野原 みさえ(のはら みさえ)は、臼井儀人の漫画『クレヨンしんちゃん』に登場する架空の人物であり、主人公、野原しんのすけの母である。アニメ版での声優はならはしみき。熊本県アソ市出身。29歳。専業主婦。埼玉県春我部市在住。旧姓「小山(こやま)」。原作では10月10日生まれであるが(原作1巻にて判明)、アニメでは9月21日生まれである。星座はてんびん座。夫野原ひろしとの間に産まれた野原しんのすけ、野原ひまわりの母である。父は小山よし治。母は小山ひさえ。三姉妹の次女であり、姉のまさえと妹のむさえがいる。しんのすけが2歳(みさえは26歳)の頃の話も何度か放送されている。身長160.2cm、体重52kg、血液型はB型。BMI指数は20.26となり、見た目は華奢だがやや隠れ肥満であり、「母ちゃんの体脂肪率だゾ」(1997年9月5日放送)では体脂肪率が29%だった。ただし体重が増えたという「お散歩はオイシイぞ」では体脂肪率は28.6%。ウエストサイズは58cm。ヒップは120cm。靴のサイズは23.5cm。一人称は私。バストサイズは79cmだが、しんのすけが72のAカップと言ったところ、「75のAカップです〜」(アニメでは(グアム旅行の際に)79のBと言ったことも)と自分で言ったシーンがあるほか、Bカップで余るくらいと言ったこともある。しんのすけからは「母ちゃん」、ひろしからは「みさえ」、ひまわり(成人時)からは「ママ」と呼ばれている。結婚する以前は小山田物産でOLをしていた。21歳の時にひろしと出会い(2010年4月16日放送のアニメでは2002年に出会った事になっている)、北千住駅のホームでプロポーズを受け、結婚(時期は不明)。ハート柄のハンカチをひろしが拾って届けた事に出会いの端を発するが、原作ではしんのすけと北与野博士のタイムスリップにより、アニメではカスカベタイムパトロール隊によって、チンピラに絡まれたしんのすけをみさえが助けようとしたが逆に連れ去られそうになり、しんのすけが「とうちゃんたすけてー!」という叫びを発したことでひろしが駆けつけ、靴の臭いで撃退したことから恋仲になったという出会い方に変わった。なお、前述のハンカチはその際チンピラから殴打を受けたひろしの顔面の血を拭う際に使われた。結婚後は専業主婦として現在に至る。24歳で長男第一子のしんのすけを出産、29歳で長女第二子のひまわりを出産している。学歴は、熊本市立大熊小学校、熊本市立大熊中学校、熊本県立水後寺女子高校、私立加藤清正女子短期大学卒業。いずれも実在しない。高校時代はバスケットボール部に所属(原作4巻より判明)アニメ「母ちゃんの過去だゾ」(2013年10月18日)では、むさえが「姉ちゃん演劇部だっけ」と発言している。原作1巻ではしんのすけの質問に対し「自分は高卒だからわからない」と誤魔化す場面がある。ボリュームのあるパーマヘア(原作が刊行された80年代当時に主婦層の流行の髪型)だが24歳(しんのすけが乳児)の頃まではロングヘアだった。ファンの間では「北海道のような髪型だ」とする声もある。原作初期は前髪が無いため、現在とは別人のような風貌である。アニメでは一度髪型をストレートヘア(当時流行していた藤原紀香のヘアスタイル)に変えたが、しんのすけのお節介が原因で『ちびまる子ちゃん』のさくらすみれ(まる子の母)のような髪型になった事があった。その後、おかしくなった髪は、しばらくしていく内に徐々に元の髪型に戻っていった。さらに、若い母親たちの影響を受けて自ら若作りに励み髪型を変えたこともある。容姿に関して自身や身内以外から具体的に言及されることはあまりないが、隣のおばさんには妹のむさえ共々「そこそこ美人」と言われている。29歳でまだ若いにも関わらず、性格・態度・言動の原因でしんのすけや周囲の人々からはたまに「おばさん」「おばば」(しんのすけの場合は「ヨーカイケチケチおばば」とも)と言われ、まだ言葉がしゃべれないひまわりから、指を指されて「おばちゃん!!」とはっきり言われたことがある。