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ゴルゴ13

『ゴルゴ13』(ゴルゴサーティーン)は、さいとう・たかをによる日本の漫画。超一流のスナイパー(狙撃手)「ゴルゴ13」ことデューク東郷の活躍を描く劇画である。1968年11月、小学館『ビッグコミック』誌で連載を開始し、現在も同誌に連載中。リイド社の単行本は2016年7月現在182巻を数える。登場人物の詳細は「ゴルゴ13の登場人物」を参照具体的なエピソードや単行本の収録作の詳細は「ゴルゴ13のエピソード一覧」を参照社会の裏側、あるいは裏と表の境界線上がゴルゴ13の活躍の舞台である。ストーリーの題材は多数の脚本協力者が脚本を執筆していることもあって非常に多岐にわたる。諜報戦に代表される国家間の暗闘、世界各地の戦争・紛争、ゲリラ活動やテロリズムを題材としたもの、また麻薬組織など犯罪を扱ったもの、最新テクノロジー、企業活動に関連したもの、歴史問題・領土問題をテーマにしたもの、芸術、スポーツ、文化学術活動なども題材となっている。ミステリー調やコメディ調のエピソードも稀にある。作中には、現実に起きた事件に交えて実在の国名・組織・企業・団体そして個人名がしばしば登場する。ニュース性に富んだ情報を盛り込むジャーナリスティックな作風から、巷間ではこの作品で世界情勢を勉強できると言われることもあるが、物語自体はあくまでフィクションである。劇画『ゴルゴ13』は、小学館『ビッグコミック』誌に連載されている。1968年(昭和43年)11月発売の1969年1月号に「第1話 ビッグ・セイフ作戦」が掲載され、2016年(平成28年)現在も連載中で、現在まで休載は一度もない。最新作は「第565話 アームストロングの遺言」。『ビッグコミック』では毎回、36ページが掲載される。この項では便宜的に、この一度に掲載されるボリュームを1U(1ユニット、1度分の掲載量の意)と表現している。『ビッグコミック』での連載において、ひとつのエピソードは、複数回の掲載にまたがることが多い。2Uのものは、それぞれ「第○○○話 前編/後編」と、3Uのものは、それぞれ「第○○○話 前編/中編/後編」と表記される。近年は4Uのエピソードも存在し、この場合は「第○○○話 前編/中編-1/中編-2/後編」と表記されている。また、1Uのエピソードを「単発」、2Uのエピソードを「前後編」、3Uのエピソードを「三部作」とも呼ぶ。『ビッグコミック』の掲載時の特徴として、次の点が挙げられる。『ビッグコミック』では毎回1Uのボリュームで掲載されるが、周年などのイベント時には、過去に1Uの作品が2作同時に掲載されたこともある。また、2Uの長さの作品が一気掲載されたこともある。『ビッグコミック』本誌のほか、かつては『ビッグコミック増刊号』にも、1Uの新作が掲載されていた。ゴルゴ13のエピソード一覧や「ゴルゴ学」などでは「増刊○○話」のように表記されている。しかし、2011年12月増刊号掲載の「増刊106話 もうひとりのプロフェッショナル」を最後に、増刊での新作の掲載はなくなり、以後は1Uの旧作が再録されている。この増刊掲載の分は、本誌のエピソード数にはカウントされていない。増刊掲載の新作はのべ106話制作されたため、『ゴルゴ13』のリリースされた総エピソード数は、本誌の掲載エピソード数に106を加えた数字になる。『ビッグコミック』に掲載されたエピソードは、4年ほど経た後に小学館から『ビッグコミック SPECIAL ISSUE 別冊 特集ゴルゴ13シリーズ』として発刊される。以下、「別冊ゴルゴ」と表記する。「別冊ゴルゴ」の発売日は、3・6・9・12月の13日、定価は500円である。サイズはB6サイズで、B5の『ビッグコミック』誌の半分のサイズになる。カバーはなく、ザラ紙に印刷されており、いわゆるペーパーバック体裁で、現在のいわゆるコンビニコミックの元祖である。「別冊ゴルゴ」は、1970年(昭和45年)1月1日に第1集が刊行され、最新刊は2016年9月13日発売の「第193集」、収録作は「血まみれのマハ」「未病」「スナイパーたち」の3作、JAN 4910296791062。この第193集という数字は、漫画としては2番目の長期シリーズである。「別冊ゴルゴ」の巻数表示は、第1集から第28集までは巻数表示が一切ない。