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みどりの窓口

みどりの窓口(みどりのまどぐち)とは、主にJRグループの旅客鉄道各社が設置・営業する乗車券類発売所(出札所)のうち、マルス端末が設置され、JRグループ旅客全社の鉄道線乗車券類(乗車券・特急券・指定券など)やJRバス(一部路線を除く)の座席指定制路線の乗車券・指定券などを総合的に発券できる発売所である。窓口形式でない発売所も多い。マルス端末が設置された日本国有鉄道の発売所システム・ネットワークを継承する形で、JRの主な駅と国鉄から転換したJR以外の一部鉄道各社(京都丹後鉄道・土佐くろしお鉄道・のと鉄道・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道)に設置されている。日本の一部大手旅行会社・空港旅客ターミナル・バスターミナル・港のフェリーターミナルなどにも設置されている。ブランドとシステムを継承しているだけで、みどりの窓口の標示はロゴマークを除き、各社に違いがある。「みどりの窓口」は東日本旅客鉄道(JR東日本)の登録商標(日本第3116438号)であり、東海旅客鉄道(JR東海)ではみどりの窓口であってもその名称を使用せず「JR全線きっぷうりば」などとする。西日本旅客鉄道(JR西日本)では駅により「みどりの窓口」(茨木駅等)、「きっぷうりば」(岡山駅等)が混在するが、後者の場合はマルス設置駅のみ、みどりの窓口のロゴマークを併記している。駅務室に窓を設けただけの小さなものから、ターミナル駅の大規模な窓口までその形態は様々である。乗降人員の少ない駅では、窓口専任の係員を配置せずに有人改札の係員が窓口業務を兼務している。また、1988年3月12日までは座席指定券類のほかに青函連絡船による自動車航送予約も引き受けていた。その際、航送当日に桟橋窓口に車検証を持参し、乗船名簿の記入が必要だった。「みどりの窓口」の発祥は、門司鉄道管理局が全国に先駆けてはじめた団体旅行勧誘(国鉄セールスマン)に始まる。当時、小倉駅、博多、佐賀、佐世保、後藤寺の各駅に1人ずつ配属されたが、小倉駅の渡辺清助役(当時41歳)は、その第一号であり、現在の「みどりの窓口」の発案者の1人でもある。この模様は1963年12月27日発行のアサヒグラフで取り上げられ、当時、NHKでも放送された。「みどりの窓口」という名称の由来は、この窓口で発券される切符の地紋が常備券の赤や青に対して、淡い緑色をしていたことによると言われている。その後1990年代後半からは水色の地紋に代わっており、偽造防止を兼ねて濃い水色の帯と「JR」マークのホログラムを施している。1960年代まで東海道新幹線や特急列車など優等列車の指定券や寝台券は列車ごとの台帳で管理され、空席照会や予約に際しては窓口から台帳の保有駅や統括する乗車券センターへ電話連絡していた。この方式では指定券の発行に1 - 2時間待ちと言う状況に陥ることがあったり、同一座席の重複販売(ダブルブッキング)をしてしまうことがあった。上記の問題を解決するとともに、指定券の手配をオンライン方式に切り替えることを目的として、1965年10月1日実施のダイヤ改正に合わせて同日に始発駅を発車する列車から販売を開始するために、同年9月24日から日本全国の主要152駅(後述)と日本交通公社(現・JTB)の83か所の営業所に開設された。その後も、マルスの能力向上に連動して、設置駅の拡大や他の大手旅行会社へも接続が行われ、2011年時点では大都市近郊のほとんどの駅や大手旅行会社の窓口に広がっている。国鉄時代は、駅出札窓口の中でも(原則どおり)指定席専用取扱窓口のみを「みどりの窓口」と称することが多く、他の自由席・定期券等取扱窓口は単に「きっぷうりば」「国鉄全線窓口」と呼ばれることも多かった。JR化以後は、合理化のため各駅の窓口減少や、サービス向上のためのマルス端末増設(旧型印刷発行機からの置き換えや、常備・硬券取扱いからの移行も関係する)の影響もあり、指定席取扱窓口と自由席のみ取扱窓口の併設駅は僅少となっている。主要駅で、マルス端末とPOS端末(基本は自由席専用で、多客時のみに営業する場合が多い)を併設する場合も、オープンカウンター式のみどりの窓口に内包(同一窓口、別窓口などは各駅によって異なる)されているケースが多い。また、マルス端末での取扱券種もかなり拡大し、指定券に限らず乗車券・自由席特急券・急行券・定期券・イベント券・航空券等も発売している状況である。