愛・地球博記念公園駅(あい・ちきゅうはくきねんこうえんえき)は、愛知県長久手市茨ヶ廻間にある、愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)の駅である。駅番号はL07。駅名は2006年(平成18年)3月まで万博会場駅(ばんぱくかいじょうえき)を名乗っていたが、4月1日に愛・地球博記念公園駅に改称した。同時に、愛知県立大学に近いことから(愛知県立大学前)の表記も付け加えられた。トランパスを使用した際、裏面には「公園」と印字される。これは「万博会場駅」の頃からそうであった。2005年日本国際博覧会(愛知万博、愛・地球博)長久手会場北ゲートの最寄り駅であった。当駅の八草駅側には車両基地への連絡線があるが、配線の関係で本線から連絡線、あるいは連絡線から本線に直接入ることはできないので、車両基地に出入りする車両は全て当駅の2番・3番ホームの間の中線を経由する。愛・地球博記念公園駅(開業当時は万博会場駅)は開業時、万博輸送対応のために島式2面3線ホームを持つ高架駅に仮設駅舎およびホームを本来の駅舎の両側に2面増設した形であった。出入口はどちらも仮設部分にあって、万博会場側(南側)に2ヶ所、県道側(北側)に1ヶ所の合計3ヶ所であった。このうち万博会場側の2つの出入口は、万博観客誘導のための動線が確保できる様、それぞれ入口専用・出口専用に分けて運用され、エスカレーターがそれぞれ1基ずつ設置された。改札口は、仮設駅舎に万博八草方面専用入口、藤が丘方面専用入口の2ヶ所が設置され、また本来の駅舎の改札を出口専用とし、合計3ヶ所に分けて運用。また南側出入口の階段下に臨時切符売り場が設置された。バリアフリー対応のため、改札内 - 各ホームに4基、地上出入口 - 改札外に2基の合計6基のエレベーターが設置された。安全対策として各ホームに可動式ホームドアが設置された。愛知万博閉幕までののりばは以下の通り。愛知万博の閉幕後は、仮設駅舎を閉鎖し、島式2面3線として運用している。当線の中間駅としては唯一の有人駅であり、窓口開設時間は8:00 - 18:30(ただし定期券の発売はしていない)。バリアフリーの対応として地上出入口 - 改札外に3基、改札内 - ホームに2基の合計5基のエレベーターを設置している。安全対策としてホームに可動式ホームドアを設置している。4番ホームのホームドアには愛知万博長久手会場の上空写真と4番ホーム付近から撮影されたと思われる写真が2か所に貼られており、往時をしのばせている。2006年(平成18年)になってから愛知万博長久手会場の撤去工事に伴う万博跡地の再整備と同時に、仮設駅舎の撤去工事を行い、6月下旬までに仮設駅舎の撤去を完了。急ピッチで愛・地球博記念公園の開設に向けて整備を行った。また、4月1日より駅前ロータリーが設けられた。これは愛知万博会期中に長久手会場・瀬戸会場間を結んだ燃料電池バスの発着場だった場所を改修して使用している。駅の4番出入口はここに直結している。出入口は県道側(北側)が1か所、公園側(南側)が4か所の合計5か所設けられている。当初は公園側の出入口は3か所であったが、愛・地球博記念公園に地球市民交流センターが完成するとそこにブリッジでつながる出入口(5番出入口)が新設された。2番出入口と5番出入口は愛・地球博記念公園の敷地内に直接つながっているため、公園が閉鎖されている時間帯は利用ができない。3番出入口の脇には愛知県道6号力石名古屋線をまたぐように地下道があり、愛知県立大学の南門まで横断歩道を渡らずに行くことができる。愛知県立大学へは県道側の1番出入口を利用して行くこともできるが、途中で横断歩道を3回利用する必要があり、愛知県立大学の開講期間中の平日朝8時台などは横断する学生の列がなかなか切れない上に愛知県道6号力石名古屋線と愛知県道209号愛・地球博記念公園瀬戸線を行き来する車両も多く、渋滞もしばしば発生しているため、愛知県立大学側は学生向けに3番出入口から地下道を利用するよう促す案内を出しているほか、資格試験など学生以外が多く来場すると見込まれる時は1番出入口側をロープなどで塞いで3番出入口方向へ誘導することもある。2009年(平成21年)4月からは愛知万博期間中は会場と駐車場を結ぶシャトルバスの乗り場であった場所の整備を行って、リニモ利用者専用の月極駐車場とし、パーク&ライドによる利用の推進を図っている。駐車場の管理は名鉄協商に委託している。
出典:wikipedia
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