ロックマンXシリーズ(ロックマンエックスシリーズ)は、カプコンより発売されたスーパーファミコン向けのアクションゲーム『ロックマンX』を第一作目とする一連のコンピューターゲーム作品の総称である。第一作の発売日は12月17日。ロックマン第一作の発売日と同じである。当時ゲーム業界のスーパーファミコンへの市場移行の活発化を機に「スーパーファミコンでのロックマン」として提案されたことに始まり、現在に至るまで多数のタイトルが製作されている。基本的なゲームシステムはロックマンシリーズのものを継承しつつ、ハードかつシリアスな雰囲気が漂う世界観、スピード感が強調されたアクション性などによって差別化が図られている。また、設定上時系列がロックマンシリーズから続いていることも特徴であり、ストーリーや登場キャラクターにその繋がりが見られる。登場するボスキャラクターは、動物や植物をモチーフに人型にデザインされることが基本である。プレイステーションでリリースされた作品以降では、竜がモチーフの『X4』のマグマード・ドラグーン、ペガサスがモチーフの『X5』のスパイラル・ペガシオンなど、空想の生物も採用されている。名称については、前半が能力、後半がモチーフとなった動植物の名前を、それぞれもじったものが基本となっている。倒した後のシーンは初代の物とは違い、爆風をまき散らしながら消滅する演出が取られている。舞台となる年代は『ロックマン』から100年後、20XX年から21XX年となる。ライト博士が研究未完成のため数十年前に封印したロボット、エックスが主人公。人間に近い思考回路を持つロボット、レプリロイドが、人間と平等に共存する世界。そんな世界で、人間が犯罪を犯すのと同じように、レプリロイドやメカニロイドの中にも犯罪を犯す存在、イレギュラーが現れ始めていた。それを速やかに解決、イレギュラーを処分する特殊機関がイレギュラーハンターである。ケイン博士の手によりエックスは封印から目覚め、暴走するイレギュラーを排除すべくイレギュラーハンターに所属する。そしてエックスは先輩であり親友でもある特A級ハンター・ゼロと共に日夜イレギュラーの排除に務めていた。以降のストーリーは、各作品のストーリーの項を参照。主人公を中心に、シリーズに頻出するキャラクターを記す。ここに記載されていないキャラクターについては、各作品でのキャラクターの項を参照。また、大多数の作品に登場するキャラクターについては、登場作品の記述を省略する。なお、海外で発売されている作品については、国内版と名前が異なる場合がある。「ヘッドパーツ」「ボディパーツ」「フットパーツ」「アームパーツ」に分類される。プレイヤーキャラクター、主にエックスを性能的に強化する装備。ステージ内に隠されたカプセルを発見することで、Dr.ライトより各部位のパーツを1つ入手することができる。強化の傾向としては、アームはバスター性能、フットは機動力(アクション)、ボディは防御力と特殊アクション追加、ヘッドはまちまちである。これらを全て入手した状態が「アーマー」と呼称される。なお、『X』 - 『X4』では一部を入手さえすれば、その箇所の効果を使用できたが、『X5』『X6』では「ウイルスの感染を防ぐ」ためにデータ化され、全てのパーツを回収してアーマーを完成しなければ使えない仕様となっている。『X7』では再び従来の部分的に使用できる設定に戻り、『X8』ではさらに複数のアーマーをカスタマイズできる互換性が追加されている。なお、パーツやアイテム収集など特定の条件を満たすと、特殊なアーマーパーツを得られるカプセルが登場したり、アーマーパーツ以外の隠しカプセルが登場することがある。ステージ攻略を補助する役割を担う乗用機。大型の有人操作型ロボット。頭部が存在せず、そこに搭乗用のスペースが設けられている。元々は土木作業用だったが、その高い戦闘力から戦闘へも転用される。後に研究の結果、戦闘用のライドアーマーも開発された。作品ごとに様々な性能のライドアーマーが登場している。なお、搭乗部分には透明の防御膜が形成されるため搭乗者はダメージを受けないが、ライドアーマー独自のライフエネルギーが設定されており、ライフが無くなると爆発四散して使用不能になる。トゲの上やマグマの中などの危険地帯も移動可能。高速で移動するために用いられるバイク型のマシン。走る際に地面から少し浮遊することで、高速走行を実現している。直線を疾走するのには向いている分、ステアリング性能は低く、方向転換などが苦手である。ライドアーマーと異なり、搭乗中のダメージは、搭乗者がそのまま受ける。エックスを製作したのはDr.ライトであると判明している。同じくDr.ライトが製作したロックマンとは、外見や能力に通ずるものがある。ゼロの製作者は当初は出生が不明瞭であったが、後にDr.ワイリーにより製作されたことが判明する。シリーズ初期は、シグマをはじめ大勢のレプリロイドは、Dr.ケインが製作したこととなっていた。しかし、シリーズの時代が進むにつれ、レプリロイドがレプリロイドを製作する例も登場し始める。シリーズ中に登場する大多数のレプリロイドの製作者については不明の場合が多い。本シリーズには「シグマウイルス」という名のコンピュータウイルスがしばしば登場する。これはハンター時代のシグマがゼロと戦ったときに感染したロボット破壊プログラムであるウイルスが、シグマ自身を媒介として誕生したものである。『X2』で初めて作中に登場し、以後イレギュラー発生の最大の要因としてストーリー中にその名が頻出する。後にゲイトの手によって、これを利用した「ナイトメアウイルス」などの派生種も生み出された。本シリーズの100年前の時代である『ロックマン10』では熱暴走を引き起こして活動不能に陥るロボットのみが感染するウイルス「ロボットエンザ」が登場しており、この製作者もDr.ワイリーであった。この2つは多数の共通点が見られるが、公式な説明は現在のところ存在していない。全てのレプリロイドが持つプログラムデータ。その名の通り、遺伝子のようにレプリロイドによって、構造は千差万別である。本来の活用方法は不明であるが、エックスの機能の一つである【特殊武器】の「所持」は倒した相手のDNAデータから武器や能力の情報を解析し獲得しているものである。一方でゼロの特殊能力[スキルラーニングシステム]は、倒した相手のDNAデータを解析して習得している。また、アクセルや新世代レプリロイドは「Aトランス」という模写機能を備えており、自身のDNAデータを解析済みの別のレプリロイドのデータに組み換えてそのレプリロイドに変身し、同時にそのレプリロイドの持つ能力を扱うことが出来る。『X6』でゲイトがゼロのDNAデータをもとに、「ナイトメアウイルス」と「ハイマックス」を制作。『X7』ではシグマがレッドアラートを操っていた裏でエックスのDNAデータを欲したり、上述のように新世代レプリロイドに関わったりと、シリーズが進むに連れ、存在感が増し、重要なキーワードとなっている。また、一体ごとに違うデータではあるが、ゲイトがゼロのDNAデータを基にシグマウイルスを復活させたことから、この2つのデータには、何らかの共通点があると思われるが、詳細は不明。バンダイから『ロックマンX』のカードダスが発売された。全てバンダイより発売。
出典:wikipedia
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