したがって、国鉄時代のように(複数窓口設置駅で)「指定席取扱窓口(みどりの窓口)」「自由席窓口」と区別する必要はかなり薄れてきている。市販の時刻表の索引地図にはみどりの窓口設置駅(JR線・第三セクター線、及びバスターミナル(2014年8月時点で草津温泉駅のみ)に存在する窓口)が表示されている。出典: 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1965年10月号「みどりの窓口」案内②、③2000年代半ばに入ってから、東日本旅客鉄道(JR東日本)を中心として、みどりの窓口の閉鎖や営業時間の短縮が行われている(中期経営構想・ニューフロンティア2008)。その一因として、インターネットや携帯電話を通じて指定席券を予約可能とするオンライン窓口サービス(「えきねっと」・「5489サービス」・「エクスプレス予約」・JRハイウェイバスの「高速バスネット」など)の普及がある。廃止される窓口の代わりとして指定席券売機を設置しているが、この券売機は発売できる券種に制限がある。また、都市部を中心にびゅうプラザなど旅行センターと一体化した窓口を設置している駅もある。なお、湯沢駅(秋田県)、五所川原駅(青森県)のように「みどりの窓口」が一旦廃止され、「もしもし券売機Kaeruくん→指定席券売機」に置き換えられるが、再び「みどりの窓口」の営業を再開した事例もある。東海旅客鉄道(JR東海)では地方路線を中心に無人駅化を進めており、対象となった駅は無人化されるか駅が所在する自治体などの負担で簡易委託駅化されるかとなるが、いずれの場合でもみどりの窓口は撤去される。例として高山本線では34駅(岐阜駅を除くJR東海管轄区間)のうち、みどりの窓口があるのは5駅、飯田線では92駅(豊橋駅・辰野駅除く)のうち、9駅にまで減少している。西日本旅客鉄道(JR西日本)でも、乗車券・定期券も購入可能な多機能の指定券自動販売機「みどりの券売機」の設置に合わせて、JR東日本と同様に窓口を廃止(JR神戸線甲南山手駅・琵琶湖線能登川駅(東海道本線)・須磨駅(山陽本線)・津久野駅(阪和線)など)したり、関連子会社へ業務委託化(紀勢本線紀伊勝浦駅・南部駅など)や一部時間帯に窓口営業を休止している(阪和線上野芝駅)。しかし最近では窓口廃止に関してあまり大きな動きはなく、やや小さめの駅であっても有人窓口とみどりの券売機を併用している駅も少なくない。なお、時刻表の索引地図にみどりの窓口の表示がない駅でも実際は窓口が存在している駅もある(後述)。特急列車が運行されていない路線に新駅が開業する際には、みどりの窓口を最初から設置していない場合もある。大型時刻表の索引地図ではみどりの窓口を設置せず指定券自動券売機を設置している駅はみどりの窓口設置駅と区別して明示しているが、通信対話型自動券売機を設置している駅については明示しておらず、通常のみどりの窓口設置駅と同様にみどりの窓口設置駅として記載される。JR東海の駅では時刻表の索引地図に「みどりの窓口」の表示がされている主要駅であっても、基本的に白い看板に「JR全線きっぷうりば」と表記され、一部の構内案内地図を除いて「みどりの窓口」マークも用いられていない。無論乗車券類の購入、変更、払戻しができるが、東海交通事業や地方自治体等に委託している一部の駅で、時刻表でみどりの窓口の表記のない駅では、発券は可能でも払戻し、変更が出来ないなど一部の取扱に制限がある。ただし、案内表記の更新が行われていない駅では「JR線きっぷうりば」などと書かれた文字の左に「みどりの窓口」のマークが小さく併記されているほか、子会社であるJR東海ツアーズでも、「みどりの窓口」マークが未だ併記されている場合がある。JR西日本ではマルス端末が設置されている簡易委託駅(北陸本線高月駅と紀勢本線(きのくに線)周参見駅等、地方自治体からJR西日本の関連会社や旅行会社等に再委託されている駅が該当)は索引地図に「みどりの窓口」の表示があるが、JR東海の場合と同様に業務委託駅よりも取扱に制限がある。九州旅客鉄道(JR九州)ではPOS端末において対象列車は限定されるものの直接オンラインで指定券を発行可能な機能を有するため、一部駅ではマルス端末未設置でPOS端末のみ設置されていても「みどりの窓口」の表示がなされている場合があり、同社の公式サイトの駅情報検索でもその旨表示される。なお、時刻表の索引地図ではマルス端末設置駅のみが表示されている。