第29集から第167集までは裏表紙に〔29〕のように、第64集以降は裏表紙に加えて本の背に No.64 のように、第168集以降は本の背に加えて裏表紙に No.168 のように表示されている。「別冊ゴルゴ」では、1巻に7U分(たとえば前後編が2話と三部作が1話、のように)収録される。1Uを42ページとすると、約300ページ相当という勘定になる。実際の「別冊ゴルゴ」は、340ページほどのボリュームとなっており、この差は『ゴルゴ13』以外の他の作家の漫画分や広告、扉絵の再収録の分である。「別冊ゴルゴ」は、以下のような特徴がある。「別冊ゴルゴ」に収録されたエピソードは、約1年ほど経ってから小学館から『ビッグコミック増刊 ゴルゴ13総集編』として発刊される。以下、「増刊ゴルゴ」と表記する。「増刊ゴルゴ」は、1973年(昭和48年)1月15日に第1集が発行され、最新刊は2016年8月10日発売の第184集、収録作は「極北航路」「禁忌のスコープ」「ジンネマンの1時間」「BROTHER HOOD・絆」の4作、JAN 4910296770968。発売日は、2・5・8・11月の13日、税込み定価は400円である。B5サイズのホッチキス中綴じで、『ビッグコミック』と同じ体裁、同じ画面サイズになる。カバーはなく、ザラ紙に印刷されており、増刷はされない。「増刊ゴルゴ」の巻数表示は「vol.184」のように表示されている。「増刊ゴルゴ」では、1巻に7U分(たとえば前後編が2話と三部作が1話、のように)収録される。1Uを42ページとすると、約300ページ相当という勘定になる。「増刊ゴルゴ」は、以下のような特徴がある。「増刊ゴルゴ」に収録されたエピソードは、約1年ほど経ってからリイド社から『SPコミックス ゴルゴ13』として発刊される。以下、「SPゴルゴ」と表記する(リイド社は元々さいとう・プロの出版部門が源流で、SPはさいとう・プロの略である)。「SPゴルゴ」の発売日は、4・7・9・12月の5日、価格は税別552円である。サイズはいわゆる「おとなマンガ」のサイズで、小学館のビッグコミックスのサイズ(『あぶさん』や『浮浪雲』、『美味しんぼ』など)と同じである。「SPゴルゴ」は、昭和48年6月21日に「第1集 ビッグ・セイフ作戦」ISBN 4-8458-0001-2 が刊行され、最新刊は2016年9月5日発売の「第182集 甦る潜像」ISBN 978-4-8458-3509-6、収録作は、表題作と「高度1万メートルのエピデミック」「偽装依頼」の計3作。「SPゴルゴ」の巻数表示は、背と表紙に「182」のように表示されている。「SPゴルゴ」では、1巻に6U分(たとえば単発が1話と前後編が1話と三部作が1話、のように)収録される。1Uを42ページとすると、約250ページ相当という勘定になる。「SPゴルゴ」は、以下のような特徴がある。SPコミックスは、装丁のマイナーチェンジが繰り返されている。初版の詳細な装丁は以下の通り。また69巻の奥付発行日は「昭和64年1月8日」と、存在しない日になっている。LPは最終ページの、Cはカバーの略。そのSPコミックスのゴルゴ13が初版かどうかは、6巻から16巻と108巻以降は「初版」の表示があるのでわかる。「SPゴルゴ」に収録されたエピソードは、約1年ほど経ってからリイド社から『SPコミックスコンパクト ゴルゴ13』として発刊される。以下、「文庫ゴルゴ」と表記する。「文庫ゴルゴ」は、2002年9月30日に第1集「ビッグ・セイフ作戦」ISBN 4-8458-2539-2 が発行され、最新刊は2016年6月末発売の第148集「極北のテロル」、収録作は、表題作と「ノストーラの予言匣」「ピジョンブラッド失落の鑑別書」の計3作、ISBN 978-4-8458-3101-2。発売日は、2・6・10月の月末最終日。本体価格は476円である。サイズは文庫のサイズだが、リイド社は「文庫」ではなく「コンパクト」と称している。なお、1976年〜1988年に小学館の文庫からも文庫サイズで刊行されているが、このシリーズは「小学館文庫」の項を参考にされたい。「文庫ゴルゴ」の巻数表示は、背に「148」のように表示されている。「文庫ゴルゴ」では、1巻に7U分(たとえば前後編が2話と三部作が1話、のように)収録される。1Uを42ページとすると、約300ページ相当という勘定になる。「文庫ゴルゴ」は、以下のような特徴がある。