警官などから年齢を聞かれた際にはしんのすけがわざわざ「来年30歳だよ」と付け加えるシーンもある。原作での髪の色は黒、アニメでは茶髪である。華やかなドレスや宝石類を好み、ちょっとしたセレブ志向であるが、実際には和風で素朴な格好が似合う様である。同窓会ではみさえのことを好いていたと告白する同級生(当時ハンサム少年であったらしい)もおり、パート勤務時にセクハラ行為を受ける等、少なからず女性としての魅力を持っている様である。当初はピンクのツーピース姿が定着していたが、1994年頃からは毎週違う服に違うズボンをはいていることが多くなる。夏は紺のタンクトップに水色の短パン姿が多い。水着は柄物のハイレグが多いが、初期は必ずピンクのハイレグを着用していた。「スケスケおパンツ」を穿いていたこともある(連載当初はスカートでも堂々と穿いていたが現在は不明。なお、しんのすけがそれを言いふらしていたことがあったようで、ママとのお約束条項43条に「ママのパンツがスケスケであることをよその人に言ってはいけない」という文面がある)。初期の時の目は細かったが、現在のみさえの目はパッチリとしている。また、アニメで若白髪が生えていたことで一時はショックを受けていたが、おケイの助言によって立ち直る。赤ん坊の頃のみさえはしんのすけも見間違えるほど、娘のひまわりにそっくりだった。姉のまさえ・妹のむさえの幼児期も、ひまわり・みさえの幼児期にそっくり。時に個性的、時に母性的であるが、基本は短気で見栄っ張りでケチの三拍子を備えた利かん気で子供染みた女性である。自分の感情の赴くまま、しんのすけとひろしに容赦なく制裁を加えたりして(よくしんのすけとひろしにげんこつをしている。また、ひろしのみひっかき傷が描かれている)いてひろしを完全に尻に敷いている。粗雑でガサツで男勝りな激しい気性の持ち主で、子供にも夫にも厳しいが、自分には甘い。立場が危うくなると、暴力で解決することも少なくない。なお、原作初期ではしんのすけに対してげんこつで10発以上のコブを作る事が多々あった。後期になると2発以上のコブはない。しかし、過去に一度だけホームパーティーの準備をしている最中に自身の不手際が原因で料理の材料をしっちゃめっちゃかにした時に、いつものようにひろしに責任転嫁を計ったものの逆にひろしに自分の落ち度を責め立てられ論破された際には、パーティーの準備を投げ出して子供のように拗ねて脹れっ面になりひまわりを連れて出て行ってしまった。しかし、おケイ夫婦に説得され一緒に帰ってきた時にはバツの悪い思いをしつつも、自分の尻拭いをさせてしまったしんのすけとひろしに謝るなど、決していつも自分の非を認めないわけでない。また、何かあると頭からしんのすけを疑い、叱ったり、殴ったりするが、その真実を知った後でしんのすけに謝っている。非常に気乗りが良く一度思い定めると徹底して打ち込む姿勢を見せるが、飽き易いために徹頭徹尾とはいかず持続しない。熱しやすく冷めやすいタイプである。また極度の機械音痴でパソコンなどの操作知識はほぼ0に近い。劇場版『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』では何度か「SFって訳が判らなくて苦手」と発言しており、タイムパラドックスに関する話題も全く理解できていなかった。『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』でも同様の台詞があるが、SFに加えてファンタジーも嫌いと発言している。しかし魔法少女などが好きという趣向と矛盾しており、ひろしに指摘されるが「魔法少女はファンタジーじゃない」と勝手に解釈して返した。ただし、子育てに関しては常に積極的で、我が子をバカにする人間は絶対に許さず、相手が誰であろうと毅然とした態度で接し、しんのすけと身体が入れ替わってしまったために、やむを得ず登園した幼稚園でいじめを目撃した際には、いじめっ子の園児を強い口調で叱責したり、大阪に単身赴任中のひろしに会いに行くため、しんのすけとともに(ひまわり登場前)乗車した新幹線車内で、禁煙席にもかかわらず喫煙したチンピラに注意をする、カスカベタイムパトロール隊によって不良に絡まれたしんのすけを助けようとするなど正義感が強く、その勝気で逞しい姿が彼女を母親たらしめており、我が子に対する真摯な態度は時折周囲に感動を与えてくれる。