『デューン/砂の惑星』("Dune")は、1984年公開のアメリカ合衆国の映画。1994年に再編集されてテレビ放映された。フランク・ハーバートのSF大河小説『デューン』の映像化作品である。※2015年8月4日発売の「日本公開30周年記念特別版 Blu-rayボックス」には、日本テレビ版(正味118分)とテレビ朝日版(正味93分)の吹替版が収録。かつてアレハンドロ・ホドロフスキーが手掛けていたものの製作・撮影が難航を極め、結局ホドロフスキーが降板して製作中止を余儀なくされた。年月をかけてディノ・デ・ラウレンティスがデヴィッド・リンチを監督に置いて製作に着手、壮大な物語を映像化したが、劇場用に短くして公開された。リンチは「最終決定権が監督自身になかったことから、大変悔しい思いをしたし、残念な結果を迎えたのだ」と自伝に記述している。評価は芳しいものではなく、通常のSFファンや原作ファン、原作者本人にも不評である。しかしリンチ・テイストに溢れた悪趣味的ワールドが炸裂しており、のちにマニアックなファンの間では評価された。先述のとおり過去に映画化に取り組んでいたアレハンドロ・ホドロフスキーは予算などの都合で断念に追い込まれていたが、本作があまりにひどすぎて嬉しくなり、「才能があるリンチがこんな駄作を作るはずがない」と述べている。のちにテレビ放映用の再編集版が製作されたが、編集権のトラブルからアラン・スミシー名義となっている。これは日本では『デューン/スーパープレミアム・砂の惑星・特別篇』のタイトルでビデオ発売された。
出典:wikipedia
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