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宇部線

宇部線(うべせん)は、山口県山口市の新山口駅から山口県宇部市の宇部駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(幹線)である。周防灘に沿って敷かれ、宇部市の中心市街地を貫通する。宇部市中心部および山口市南部(旧阿知須町を含む)と山陽本線の宇部駅・新山口駅との旅客輸送が中心となっている。他線への直通は厚狭駅や下関駅など宇部駅から西側方面のみであり、東側方面はすべて新山口駅が終着駅となっている。かつては石炭輸送などの貨物輸送が盛んであり、沿線の工場などへの支線が数多く存在したが、主力であった宇部興産向けやセントラル硝子宇部工場向け(2009年10月18日限りで廃止)の石灰石輸送は宇部興産専用道路を使用したトラック輸送に切り替えられている(「宇部興産#宇部興産と鉄道貨物」も参照)。比較的早い時期に電化された路線の一つであるが、全線が単線で地盤が悪いこともあり運行速度が遅く、宇部新川 - 新山口間では、宇部市営バスを利用する方が早く到着できる場合がある。1970年代、利便性向上のため地盤改良による高速化や、宇部駅 - 岩鼻駅間の複線化、岩鼻駅 - 東新川駅間の複線・高架化が計画されていたほか、宇部駅 - 宇部港駅間と宇部駅 - 宇部新川駅間を藤曲経由に改良し、宇部岬駅 - 宇部港駅間の路線を新設する構想もあったが、いずれも実現には至っていない。全区間を広島支社の山口地域鉄道部が管轄している。路線図や駅掲示時刻表のシンボルで使用されているラインカラーは赤紫()。2015年5月25日現在の運行形態は次の通り。ワンマン運転を実施しており、新山口駅 - 宇部駅間(一部は宇部新川駅で乗り換え)のほか、宇部岬駅・宇部新川駅 - 宇部駅間の区間運転(宇部岬駅折り返しは平日・土曜日のみ)の列車もあり、おおむね1時間に1本が運転されている。また、一部の列車は宇部駅から山陽本線に直通し、厚狭駅・下関駅発着で運転されている。なお、宇部新川駅 - 居能駅間には小野田線の列車が乗り入れており、上り1本のみ宇部新川駅を越えて新山口駅まで直通している。2002年(平成14年)3月23日のダイヤ改正までは23時台まで列車が運行されていたが、以後は21・22時台で終電になっている。また、国鉄時代は日付を越える終電が設定されていた。かつてはおおむね月1回程度の割合で、線路保守点検のため日中に列車を運休させることがあったが、現在は行われていない。なお、運休時間帯は3時間半 - 4時間ほど列車は運行されず、バス代行もなかった。山陽本線宇部 - 厚狭間に宇部線から美祢線に直通する貨物列車のための単線の貨物線があった時代は、宇部線から山陽本線厚狭・下関方面や美祢線に直通する旅客列車もこの貨物線を走行していた。2015年(平成27年)現在、宇部線に快速列車は設定されていないが、かつては以下の列車が運転されていた。貨物列車は宇部駅 - 宇部岬駅間で、美祢線の重安駅と宇部岬駅を結ぶ専用貨物列車が1日2往復(水曜日は1往復のみ、厚狭駅で編成が分割されるため美祢線では1往復)運行されていたが2009年10月18日限りで廃止されている。牽引機はDE10形ディーゼル機関車で、貨車はホキ9500形(太平洋セメント社籍。車体表示は前身の小野田セメント)の編成であった。現在はすべて電車となっており、下関総合車両所運用検修センターに所属する105系およびクモハ123形が使用されている。クモハ123形のみで運転する列車はながらくトイレがない状態だったが、2013年10月より一部の車両においてトイレが設置され、同年12月には両開き扉を有するクモハ123-5とクモハ123-6にもトイレが設置された。2015年5月現在、すべての車両にトイレが設置されている。国鉄となった当初は宇部鉄道から承継した電車を使用し、戦後には他の買収私鉄から承継した電車(買収国電)も転属して使用された。1950年代後半からこれらの買収国電に代わりクモハ11形・クハ16形・クモハ41形・クハ55形・クモハ42形などの旧形国電が導入され、1981年に105系に置き換えられるまで使用された。またかつては南福岡電車区に所属する415・421・423系が山陽本線を経由し宇部線に乗り入れていた。国鉄分割民営化後、これらが九州旅客鉄道の所属となってからも続けられたが、現在では廃止されている。下関所属の115系が乗り入れたこともあった。また1970年代には宇部線から美祢線に直通する気動車列車も運転されたことがあった。現在でも年に1〜2回ほど臨時列車として下関所属の115系が入線する。ほぼ全線にわたって国道190号が並行しており、国道を走行する路線バスが運行されている。おおむね宇部新川駅(および近傍の宇部中央バス停)を境に、東側は宇部市交通局の、西側は宇部市交通局・船木鉄道・サンデン交通のエリアとなっている。宇部線のほうが運賃は安いが、バスのほうが運行本数が多い。宇部市交通局は新山口駅 - 宇部新川駅間(新山口線)で国道190号・嘉川駅前経由の普通便および山口宇部道路経由の特急便を運行しており、所要時間は普通便が72分 - 77分、特急が41分である(新幹線口 - 宇部新川駅間)。同区間の宇部線の所要時間は約50分であるため、特急便を利用すると宇部線よりも所要時間が短くなる。1914年(大正3年)に、宇部軽便鉄道(のちに宇部鉄道と改称)によって宇部駅 - 宇部新川駅間が開業し、その後1925年(大正14年)に宇部駅 - 宇部新川駅 - 小郡駅(現在の新山口駅)間の全線が開通した。宇部鉄道は石炭などの重要物資の輸送路線として1943年(昭和18年)に国有化され、宇部駅 - 宇部新川駅 - 小郡駅間が宇部東線となった。その後、宇部線と改称。宇部駅 - 岩鼻駅間の経路が藤曲経由から居能経由に変更された。なお、宇部新川駅は1943年から1964年まで宇部駅を、その間山陽本線の宇部駅は西宇部駅を名乗っていた。JR西日本直営駅は、新山口駅・宇部新川駅・宇部駅。簡易委託駅は阿知須駅。そのほかの駅は無人駅である。駅名・停留場名後の( )内は起点からの営業キロ。宇部線編入前(小野田線時代)の旅客駅は省略。( )内は新山口駅起点の営業キロ。廃止区間の駅を除く。新山口駅 - 宇部駅間は山陽本線と宇部線の間に選択乗車の特例(旅客営業規則第157条)があり、一方を経由する乗車券を持っていれば他方の経路でも乗車できる。途中下車の禁止されていない乗車券であれば他方の経路上でも途中下車が可能である。

出典:wikipedia

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