夫・ひろしに対しての気遣いも忘れず、夕飯のおかずに好物を用意し、晩酌用のビールも欠かさないなど、仕事から疲れて帰ってくるひろしが会社の取引で失態を演じてしまった時にはきちんと慰め、会社を退職したいと打ち明けられてもすんなりと受け入れる(みさえの慰めと、しんのすけの前向きさで立ち直り、ひろしは退職を思いとどまった)等、短気な性格とは裏腹に、妻として気を利かせる事も間々ある。日常生活で酒を飲むことは殆どないが、同窓会や忘年会といったイベントの際は飲むことがある。しかし酒癖が悪く、酒に酔うと形振り構わず悪態をつく癖がある。本田ケイコ(おケイ)という親友がおり、一緒に飲みだすと酒乱に陥る。普段は標準語を話し(同郷のみさえとおケイとのやり取りも標準語である)、自分の親や姉妹の前では熊本弁を話すが妹のむさえとは標準語で話すことが多い。酒乱に陥ると熊本弁で話すこともある。便秘の為、イライラしている事もしばしば。便秘中は凶暴化し、便秘が解消した後は嬉々としている。カレンダーに便が出た日にはニコニコマークを描いて記録している(アニメより)下剤も常備している。セール品・高級品には目が無く、チラシで目に付いた商品はすかさず入手する。ひろし・しんのすけ・ひまわりには安物しか買わないが、自分の物は高級品を買う。それらの品物はしんのすけやひまわりの悪戯で台無しになる事がしばしば。また、高級レストランや美術館へ出向いた際には上品な立ち振る舞いで清楚を装うが、しんのすけのペースに飲まれてついつい地が出てしまう。ワイドショーや漫才を観賞しながら昼寝をする姿も散見される。本人曰く「お昼寝は専業主婦の特権」。その際手元にはしばしば草加煎餅が置いてある。また、しんのすけの朝寝坊には苦労しており(アニメ400話『近道は、遠い道だゾ』(2001年6月15日放送)など)、バスに乗り遅れた際は自転車で送っている。一方、情が強いのみならず人情味があり情に脆い。移り気な性格だが、それだけに慈悲心が強く薄情なことは出来ない質である。しんのすけに付き添い、子供のアニメと高を括りながらカンタムロボ(劇中劇)を観ていたみさえであったが、何時の間にか感情移入し、良い話だと涙している。この習性はしんのすけに対してもよく見られ、我が子の時折見せる純朴な姿にしばしば心打たれている様子である。非常にのりやすい体質でもある。子供の頃はおきゃんな少女で、現在と変わらず見栄っ張りの様子である。マッサージ屋に行った時、ヨダレを垂らして爆睡していた。その姿を見たしんのすけから、「母ちゃんトドみたい…」と揶揄された。時として大人気ない言動や行動が伴う。ひろしの会社からの借物である携帯電話(当時は携帯電話の普及率が低かった。また後にみさえ本人も携帯を持つ)に目を輝かせたり、収納整理の際に押入れから出て来たセーラー服を着たりする(その際、目一杯おなかを凹ませている)。また胸が小さいことがややコンプレックスであるらしく、時折Cカップになる夢を見たり、劇場版『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』では変身の際やたらと豊胸だった。その他、恥かしげも無く菜の花から菜種油が取れることに感心してみたり、しんのすけと一緒に他人のデートを見物するなど、無邪気な習性を垣間見せる。また、しんのすけと遊ぶ際に本格的なコスプレをしては誤って外に出て、周囲の人に見られてしまい落ち込むこともある(原作では何度かこのケースのオチになる)。また、劇場版『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』では男装を披露しており、かすかべ防衛隊のネネと同じように男装が似合っていた。