ブラジリアンワックス脱毛(ブラジリアンワックスだつもう)は、ビキニラインの部位を含むワックス脱毛の一種である。この脱毛では、肛門、会陰、および外性器(大陰唇もしくは男性器、および恥丘)周辺の毛を完全に取り除く(外性器の上部の陰毛を小さな線状に残す、全て取り去るなど、ヘアのデザインは好みで決めることができる)。ブラジリアンビキニワックス脱毛あるいはアンダーヘア脱毛などとも呼ばれる。女性がTバックのビキニ水着を着用するために行われるようになったもので、Tバック発祥の国ブラジルから命名されたという説があり、後に男性に対しても行われるようになった。消毒薬を用いて肌の消毒を行う。二次感染を防ぐ為。脱毛をする部位に温めたワックス剤を塗布し、その上にワックス脱毛専用の不織布をあてて引きはがすのが一般的な手順である。また、ワックス剤にはソフトワックスとハードワックスがあり、施術部位より用途が異なる。ブラジリアン部位にはワックス自体が冷えると固まり、毛と一緒に剥がすハードワックスを用いるのが世界標準の施術方法である。ビキニライン、恥丘および陰部を脱毛する際には、ベッドにあおむけの姿勢をとり、脚の間の部位はそのまま開脚して脱毛を行うことが多いが、国や店によってやり方はまちまちである。下半身には何も着用しない場合が多いが、何もはいていないことによる不安感や羞恥心を和らげるために、腰のゴムひもを布地が左右にスライドできるように作られた使い捨てのTバックショーツをはき、脱毛する部位だけが露出するように布地をずらしながら実施される場合もある。下着を着用するかどうかにかかわらず、脱毛を受ける者のプライバシーが守られていることと、相互の信頼関係にもとづくリラックスした雰囲気が重要である。恥丘に一定の幅だけ毛を残す場合などには、脱毛しない部分に紙などを当てて、その周囲を脱毛する。一定の形状(例えばハートの形など)に毛を残す場合も同様であるが、ワックスで脱毛しきれずに残った極わずかな毛や生え際の部分はピンセットで1本ずつ抜いて整える。脱毛後、皮膚に残ったワックスを取り除き、さらに鎮静効果のあるローションなどを塗ることもある。施術箇所が赤くなる、毛穴がブツブツと赤くなる、施術箇所が腫れる、施術箇所が熱を持つというこれらの症状は未熟な技術者、間違った道具の使い方、アフターケア説明の責任を怠った、などが原因で引き起こされます。埋没毛、毛膿炎、内出血、色素沈着、肌荒れ等は特にトラブル報告の多い症状ですが、原因としては未熟なワクサ―による施術、ワックスの誤った使い方が考えられます。正しい知識と技術のあるワクサ―に施術をしてもらうことでこのようなトラブルは予防できます。古代ギリシアの時代から陰毛を脱毛することが行われていた欧米において、女性たちは比較的容易にこの脱毛法を受け入れて一般的になっている、しかし男性が陰毛を脱毛するのは人に言いにくいこととされ、1990年代以降しだいに受け入れられるようになってきた。2003年にアーノルド・シュワルツェネッガーがカリフォルニア州知事に選出された時に、立候補したときの決意をかためることは、1978年に出場したボディビルディングの大会に出場するために(完全なブラジリアンであったかどうかはっきりしないが)ビキニ脱毛すべきかどうか真剣に悩んだのと同程度のものであったと述べていることからも、当時の男性にとってビキニ脱毛には心理的に大きな抵抗があったことがうかがわれる。市販されている家庭用のワックス脱毛用品も使うことはできるが、「フル・ブラジリアン」あるいは「プレイガール」「プレイボーイ」などと呼ばれる完全な脱毛を望むなら、有資格者のいるショップやサロンへ行くべきであろう。2008年の日本においては、衛生的 (hygiene) な女性に由来する「ハイジニーナ」という言葉が、陰毛を脱毛処理した女性という意味で何度も雑誌に取り上げられ、ブラジリアンワックス脱毛も話題になった。この施術を提供しているエステティックサロンも増加してきたが、男性向けは少数である。また、すでにレーザー脱毛が普及してきており、これによって陰毛の脱毛処理を受けることもできる。日本においては、エステティシャンのための教育の一環としてワックス脱毛の基本を学ぶことが多い。日本でも昨今スクールが多数存在しているが、その多くは何十年も前の古い技法のみ、希薄な座学と乏しい内容になっていることから、日本ブラジリアンワックス協会が技術、衛生の確立のため活動している。
出典:wikipedia
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