「文庫ゴルゴ」に収録されたエピソードの一部は、小学館のコンビニコミックのMFB(My First BIG)のラインナップで『MFB ゴルゴ13』として発刊される。「MFBゴルゴ」と表記する。「MFBゴルゴ」は、1999年7月23日に第1集「VS NATO & VS ARMY」ISBN 4-09-109202-0 が発行され、最新刊は2016年10月12日発行の第150集「DIRTY STORY」、収録作は「ミステリーの女王・2」「パンドラの柩」の2作、ISBN 978-4-09-118430-6。発売日は、1・2・3・5・6・8・10・11月の第一金曜日。発行月がまちまちに見えるが、「MFBゴルゴ」は、「SPゴルゴ」が発刊されていない月に発刊されるパターンとなっている。本体価格370円(+税)である。サイズは正確にB6サイズで、面積比で『ビッグコミック』のちょうど半分の画面サイズになる。カバーはなく、ザラ紙に印刷されており、ペーパーバック体裁である。基本的には増刷はされないが、一部はすぐに増刷されたり、あるいは時間をおいてから「アンコール発売」などと銘打って増刷されることもある。「MFBゴルゴ」の巻数表示はない。また、その巻のテーマやモチーフが本の背と表紙に表記されている。英語2ワードのことが多い。たとえば、115集は「SILENT MEMORIES」となっている。「MFBゴルゴ」では、1巻に6U分(たとえば単発が1話と前後編が1話と三部作が1話、のように)収録される。1Uを42ページとすると、約250ページ相当という勘定になる。実際の「MFBゴルゴ」は、260ページほどのボリュームとなっており、この差は、追加されたコラムや広告の分である。「MFBゴルゴ」は、以下のような特徴がある。「文庫ゴルゴ」に収録されたエピソードの一部は、リイド社のコンビニコミックの『ゴルゴ13 POCKET EDITION』として刊行される。以下、「ポケットゴルゴ」と表記する。「ポケットゴルゴ」の発売日は、毎月9日ごろ・24日ごろの月2回、本体価格370円(+税)である。サイズは文庫のサイズだが、リイド社は「文庫」ではなく「ポケット」と称している。カバーはなくザラ紙に印刷されており、ペーパーバック体裁である。「ポケットゴルゴ」は、2011年3月24日に第1集「番号預金口座」ISBN 978-4-8458-4101-1 が刊行され、最新刊は2016年10月12日ごろ刊行のVOL.131「フィアレス」ISBN 978-4-8458-4908-6、収録作は、表題作と「殺意の交差」「予期せぬ人々」「スーパースターの共演」「フロリダ・チェイス」の計5作。なお、2008年刊の「リイド社版アニメ・ベストセレクション」も「ゴルゴ13 POCKET EDITION」と銘打たれているが、このシリーズは「リイド社版アニメ・ベストセレクション」の項を参考にされたい。「ポケットゴルゴ」は巻数は表紙にとても小さく「VOL.131」のように表示されている。 「ポケットゴルゴ」では、1巻に7U分収録される。1Uを42ページとすると、約300ページ相当という勘定になる。「ポケットゴルゴ」は、以下のような特徴がある。2008年(平成20年)4月より、Yahoo!コミックにおいて、「The Archive Selection of ゴルゴ13」と題して、傑作選がウェブコミックで配信されている。キンドル版もリリースされている。全13冊。大人向けの劇画作品を発表する場を求めていたさいとう・たかをは、『ビッグコミック』の創刊に『捜し屋はげ鷹登場』で参加した。これに続いて、同年『ビッグコミック』誌上に発表した作品が『ゴルゴ13』であった。さいとうは現代劇は苦手であり、『ゴルゴ13』を執筆したのは計算の上でのことである。どうせ現代劇にするなら極悪人にしよう、しかし主人公が嫌われてはまずいので、社会悪と言うことにしよう。それなら善悪の解釈は時代によって変わってくるのだから、と言った次第である。またさいとうはゴルゴは「ヒーロー」ではないともしている。故に堂々としていないという。『ビッグコミック』での連載開始当初、さいとうは『ゴルゴ13』を10話で終了させる予定だったという。殺し屋を主人公にしても、その殺しの手段を使い切ればネタ切れになってしまうだろうと考えていたらしい。実際に、最終話のコマ割りは最後のシーンまで頭の中で出来上がっているという。なお、最終回の原稿を金庫の中にしまってあるという流言もあるが、「ゴルゴ学」によれば、実際にはまだ執筆はされていないことが、さいとう本人によって明らかにされている。