さらに2015年10月に放映された「母ちゃんは捨てる女だゾ」では古い服を大量に処分していた時に出てきたネコミミメイド服を着てみたり(この際にはひまわりに全速力で逃げられた)、挙げ句の果てにそれを残してクローゼットに入れたりしていた(この際、作業用のいわゆる「汚れてもいい服」を全く残していなかったため町内清掃でいい服を汚してしまい落ち込むというオチがあった)。初期の頃は、しんのすけからよく料理下手と言われるが実際には下手ではない。普段は、あまり本気を出さずに手を抜くことがあるだけで(とは言っても普通の家庭料理)、本気を出せば、かなりの腕前の料理を振舞うことができる(しかし、しんのすけには「どうやらみさえはおばあちゃんの才能を受け継がなかったようですな」と称された。その際、ひろしや銀之助、よし冶やひさえは「ウンウン」と言いながら目をつぶってうなずいていた)。これらのやり取りは運動会などたくさんの幼稚園の保護者がいる時に多く、ひろしによれば、みさえ自身の見栄っ張りな性格が原動力になっている。一応、最新型の携帯電話を所有しているが、使い方がわからず困っていたところを、偶然通りかかったミッチーに教えてもらった事がある。光りもの好きだが、宝石貴金属に対する目利き能力はまったく無く、酢乙女あいがひまわりにあげた30万円のダイヤのネックレスを「おもちゃのネックレス」と言い、オマタからもらった時価数十万円もする金の勲章も「おもちゃ」と評し、さらに、しんのすけが金の勲章を片付けなかったため、100個以上も溜まった金の勲章を一気に捨ててしまい、非常に後悔したこともある。痩せるためにダイエットをしている描写も多いが、三日坊主で終わる・しんのすけやひまわりの妨害、成功しつつもリバウンドするなどの原因で失敗ばかりしている。失敗すれば過食するという方向に向いてしまうので、体重のキープもできておらず、未来のみさえは、肥満体となっている。お仕置きの常套手段として、「げんこつ」「グリグリ攻撃」(側頭部に両拳を当てて押し回す。元祖は姉のまさえによる)「尻叩き」が挙げられる。中でも「尻叩き」はしんのすけが最も恐れているお仕置きと言える(正直に謝れば怒らないと言っておきながら、謝った瞬間お仕置きフルコースをくらったことがある)。怒りが爆発すると顔つきが険しくなったり、しばしば「スーパーサイヤかあちゃん」になったり、かめはめ波を放ったりする。果てはお玉や大根で殴打するなどの過激な描写も散見される一方、お仕置きとまではいかず、冗談交じりに頬を抓るなどのパターンがある。また、非常に稀であるが本気で怒った時などに、頬を平手打ちで叩いた事もある。「ママとのお約束条項」なるものを制定しており、しんのすけが悪さをするごとに「ママとのお約束第○条、○○してはいけない」や「ママとのお約束第○条、○○は禁止」などと条項をノートに書き留めており、その数は3桁を優に超え、今のところは、143条を達成している(第100条は「熊にお財布を与えてはいけない」である)。原作ではグリグリ攻撃はしんのすけの「グリグリはずし」でかわされて以来脳天に度々行う程度になったものの(頻度は少ない)、アニメでは引き続きコンスタントに行っている。口調はやや挑発的であり、相手の感情を逆撫でしてしまう事もしばしば(もっとも、それを感知したみさえが逆ギレで制圧する事も多い)。日常的に展開される親子の攻防ではしんのすけを篭絡する為、老獪かつ大人気ない作戦を行使する。ただし、幼稚園バスに乗り遅れるしんのすけを自転車で送り届けたりと忙しない毎日であり、彼女がそれなりの根気と苦労を強いられているのもまた事実である。なお、子供を生む前は「生まれてくる子供(つまりは、しんのすけのこと)のことは殴らないし、怒らない」と言っていたが、現在とはまるで逆である。しかし、近年のアニメ版では暴力的なお仕置きは少なくなっている(その分、しんのすけ自身も少々、利口になっていて、最近ではお仕置きがまったくない事も珍しくない)。