こころの時代( -じだい)は、NHK教育テレビ、並びにラジオ第1放送・FM放送で同時間に同一内容を放送するサイマル放送による放送番組である。「ラジオ深夜便」で放送されているトーク番組で、長寿番組の一つである。NHK教育テレビでは1982年4月11日より、NHKラジオ第1放送では1990年4月28日未明よりそれぞれ放送開始した。NHKラジオ第1放送での放送当初は『おはよう早起きさん』と題してNHK教育テレビ放送分『こころの時代』から音声だけでも内容が通じる回を選んで音声のみを再放送していた。ほぼ毎日放送されるようになるとテレビ版の再放送だけでは間に合わず、ラジオ版も製作されるようになり、1993年から現在の番組名に改題した。この番組の原点は、1962年から1982年にかけて放送された『宗教の時間』という教育テレビの番組で、宗教の話題を中心に、人生の苦境を克服した人物、あるいは人生経験や各種研究の第一人者に対し、番組ディレクターや番組アンカーのアナウンサーがインタビュアーとなり番組が進行する。インタビューを受ける出演者や講演者の半生に関わってきた人々の話題を中心に、経済人にあっては過去に携わったプロジェクトの舞台裏・人間模様・苦労話等々、各界の先達と呼ばれる人にあってはその地位に至るまでの失敗談などインタビュー以前には活字や各種メディアで目にすることのなかった内容がインタビュアーの質問により引き出され、堅苦しいインタビュー番組とは異なる。著名な哲学者・仏教学者・神学者などへのインタビューの時は、高度な宗教論・神学論を語る内容になることもある。但し、初心者にも分かりやすいよう、極力平易な言葉で語られるよう配慮されている。2011年4月からは東日本大震災をテーマにしたシリーズ『私にとっての“3・11”』を原則月1回不定期で放送。原則、次回の放送予告はない。ラジオではオリジナル版のほか、随時テレビ版の『こころの時代』、または『宗教の時間』で過去に放送された番組内容を再構成して放送する場合もある。また土曜日未明の放送は、原則として第1 - 3週金曜日スタート分は大阪局、第4 - 5週金曜日スタート分は各地方局が制作した内容を放送する。各地方局制作の内容の多くはNHK地方局主催による公開収録「ラジオ深夜便のつどい」の中で「こころの時代講演会」と題して各界著名人を迎えた内容を放送する。また、2005年4月からは毎月最終土曜日(開始)放送分で五木寛之による「わが人生の歌語り」が放送されていたが、2010年3月で60回のシリーズを完結した。2010年3月30日未明(放送日付上は3月29日深夜)より「明日へのことば」としてリニューアルしている。番組テーマ曲は、ウォン ウィンツァンによる作曲。
出典:wikipedia
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