「最終話は20代の頃に考えたため、当時考えたコマ割りまで全て鮮明に覚えている。最終話の内容は自分以外にキャップ(=作画チーフ)2人にしか教えていない」「最終回は使えない。この作品は僕の手から離れてみんなのものになっているので、勝手に終わらせられない。僕が死んだ後でも終わらなかったりして」とNHKラジオ『わが人生に乾杯!』で語っている。やがて、上に述べられたような、それまでの漫画・劇画の主人公としてはあまりに異質なキャラクターが登場する物語が評判を呼ぶ。特に「依頼者との約束は必ず守る」という信条と、そのための超一流の技量とを身に備えた男の中の男(として確立していった)ゴルゴ13の人気は高い。世界情勢や時事問題を巧みに取り込むことによって、冷戦終結で活躍の場を失うのではないかといわれた危惧をも乗り越え、同誌上において、2014年までの間の45年間、ただの一度も連載を休まないという快挙を成し遂げている。またあくまでこれは「仕事」であり、一般の社会人と同様、長期間続けて飽きるとか飽きないとかの話ではないとしている。現在でも連載の始まった1970年代の劇画のスタイルを踏襲しており、1ページ目に「超A級狙撃手(スナイパー)のスーパー・アクション!」のキャッチフレーズ(連載初期は“一匹狼の殺し屋を非情なタッチで描く快作!!”)、サブタイトルのタイポグラフィ、あるいはあくまで数話読み切りの漫画で、その集合体として「ゴルゴ13シリーズ」と呼んでいるなど、連載当初からの体裁を固守している。本作では様々な国家や人物が登場し、体制に属する人間はゴルゴ13を使って敵対国に介入し目的を達成しようとすることが多い。傾向としては冷戦前は米ソが中心となっており、冷戦後、特に2000年代に入ってからは中国を題材にした作品が急増している。中国は冷戦中は(作中の立ち位置的には)善玉または単なる依頼人であったことも多かったが、2000年代に中国の台頭や反日デモの頻発化が顕著になると標的側や、依頼人側に回ったとしても契約違反で制裁を受ける、といった作品が多くなっている。さいとう・プロダクションでは劇画の作成に分業制をとっているが、2014年現在、ゴルゴの顔だけは作画スタッフが描きたがらず、さいとう自身が描いている(さいとうによれば「描かされている」)。さいとう曰く、ゴルゴの顔は誰でも描けるような造形であるはずなのだが、他の人物が描くとちょっと違うらしいとのことで、さいとうの知り合いの女性が言うには、さいとうが描く主人公には色気があるそうである。作者のさいとう・たかをによれば、連載当初のゴルゴ13の容姿のモデルは、映画版にも主演した高倉健。また、他人が後ろに立つと殴る習性は、さいとうの兄が映画館から出てきた時に「足を踏まれた」と後ろの人を殴ったエピソードが元となっている。連載開始当初はゴルゴ自身の台詞を多く記載していたが、「あまり喋らせるとボロが出るので」依頼人などゴルゴ以外の登場人物に喋らせることにした。ゴルゴの台詞は減っていき、寡黙なキャラクターが定着した。「東郷」という姓は、中学時代の恩師である同姓の教師から取っている。作中においては、ゴルゴ13が「東郷平八郎の孫または曾孫」という設定のルーツ物語もあるが、謎のままストーリーが終了している。ゴルゴ13は日本において広く知られた漫画(劇画)キャラクターの一人であり、狙撃手の代名詞といっても過言ではない。その特徴的な風貌もあって、数多くの漫画の中でパロディ・キャラクターが登場している。お笑い番組でもしばしばパロディ化される。またCMにも多数出演し、ゴルゴの強さの裏には数々の商品が関係していることが明らかになっている(例:「白い肉体」)。テレビ番組『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』(フジテレビ系)の中の「トリビアの種」コーナーにて実施された全国統計調査によると、「理容店によく置かれている漫画」の第1位である。これは、『ゴルゴ13』の一つのエピソードの長さがほどほどであること、どの巻から読み始めても違和感がないこと、理容店を利用するのも『ゴルゴ13』のファンも男性が多いこと、などが理由であろう。さいとう・たかを本人、父親は理髪店で働いた経験がある。詳細はさいとう・たかをを参照のこと。