『かんしゃく玉のゆううつ』(かんしゃくだまのゆううつ)は、種村有菜による日本の漫画短編集。表題作を含めた4本の短編が収録されている。1998年に発売された種村初の短編集であり、『イ・オ・ン』の次に当たる2冊目となる単行本。デビュー作も収録した初期作品集であり、連載デビュー作である『イ・オ・ン』よりも前に『りぼんオリジナル』・『りぼん』(いずれも集英社)およびその増刊号にて発表された短編が収録されている。単行本のおまけページによると、イメージソングがある作品がある。表題作。『りぼん』(集英社)1997年2月号と『りぼんオリジナル』(同)1998年2月号に掲載された種村3作目となる作品。略称は「かん玉」。続編「かんしゃく玉のゆううつ〜君がいなくちゃ〜」もこのコミックスに収録。イメージソングはJUDY AND MARYの「そばかす」。設定は忍者をモデルにしたものであり、主人公・鰍は忍者の血を受け継いだ女の子である。忍者の血を引く高校生・鰍は自分の流派に伝わる秘伝の武器「紅葉(くれは)」を守る少女。茶道部部長の藤崎先輩に憧れているけれど、なかなか顔を見ることもできない日々を過ごしていた……。『りぼんびっくり大増刊号』(同)1997年早春号に掲載された種村4作目となる作品。略称は「NONフィク」。イメージソングは特になし。主人公の友人・赤松ユリは、主人公・鷹瀬川果林の写真を自分と偽って文通相手に送ってしまう。そのことから、ユリが会う約束をした文通相手に果林が会いに行くことになる。『りぼんオリジナル』1996年10月号に掲載された種村2作目となる作品。タイトルは種村の友人が持っていたCDのタイトルをアレンジしたものである。略称は「雨ロマ」。イメージソングは広末涼子の「MajiでKoiする5秒前」、JITTERIN'JINNの「相合傘」。高校生の相川みのりはある雨の日、傘を忘れてしまい困っていた。そこに偶然通りかかった男の子、高遠慎也の傘に入れてもらうことに。それ以降高遠を好きになったみのりは、高遠の傘に入りたくて雨が降るたびにわざと傘を忘れる日々が続く。『りぼんオリジナル』1996年6月号に掲載された種村のデビュー作。略称は「2恋(ツーこい)」。イメージソングは東京Qチャンネルの「素直なままで恋をしようよ」。友人の実話が基ネタ。山口真魚の好きな人は親友結女の彼氏西川。そんな真魚に好きと言ってつきまとう「しーちゃん」こと中村成伸。ある日結女が西川について相談に来る。
出典:wikipedia
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