怒りがちではあるが一方で感傷的な面も非常に強く、しんのすけをあまりに叱り過ぎた事や、無実の罪で叱りつけてしまっていた事に反省して自ら心を痛めたり、過保護とも捉え兼ねない程甘く接する事もある(ただし、あまりにも無理をし過ぎたため、しんのすけに気味悪がられた上にしんのすけと二人で体調を崩したこともある)。しんのすけには手を焼いているが、しんのすけを『鈍才』と嘲笑した音楽教室の講師に対して、耳元でシンバルを鳴らしながら罵倒し返したり、電車でしんのすけに暴力を振るった痴漢に対し、即座に倍返しの蹴りを食らわせて悶絶させたり、しんのすけを命懸けで守ったりと、正義感も母性も人一倍強い。また、いずれもしんのすけの意志、または引き起こした騒動が原因で頓挫してしまったが、家庭教師をつけたり塾や英会話教室・音楽教室などに無料レッスンといえども積極的に参加させたり、当たり前の事を大袈裟に褒めたりとしんのすけには人一倍愛情を注いでいる部分もある(しんのすけが思ったことを天才的な思考と勝手に解釈する事もある為、普通の親同様、親バカな部分もある)。自動車の運転免許(AT限定)を持っているが、ペーパードライバーで滅多に運転しない。なお、運転免許は原作9巻で、アニメでは「運転免許がとれるゾ」(1994年5月30日放送)で取得した。(取得した際にしんのすけとひろしに免許証を見せたらしんのすけには指名手配の写真に間違われひろしには下着ドロボーと間違われた。)たまにひろしの愛車を使用するが、車使いは荒く必ず傷を付けてしまう。結果、アニメでは初期に登場していた青のハッチバックを廃車にしてしまった。右折が苦手であり、しんのすけの送迎の時に左折を繰り返して行こうとした所、左折しようとした路地が工事中で左折できず、さらにその先を左折して高速道路に乗り、最寄の埼玉県内のインターチェンジから栃木県まで行ってしまったこともある。 よそ見などが原因で事故を起こしたことも数回ある。そのため新車を試運転しようとした際、ひまわりですら血相を変えて同乗を拒絶されたこともある。運転する際にはドリフトやスピンターンでの駐車をするなど並以上の技術を持っている。おケイが産気づいたときには、一方通行を逆走しているが、発見した警官に逆切れし、パトカーで産科病院に誘導させたこともある。さらに、しょっちゅう道を間違えてしまう。そのためしんのすけが正確にナビをしているにもかかわらず道を間違えてしまい、その度にしんのすけから呆れられている。さらに、ひろしが取引先からモニターするように頼まれたカーナビゲーションシステムを破壊してしまった回すらある(ただし、この回の場合は「カーナビのインターフェースとなるキャラクターがかなり反抗的だったためにみさえが怒った」という内容であり、この試作品は運転中無理なく操作できることを求められるカーナビ/カーオーディオ製品として重大な問題点を抱えていると考えられる。結局みさえが謝罪することはなかった)。しかし現在では、しんのすけもひまわりも、みさえが運転する車に乗って平気で爆睡してしまう。その光景を見たむさえは非常に驚いていた。また、初めてしんのすけを送迎したはずが、栃木まで行ってしまった帰りにガソリンを入れることになったが、レギュラーとハイオクのどっちを使っているか分からず、「適当にブレンドして!」と答え、「灰皿は(中身は一杯になっていないか)大丈夫ですか?」と聞かれた時には「大丈夫、壊れてないわ!」と答えてしまい、店員を困らせたこともある。アニメに登場する自動車は以下の通りである。趣味は長電話と井戸端会議とデパ地下試食めぐり。好物はプリン、生チョコ、ジャンボシュークリーム、甘栗、芋羊羹、鯛焼きなどの甘味の強い菓子類。また、カニも好む。好きなミュージシャンはTHE COLLECTORS。しかしTHE COLLECTORSのCDをしんのすけに壊される。イケメン好きでもあり、好きな映画俳優はケビン・コスナー。また、韓国の俳優(ペ・ヨンジュンやパク・ヨンハなど)も大好きである。連載初期は当時阪神タイガースに所属していた新庄剛志のファンでもあった(しかし野球のルールをほとんど知らず、新庄の守備位置がどこなのかも知らなかった)。