テレビ番組『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』では、「ゴルゴ13芸人」という企画が放送され、企画をプレゼンしたヒデ、その実現をプロデューサーに勧めた東野幸治のほか、ケンドーコバヤシ、山根良顕、チャド・マレーンが、ゴルゴ13に関するエピソードやシーンについて司会の雨上がり決死隊と共にトークを行った。オートレースでは、選手が自分の車両を保有し愛称をつける。土屋栄三選手は、歴代の保有車に、順に「スーパーゴルゴ」「S・ゴルゴ」「ゴルゴ13」「Gサーティーン」と命名している。競走馬にも『ゴルゴ13』に由来する馬がいる。呉智英は『週刊宝石』に連載していた漫画の評論にて、「『穀物戦争 蟷螂の斧 汚れた金』はデュークが登場せずともトリックが成立し得るストーリーだが、ゴルゴ13であるためにデュークを登場させた」と指摘した。するとゴルゴファンから抗議が殺到し、呉は再反論するはめになった。一連のやりとりは、呉智英著『バカにつける薬』(ISBN 4-575-71075-X)のP104からP124『鹿を撃つ』に収録されている。また『THE ゴルゴ学』内でも竹熊健太郎が論争を要約して触れている。作中でゴルゴ13がリボルバーにサプレッサーを付ける描写が見られるが、実際にはナガンM1895のような特殊な構造でなければ、シリンダーと銃身の隙間から音が漏れるため、さしたる消音効果は望めない。作中で、ゴルゴ13は状況によって様々な銃を使い分ける。その中のM16(AR-15をベースとする米軍の制式目的ライフル)は、本来軍用小口径アサルトライフルであり、遠距離の狙撃に適した銃ではない。しかし、ゴルゴ13が使用しているM16は改良が施されており、あえてM16を狙撃銃としている理由について『デッド・アングル』で解説されることとなった。その後、『激突! AK-100 vs. M-16』で、ゴルゴはAK-47の開発者であるカラシニコフ(劇中名:カラジニフ)に、「自分は一人の軍隊である」と発言し、ゴルゴの体格に最も合い、狙撃銃、アサルトライフルとしての性能を高いレベルで両立できる銃としてM-16が最適であるために、ゴルゴがM-16を使用しているとカラジニフは解釈した。この際、ゴルゴはAK-100が50年先も名銃として残るだろうが、M-16にはそれまでの寿命はないとも彼に話したが、最終的にはカラジニフがゴルゴに抵抗したため殺害に及んでいる。また、ゴルゴはM16の開発者でもあるストーナー(劇中名ストーラ)に生前、M16の欠点や改良点をアドバイスしたらしく、それを元にM16A2を開発したという設定になっている。劇画家の小林源文によると、本作の連載開始前、当時モデルガンメーカーMGCの社員で、宣伝部所属だったイラストレーターの上田信に、さいとう・プロから「新連載の主役である殺し屋に持たせる銃は何がいいか?」と、それが狙撃に使うものであるという説明なしの質問があり、最新の軍用銃だったM16を勧めたのが採用の理由であったという。また、ゴルゴ13は狙撃手という印象が定着している(狙撃以外の方法での殺人は稀)が、初期の作品においては必ずしも狙撃を行わず、必要な場合のみ手段のひとつとして狙撃を行うオールマイティな殺し屋である。実際、過度にM16に固執しているわけではなく、超長距離からの精密な狙撃が必要な状況や仕事の内容(目的)によって、M16以外の銃を使用していることもある。なお、さいとうたかを自身は国内外の様々なライフルからM16の多様性を評価し、ゴルゴ13の愛銃として採用したと『コンバットマガジン』誌(2009年4月号)で語っている。リイド社SPコミックスコンパクト142巻までに収録されたエピソードのうち、作品数が多い脚本家、及び特に触れておくべき脚本家のリスト。括弧内数字は作品数。ただし、SPコンパクト版に未収録の作品、および脚本家の名が脱落している1作品(=コンパクト23巻の第94話「破局点」)はカウントしていない。なお、さいとうは「(2008年現在で)実写版ゴルゴ13を撮るならば、ハンマー投げ選手の室伏広治しかいない」と語っている。ゴルゴ13(1983年)ゴルゴ13〜QUEEN BEE〜(1998年)1971年4月から7月までTBSの平日23:30 - 23:40で放送。初のテレビアニメ化だが、セルアニメではなく、劇画の静止画に登場人物の声や効果音などを吹き込んだ、いわゆる「スチールアニメ」(画ニメ)となっている(初のテレビ化された時の『サザエさん』がこの例)。