巴戦(ともえせん)とは、大相撲における優勝決定戦の方式の一種で、本割の結果、相星の力士が3人いる場合の優勝者決定のための戦いである。連続して2勝した力士が優勝となる。優勝決定戦に出場する3人の力士が土俵下でくじ引きをして、○(丸)が描かれた紙を引いた力士は休みとなり、残りの2人がまず対戦する。勝者は続けて休みの力士と対戦し、勝った場合は優勝が決まる。負けた場合はまた初戦で負けた力士が土俵に上がる。以後、2連勝する力士が出るまで続けられる。取組が15番ある幕内において巴戦が行われることはあまりないが、実力の均衡する十両や、7番しかない幕下以下ではしばしば行われる。なお、同点力士が5人以上となった場合も、予選を行って3人にしぼり、巴戦を行う(ただし4人・7人・8人の場合は単純なトーナメント形式で決定戦を行い、巴戦は行わない。9人の場合は5人→3人と絞り巴戦となる)。3者の力量がまったく同じであれば平等な勝率は0.3333…となるはずではあるが、巴戦の場合は確率から見ると○を引いた力士の優勝確率は4/14(勝率約0.286)であり他の2人は5/14(勝率約0.357)であって、○を引いた力士が不利となる。幕内ではこれまでに、3人による決定戦で6度、5人による決定戦の決勝戦として1度、巴戦が行われている。
出典:wikipedia
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