ』内での放送となった。放送期間は9年と「にこにこぷん」の10年半に次いで歴代で2番目に長い放送期間であり、7年半放送された前作「ドレミファ・どーなっつ!」を含め、本作までの人形劇作品3作は長期放送が連続した。番組終了後もコンサートにゲスト出演する機会がある他、2012年度からは「ワンワンパッコロ!キャラともワールド」にぐ〜チョコランタンのキャラクターが不定期でゲスト出演している。スプー、アネム、ズズ、ジャコビ、ガタラットは架空の動物であり、実在の特定の動物をモチーフとしたキャラクターではない。カッコ内はラテン文字表記。他の人形劇とは異なり、番組のエンディング「スプラッピ スプラッパ」にはスプーのみ出演する(これは「スプーとガタラット」時代から使用されているため)。スプー以外のメインキャラクターが本コーナー以外に出演する機会は極めて少ない。スプーはスタジオの歌や日替わりコーナーなど「おかあさんといっしょ」の番組全般に登場していた。これは「BSおかあさんといっしょ」でも同様であり、本放送終了後も「BSおかあさんといっしょ」の放送が終了する2010年3月18日までレギュラー出演を継続した。なお、スプーの声は橘ひかり(2001年8月放送分までは川村万梨阿)がスタジオから生アテレコで対応していた。スプーは『おかあさんといっしょ』や『BSおかあさんといっしょ』以外にも、2000年度から2002年度までNHK教育テレビで放送された『みんなの広場だ!わんパーク』にもレギュラー出演した。2009年1月10日にNHK教育テレビ50周年を記念して放送された特番『あつまれ!キッズソング50 〜スプー・ワンワン宇宙の旅〜』では『いないいないばあっ!』のワンワンと共に主役となり、先々代の人形劇『にこにこぷん』を初め、歴代のNHK教育テレビの番組出演者およびBSフジ『Beポンキッキ』のガチャピン・ムックと共演した。2009年6月29日には番組終了後でありながら、ワンワンに続いてオンラインコンテンツ「キッズワンダーランド」の案内役として出演した(後に『ポコポッテイト』のムテ吉に交代し、サイトは2015年9月7日を以て終了)。2012年度からはNHK BSプレミアムの『ワンワンパッコロ!キャラともワールド』に本作のメインキャラクター5人が全員ゲスト出演している。2011年のNHK総合テレビのイベントにも4人で出演した。また、先述の通り2000〜2004年度は土曜日夕方の『おかあさんといっしょ』の放送枠が廃止されていたため、2002年度までは『あつまれ!わんパーク』(週末版)、2003年度以降は後継番組の『ニャンちゅうといっしょ』内でも『おかあさんといっしょ』の他のコーナーと共に放送されていた。歴代人形劇作品の中ではゲスト出演の機会も『にこにこぷん』に次ぐ多さであるが、同作の3人とは違い、スプー以外のメンバーは次代の『モノランモノラン』等以外歴代人形劇のキャラクターと共演する機会が僅少である。一方で本作放送時期から『おかあさんといっしょ』以外の番組も参加するコンサートが定期的に実施されるようになり、NHKの他番組出演者と共演する機会が多くなった。そのようなスペシャルステージにはしばしば本作のタイトルを冠していた。番組中盤の放送となったことから、本作は基本的にうたのおにいさんとうたのおねえさんによるコーナー開始の告知が入ってから本編が始まるようになっており、初期はおにいさん、おねえさんの指示で子供たちが望遠鏡でチョコランタンを覗くような仕種・演出がされていた。日替わりコーナー終了後、「望遠鏡で、覗いてみよう!」とお兄さん、お姉さんが言うのはこの名残。最終回は2009年3月19日に放送され、番組終了日の2009年3月28日には2008年夏に放送された長編が再放送された(この長編と最終回のあらすじはストーリーの項を参照)。番組終了時にはスプーからのお別れの手紙が読まれ、本作の4人がビデオクリップ内で「ゆめいっぱい」を歌った。ちなみに、この放送回を最後に「おかあさん(改行)と(改行)いっしょ」のロゴが使用はされていない。番組エンディングの風船はこの代からハート型になった(1999年5月放送分以降)。風船の柄は1999年度はスプー単独、2000年度以降はぐ〜チョコランタンの4人が描かれていた。スプーの登場と同時に佐藤弘道や「ドレミファ・どーなっつ!」等以外の出演者が全員交代。「BSおかあさんといっしょ」のメンバーは8年間の放送の間全く変動しなかった(ファミリーコンサートやスペシャルステージを含む。)。前作「ドレミファ・どーなっつ!」の時期に開始されたが、本作より本格的に実施されている。
出典:wikipedia
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