鈴鹿線(すずかせん)は、三重県鈴鹿市の伊勢若松駅から平田町駅までを結ぶ近畿日本鉄道(近鉄)の鉄道路線。鈴鹿市の市街地を通る平田町駅周辺の工場への通勤路線である。鈴鹿線ではスルッとKANSAIカード及びJスルーカードは利用できないが、2007年4月1日よりPiTaPaおよびICOCAの利用が可能になり(2013年3月23日にはTOICA、manacaなどとの全国相互利用サービスを開始)、鈴鹿市駅および平田町駅には自動改札機、柳駅および三日市駅には簡易改札機を設置して対応している。全線、名古屋統括部(旧名古屋営業局)の管轄である。1時間あたり朝・晩は3本から4本、日中・早朝・深夜は2本運転されている。平日朝に名古屋線直通の近鉄四日市発鈴鹿線平田町行き急行(停車駅は塩浜駅・伊勢若松駅と鈴鹿線内各駅)が1本設定されているほかは、大多数がワンマン運転による線内折り返し運転の普通列車であるが、前述の急行折り返しの際や伊勢若松駅に到着後に回送列車になる場合などは車掌が乗務する。名古屋線直通列車は、ワンマン化直前の1998年3月ダイヤ変更まで近鉄四日市駅発着の普通が1時間あたり1本運転されていたほか、1988年までは近鉄名古屋駅発着の急行も昼間時に1時間あたり1本運転されていた。また、1983年3月18日のダイヤ変更前までは準急も近鉄名古屋駅発着で直通運転しており、こちらも線内は各駅に停車していた。F1日本グランプリが鈴鹿サーキットで開催される場合、平田町駅が最寄駅の一つとなるため、決勝日に近鉄名古屋行きの臨時急行が運転される場合があった。大晦日から元日にかけての終夜運転は、鈴鹿線では近年実施されておらず、始発列車の繰り上げのみ実施している。ワンマン運転列車には以下の車両が使用され、同じ三重県内のワンマン支線区である湯の山線と共通運用である。特急型・団体専用車両は臨時団体列車以外では入線しない。ただし、前述の名古屋線から直通する急行とその折り返し普通は車掌乗務のため、上記以外のワンマン対応改造が行われていない3両編成(1000系や2800系、2050系など)が入線する場合がある。改軌当初は近鉄名古屋直通運用など、一部の運用で大阪線所属車両も入線していた時期もあったが、現在は原則として行われていない。
出典:wikipedia
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