1965年から1985年3月にかけて、日本教育テレビ (NET) →テレビ朝日で『みどりの窓口』という番組が放送された。国鉄が提供し同社関連の情報を伝えるという内容で、月-土曜日の朝7時45分から15分間生放送されていた。当時のNET→テレビ朝日の女性アナウンサーだった南美希子、中里雅子、西田百合子、野崎由美子、小宮悦子、原麻里子などがキャスターを担当した。南はテレビ朝日入社直後にこの番組を担当したことで会得した鉄道知識が後に『タモリ倶楽部』などで開花することになる。放送日の朝における首都圏の運行情報や各特急・寝台特急列車の空席情報の他、国鉄からのお知らせ、首都圏に限らない列車や沿線のみどころなどを紹介するVTRが放送されていた。空席情報が流れる時にはBGMにポール・モーリアの「ペガサスの涙」やイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の「テクノポリス」などが流れる。また、1970年代後半のブルートレインブームが起こった夏休み中には小学生参加の鉄道関係のクイズ大会が開催されたこともあった。放送時間については変遷があり、1970年代後期は朝7時30分からの時期があった他、1980年代からは放送時間が朝6時45分からに繰り上げられ、1983年秋以降は同局の朝ワイド番組「おはようテレビ朝日」の1コーナー(7時台半ば)になった。なお、土曜日の放送は独立したままで6時45分からの放送だった。1985年4月からは、内容をそのままテレビ東京に移して『レール7』という番組になった。さらに1987年4月の国鉄分割民営化に伴い、提供はJR東日本に引き継がれた。その後1991年4月から『列車でいい旅』にタイトル変更されたが、1992年3月に放送を終了した。2013年まで放送されていた『やじうまテレビ!』内において首都圏内のJR・私鉄各線の運行状況について簡単ではあったが、天気コーナーの後半で伝えられていた。当時放映された紹介などの国鉄制作のPR映像は一部が交通博物館に保存され、館内で上映されることもあった。しかし同館閉館後の扱いは不明であり、2007年開館の鉄道博物館でも館内での上映や映像の貸し出し等の扱いは行われていない。なお、このPR映像の一部は鉄道ジャーナル社が制作を担当していた(主に特急シリーズ)。この映像は同社の手によってビデオ・DVD化されており、同社に申し込むか、一部の書店で購入することができる。指定券の発行は4時30分から23時55分までに限定している。以前は毎日9時57分から9時59分59秒(JST)までの3分間、1か月前発売時の窓口のフライング防止のため、すべてのみどりの窓口で指定券の発売ができなかった(ただし、自由席券や乗車券などオフラインで発行するものは発売可能だった)が、2007年10月1日より機能改修され廃止されている。JRバスについては、マルス(みどりの窓口)による管理とは別に、2006年から、マルスの管理・運営をしている鉄道情報システムが開発した高速バス専用の座席予約システムである「高速バスネット」の運用が始まっている。路線によっては、別の高速バス専用の座席予約システムである「発車オ〜ライネット」による販売も行っている。→高速バス#マルスシステムでの高速バス乗車券・指定券発券を参照。みどりの窓口では、乗車券や特急券など一般的な切符は切符の記載事項を英文にして発券することも可能である。ただし、端末の種類により英文での発行が不可能な場合もある。券の種類の下には説明が印字され(普通乗車券であれば"FARE TICKET")日本語の駅名の下にもローマ字で駅名が印字される。有効期限や注意事項も翻訳されて印字される。本来はジャパンレールパスなどを使用する訪日外国人へ指定券などを発行する時に使う機能であるが、日本人でも希望すれば英文で発券することができる。前述のみどりの窓口のない駅員配置駅での指定券発行には、マルス指令(指定席計画〔JR西日本〕等会社により用語が異なる)あるいは決められたマルス端末設置駅へ電話を用いてのやり取りとなる。このため、発行駅での聞き間違いのないように、席番号についてはA席「アメリカ」、B席「ボストン」、C席「チャイナ」、D席「デンマーク」、E席「イングランド」と発音しているが、これはAとD(デーと発音する場合)やB、C、D、Eの母音が同じために席番号の混乱を防ぐためである。発行駅では指定席内容を復唱して確認する。

出典:wikipedia

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