『サウンド・イン“S”』(Sound Inn "S")は、1974年4月から1981年3月までTBS系列局で放送された音楽番組である。SEIKO(現・セイコーホールディングス)の一社提供。フジテレビの『ミュージックフェア』に対抗した大人の音楽番組として、初代司会に佐良直美、しばたはつみ、由美かおるの3人を起用して放送を開始。レギュラー出演者・音楽監修に世良譲を起用したこともあり、ミュージックフェアよりも、ややジャズ、アメリカン・ポップスの選曲が多かった。その後、いしだあゆみを挟み、1977年より伊東ゆかりに司会は交替。レギュラーもその間、初期の由美かおるからタイム・ファイブ、松崎しげると実力派の歌手に次々交替(しばたはつみは最終回まで出演)。ベテラン歌手や演歌歌手だけでなく、アイドル歌手も多数出演した。また、東京音楽祭で、ゴールデンカナリー賞などの各賞を受賞した国内外のアーティストが多く出演した。当初はモノラル放送だったが、1978年11月26日放送分以降はステレオ放送化された。TBSの音楽番組では初のステレオ番組である。その後、スポンサーのSEIKOが撤退したことを受け、1981年、日立製作所が単独提供を引き受ける形で、同じメンバーでの続編、『Holiday』に衣替えした。 2014年9月28日、実に33年半ぶりに「サウンド・イン・S 音楽の時間」として復活したが、2015年春季改編からBS-TBSにて毎月第3土曜日の23:00 - 23:30にレギュラー放送として完全復活し『未来へつなぐ。土曜スタジアム』の前半部で放送を開始した。[スペシャル]・ 日曜 14:00-14:54 (2014年9月28日)彼女たちは1979年にドナ・サマーが発表した「Once Upon A Time」(1977年)をカバーした「ラブ・マシーン」でレコードデビューも果たしており、この番組だけでなくフジテレビの歌謡番組『夜のヒットスタジオ』にも出演していた。一部時差ネット局あり。なお、当時の少民放地域のTBS系列単独加盟局は、未ネットの局もあった。CS放送のTBSチャンネル(現・TBSチャンネル1)では、開始時期は不明ながら2007年9月6日まで再放送され、同日午前5時のリピート放送をもって終了した。レギュラー放送終了後には追悼特別番組としてたびたび放送されており、終了から約4年10ヶ月ぶりとなる2012年6月26日(初回放送)には同年5月に死去した尾崎紀世彦の出演した回を、2013年1月3日(初回放送)には前年10月に死去した桑名正博の出演した回をそれぞれ放送した。当番組が終了して33年半後の2014年9月28日、『サウンド・イン"S" 音楽のじかん』というタイトルで『スパニチ!!』(日曜14:00 - 14:54)枠で放送された(関東ローカル、文字多重放送)。またBS-TBSでも同年10月24日に“完全版”を放送予定である。引き続きセイコーホールディングスが一社提供した。
出典:wikipedia
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