夢の中でリチャード・ギアやブラッド・ピットと不倫をしたり、自分がマリア・シャラポワだったりナタリー・ポートマンに勘違いされたりと、自分にとってやたら都合の良い夢ばかりを見ている(寝言から判明)。また、例外的に悪夢にうなされることもある。他の主婦との会話と買い物は長い。ダイエット食品や器具を結構買うが、面倒くさがるため、押入れにたまりがち。押入れや冷蔵庫を開けると物が流れ出てくる(通称「雪崩」)。収納下手は母親譲り。アニメ版ではTwitterらしきものをやっている描写もある。映画での敵の撃墜数は野原一家の内でもっとも多い。『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』「トレジャーハンターみさえ」などにおいては、何人もの男を素手で打倒する程の格闘術を見せている。怒った時はさらに物凄い戦闘力を発揮する(詳細はお仕置きの欄を参照)。便秘の際は非常に殺気立っており、不用意な発言をしたひろしを高速往復ビンタするなどしている。また、ひろしとスポーツなどで争ったり、何か物が懸かったものでは、常人を逸脱した運動能力を発揮し、その様子はしんのすけが驚くほどである。しかし、「クレヨンウォーズ」ではシロ(A・P・U)の判定で彼女の強さは30と表示されており、500の戦闘力を持つひろし(アーシクセーダー)より非常に低かった(これはひろしの足臭が強さに比例したものである)。他者と体が入れ替わったことが2回ある。「母ちゃんといれかわっちゃったゾ」では、玄関先でぶつかった時に、しんのすけの体と入れ替わり、「父ちゃんと母ちゃんが入れ替わったゾ」では、適当に言ったおまじないが原因で、ひろしの体と入れ替わったことがあった(どちらも後にとあるはずみで元に戻った)。しんのすけと入れ替わった際には立った状態での小便や股間強打という男性でしか味わえない行為を29年の人生にして初めて味わった。立ち小便ではその難しさに戸惑いつつ楽しんでいたが、股間強打では、その痛みを大量の汗とともに悶絶しながら「なんなの?この全身を突き抜けるような、鬼に金棒でえぐられたような痛みは?」と表現し、「これが男の痛みなのね」ともんどりうっていた。しかし、インラインスケートを履いてバランスを取っていた時に、しんのすけが開いた足の中に入り込んだ時にぶつかってしまい、そのまま足を広げたまま落ちてしまい、股間を強打して悶絶していた。その光景を見たしんのすけから、「はしたない人だ…」とも言われている。「仮面ライダー電王+しん王」では、腹部と臀部に脂肪がたくさんついている「三段腹イマジン」に襲われているが、背格好や髪型がみさえにそっくりだったためしんのすけに「どっちが母ちゃんかわからない」と言われる始末であった。書置きを残して外出する時には、最後に、「美人のママより」と書き、やけに胸を大きくした自画像を描いている(しかし、しんのすけは「美人の」はいつも無視している)。アニメでは第57話とスペシャル版第2回までの初期のエンディングクレジットでは名前ではなく、「ママ」とキャスティングされていた。第58話からオープニング、エンディングテーマ曲の変更の際に「みさえ」でキャスティングされるようになった。夫婦そろっての入院、出産時での入院はあるが、食べ過ぎによる入院及び尾てい骨骨折による入院は初めてで、単独で、ひろしは切れ痔、しんのすけは足の骨折ですでに入院経験している。しんのすけからは「母ちゃん」と呼ばれているが、みさえは「ママ」と呼ばせようとしており、しんのすけの前での一人称は「ママ」である。同様にひろしのこともしんのすけの前では「パパ」と呼んでいる。一度本格的に「ママ」「パパ」と呼ばせようとしたことがあるが、しんのすけからはっきりと断られている。しかし、しんのすけがみさえに媚を売るときは「ママ」と呼ぶこともある。※飼い犬にシロがいる。※以上のメンバーの詳細についてはクレヨンしんちゃんの登場人物一覧参照以下はみさえ視点の系図。
出典:wikipedia
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