『クロックタワー2』("CLOCK TOWER 2"、クロックタワーセカンド)は、1996年12月13日にヒューマンから発売されたプレイステーション用アドベンチャーゲーム。1995年に同社から発売された「クロックタワー」の続編。ゲームディレクターは前作に引き続き河野一二三。CERO年齢対象区分は15歳以上(C)。ダリオ・アルジェント監督のホラー映画をモチーフにした古典ホラー的世界観がベースであった前作に対し、今作ではサイコホラー的な世界観が取り入れられ、平穏な日常が殺人鬼の出現によって一瞬にして非日常に変貌してしまう恐怖が描かれている。グラフィックの3D化により、演出、音響面も大きく向上し、前作とは一味違う雰囲気を演出している。「クロックタワー事件」がノルウェー全土に一大センセーションを巻き起こしてから1年後のオスロが舞台。悲劇のヒロインとして一躍有名になったジェニファーが証言する“巨大なハサミを持った不死身の怪物”がマスコミに「シザーマン」と名付けられ、若者の間で恐怖のシンボルとされる中、彼女の精神治療を担当するバートンはそれを恐怖が生み出した幻想だとしながらも犯人像の割り出しに手間取っていた。そんなある日、死んだはずのシザーマンが再びジェニファーの前に現れる。なお、前作で共闘したジェニファーの友人たちは、生存エンディングのある者も含め全員が殺害されたことになっている。"前作の登場人物についてはクロックタワー#登場人物を参照"プロローグにおけるプレイヤーの行動によって主人公がジェニファーもしくはヘレンに決定され、前者なら「ジェニファー編」、後者なら「ヘレン編」として以降の物語が進行する。これらは後述のノベライズ版にて明らかにされた設定である。ラジオ番組「子安・氷上のゲムドラナイト」でラジオドラマがオンエアされた。リスナーの投票で放送されるシナリオが決まるというもので、同作品を収録したドラマCDには未放送分も完全収録されている。牧野修が手がけたノベライズ版『クロックタワー2 アドベンチャーノベル』が、『ジェニファー編』と『ヘレン編』の2作発売された。選択肢によって展開が分岐する方式でゲームの雰囲気を再現する試みがなされている。ストーリーはゲームにほぼ忠実だが、ゲーム中では語られなかった多くの設定が明らかにされている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。