箕面線(みのおせん)は、大阪府池田市の石橋駅から大阪府箕面市の箕面駅までを結ぶ阪急電鉄の鉄道路線。紅葉と滝の名所箕面公園や箕面温泉への行楽路線であるとともに、大阪への通勤・通学路線でもある。なお戦前は、宝塚(本)線に対する支線ということで、箕面支線という表記も見られた。平日および土曜・休日ともに、ラッシュ時・早朝・夜間をのぞき10分間隔の線内折り返し運転が基本である。平日朝夕ラッシュ時は梅田駅直通の準急(朝のみ)や普通列車がある。準急は曽根駅以北の各駅に停車するため、箕面線内でも各駅に停車する。以前、正月三が日は宝塚本線が特別ダイヤ(正月ダイヤ)としていたため、箕面線も宝塚本線との接続を考慮して同様に特別ダイヤで運転していた。なお、この「正月ダイヤ」は2015年をもって廃止され、2016年より、正月三が日も通常の土休日ダイヤで運転されている。かつて秋の紅葉シーズン等における休日昼間には、1980年頃まで梅田駅直通の臨時準急電車が毎時4本ほど運行されていたが、現在は行われていない。また、ホタルの観察シーズンの6月には梅田 - 箕面間の定期準急の一部を「ほたる」号として運転し、特製のヘッドマークが取り付けられた。近年の臨時列車(団体列車をのぞく)の運転状況は以下の通りである。箕面線用となっている5100系と8000系4両編成による折り返し運用が基本となっているが、同編成の車両検査時期等には代走として6000系4両編成が使用されることがある。なお平日ラッシュ時の梅田駅直通列車は宝塚線所属の8両編成が運用されており、宝塚線に所属するすべての形式と能勢電鉄所属の6000系が入線する。このため箕面線の駅ホームは、線内折り返し列車のみが使う石橋駅の5号線ホームが4両対応であるほかは、すべて8両対応となっている。阪急電鉄の前身である箕面有馬電気軌道が、1910年に宝塚本線と併せて開業させた。当初、分岐駅の石橋はデルタ線、終点の箕面はループ線となっており、梅田→石橋→箕面→石橋→宝塚(あるいはその逆)の系統で運転される電車も設定されていたといわれている。なお1961年12月に箕面線桜井駅 - 千里線千里山駅間の事業免許を取得し、桜井駅から西国街道沿いに東へ直進する新線計画が立てられていたが1972年12月に免許を取り下げている。詳細は「阪急千里線」の項目を参照。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。