また女性役には、当時人気があった女優や歌手を起用した。しかし、後年のアニメ特集やアニメ雑誌などで取り上げられることはほぼない。連載40周年を記念した作品で、初の「動画」でのテレビアニメ化となる。テレビ東京系列6局およびBSジャパン・一部の独立UHF局および地方局にて2008年(平成20年)4月11日(テレビ東京の場合)より放送を開始し、4月13日にBSジャパンで放送を開始した、翌2009年(平成21年)3月27日で放送を終了した(基本情報はテンプレートおよび放送局の項を参照のこと)。ゴルゴ13の特質を表す台詞などのうち「用件を聞こう」「俺の後ろに立つな。命が惜しければ」が選ばれ、キャッチフレーズやナレーションにも使われた。また、ゴルゴ役の声優に舘ひろしを起用している。現代(2008年度以降)を舞台としているため、原作掲載時と比べ、時代にそぐわないものはカットされたり、現代に合うように変更されたりしている。また、原作の特徴の一つだった現実の国際情勢や実在の事件に題材をとったジャーナリスティックな話は登場せず、エピソードの舞台となる国名や都市名さえ明記されないことが多い。またアニメオリジナル展開もある。DVDはバンダイビジュアルが発売し、2008年(平成20年)11月から全13巻でレンタルが開始され、11月に第1巻が、その後は毎月2巻リリースされた。セルDVDは2009年6月26日から全4巻で発売された。第1巻は4枚組で14話、2巻以降は3枚組で12話収録とDVD-BOXに近い構成となっているが、1枚あたりの値段は約1500円から2100円程度だった。しかし、放送終了後にGIZA studioの所属アーティストやグループが解散したり芸能界から引退する等と所在が分からなくなった事から、Blu-ray Discについては現状では販売されていない。ネット配信については現在バンダイチャンネルなどで有料配信中。ゴルゴ誕生45周年にあたる2013年には同年4月よりTOKYO MXで全話を翌2014年3月まで放送した。レーベルは全てGIZA studio。デイブは出ない回も多いので、本当の意味での主要キャラクターはゴルゴのみ。※「巻数」のうち、Ⅰ〜Ⅳは「小学館版 ゴルゴ13アニメ化作品セレクション」に収録されているエピソードの、収録巻数。1990年(平成2年)、リイド社より 全10巻のVHSビデオとして発売された。これはアニメではなく、原作に着色したもの(ただし、吹き出しや擬音などはカットされている)を画面に映し出し、そこに声優が声を充てる、というもの。いわゆる画ニメである。絵は動かないが、衝撃のシーンで左右に揺らすなどの効果を与える程度で描かれ、セリフ・効果音も入っている。2000年(平成12年)10月から12月頃、よみうりテレビにて日曜日深夜に「観る漫画」というコンセプトでゴルゴ13が放送された。後にBS日テレやファミリー劇場でも放送された。なお、「3.アラスカ工作員」の話では「アラスカ工作員」+「「鎮魂歌に牙を」の前半分」で、「4.鎮魂歌に牙を」では「「鎮魂歌に牙を」の後半分」+「リオの葬送」、「5.ラ・カルナバル」は「ナチス鉤十字章は錆びず」+「ラ・カルナバル」で構成されている。このシリーズは、2001年に新作が追加され、VHSのビデオカセット全5巻で再発売された。1巻に3エピソード分が収録されている。(なお、ROOM No.909 は、こちらのシリーズでは未収録となっている)2011年に小学館から全3巻の単行本が刊行された。時代背景を現代と同じにしていたり、原作には無かったキャラクターの設定も付け加えられている。いずれも、船戸与一が外浦吾朗名義で脚本を執筆した作品を、自らノベライズしている。1977年(昭和52年)5月にNHK・FM、にて放送。1994年(平成6年)に「VIRTUAL SOUND MOVIE ゴルゴ13」と銘打たれたドラマCDが発売される。原作ではなかったシーンも追加されている。ニッポン放送開局40周年の企画としてリリースされた。スピーカーの外側からも音が聞こえるような「Qサウンド」という録音方式が使われている。音楽はボブ佐久間、演出はニッポン放送の曽我部哲弥、ゴルゴ13の声は津嘉山正種、ナレーションは野際陽子、CD2枚組、詳細な解説つき。収録は以下の4話。

出典:wikipedia

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