第一航空株式会社(だいいちこうくう、"First Flying Co.,LTD." )は、大阪府八尾市の八尾空港を本拠地として、小型航空機やヘリコプターを運航し、不定期航空路線事業や遊覧飛行、操縦訓練、航空写真撮影、広告宣伝などの事業を行っている会社である。略称として英語社名の「First Flying Co.,LTD.」に由来するFFCを使用しているが、ICAOの航空会社コードはDAKである。大阪の八尾空港内にあり、広島ヘリポート内に広島事業所を、那覇空港内に沖縄事業所を設置している。航空機の操縦教育・訓練機関として第一飛行学校を開設。また、那覇空港より不定期航空路線事業を行うほか、依頼を受けて航空写真の撮影を請け負ったり遊覧飛行を行ったりしている。2008年11月27日、従来琉球エアーコミューター (RAC) が運航しており一時運休が検討されていた那覇 - 粟国線を継承することを発表し、2009年6月19日より運航を開始した。第一航空は不定期航空事業の経験がなかったが、経営破綻した旧エアードルフィンの一部スタッフが同社に企画書を持ち込み社長に直談判した結果、実現したというエピソードがある。沖縄事業所が扱う航空路線の予約・案内等は同事業所のみで扱っている。また、2008年12月16日には、従来航空路線のなかった徳之島 - 沖永良部島 - 那覇線の新設も発表され、2009年6月20日に1日1往復(のち2往復に増便)の就航を開始した。航空機は9人乗りのブリテン・ノーマン アイランダーを2機使用する。その後、RACが撤退した後にエアードルフィンがチャーター便を就航させたものの2008年に同社が経営破綻し、運休状態となっている石垣 - 波照間線の運航について竹富町より要請を受け、就航を検討してるとの報道がなされたが、この時は具体化しなかった。しかし、2013年10月には同じく運休となっている石垣 - 多良間線とともに、就航を検討するため地元自治体との協議会が発足した。粟国線では当初、見込んでいた80%の搭乗率を大幅に下回る55%と利用が低迷し、会社が想定した赤字の限度額を僅か1年で越える状態となってしまった。このため、2010年9月15日に那覇 - 粟国、那覇 - 沖永良部 - 徳之島の両路線から撤退し、沖縄事業所を閉鎖することを発表したが、後に機材繰りを見直すとともに国土交通省からの補助金を受けることで運航を継続すると発表した。また、10月以降は沖縄県からの補助金を受けることにより運賃が3割引き下げられることとなった。いずれも不定期航空路線であり、乗客がいない場合は運休することがある。また、沖永良部経由徳之島便は日により沖永良部止めとなる場合がある。那覇空港での乗降は滑走路海側にある同社格納庫前で行っており、ターミナルビルとの間は送迎車を利用する。2016年現在の保有機材一覧。
出典:wikipedia
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