株式会社東急ホテルズ(とうきゅうホテルズ)は、日本のホテルチェーン運営会社である。東京急行電鉄(東急)の完全子会社で、東急グループのホテル事業を担う。東急ホテルズに至る東急グループの国内のホテル事業は、1960年(昭和35年)開店の銀座東急ホテル(2001年に閉店)に始まる。当初は東京急行電鉄の直営事業だったが、1968年に子会社「株式会社東急ホテルチェーン」を設立し、シティホテル部門を同社が担うことになる。一方で、東京急行電鉄本体の別の部署が1973年(昭和48年)にビジネスホテルチェーン「東急イン」を手がけ、東京急行電鉄の国内のホテル事業は、この2種類が長く存在することになった。2001年(平成13年)、東急イン事業を本体から分離し「株式会社東急ホテルマネジメント」を設立。東急ホテルチェーンとの間で予約販売業務など一部業務の統合をすすめ、2002年に「東急ホテルズ」のホテルブランドを掲げて、事実上の事業統合。2005年(平成17年)に、東急ホテルマネジメントが東急ホテルチェーンや東京急行電鉄からホテル運営事業の譲渡を受けるとともに、現在の商号に変更された。以下のようなポイントサービスがある。。東急ホテルズ独自の会員組織。東急インチェーンの会員組織「東急REIクラブ」と、東急ホテルチェーンの会員組織「ウエルカムメンバーズ」を2002年(平成14年)4月1日に一元化したもの。年会費無料(最初に加入料が必要)で、最終利用日の翌々年末までに利用する限り半永久的に会員資格が持続する。TOP&カードに付帯したタイプもある。東急ホテルズ傘下ホテルの宿泊優先予約受付や料金の割引、チェックアウト延長サービスなどの会員特典がある。ホテルでの宿泊・飲食等に応じて付与されるポイントシステムが付帯しており、たまったポイントは宿泊・飲食料金への充当やギフトカードとの交換、。TOP&カード付帯形会員はTOKYUポイントへの振り替えが可能。ポイントの有効期限はポイントごとの加算日の翌々年の12月31日まで。また、コンフォートメンバーズカードを提示することで、東急グループ運営のゴルフ場の利用料金割引やNHK学園の生涯学習通信講座の受講料金割引、読売日本交響楽団主催の演奏会のチケット料金割引などの優待措置がある。東京急行電鉄などの株主には、「株主ご宿泊優待券」(無記名式)が配付される。1枚に付き1泊1室限り宿泊料金が30%割引になる。利用の際は宿泊先のホテルか予約センターに直接電話で予約し(旅行代理店経由不可)、事前に「株主優待を使う」旨を伝えなければならない。他の割引との併用不可。残額分についてはコンフォートメンバーズへのポイント加算対象になる。2015年(平成27年)4月1日現在、以下のブランドのホテルを運営、及び運営委託している。尚、一部のホテルにおいてブランドの転換が行われている。ザ・キャピトルホテル 東急(東京都千代田区)- 東急キャピトルタワー内。東急ホテルズの旗艦店となるホテルで、独立したブランドと位置づけられている。1963年(昭和38年)6月20日に「東京ヒルトンホテル」として開業、1984年の「キャピトル東急ホテル」への改称を経て2006年(平成18年)11月30日閉館。2010年(平成22年)10月22日に、「ザ・キャピトルホテル 東急」として再オープンした。高級ホテル。かつての「東急ホテルチェーン」が展開していたブランド名であり、現在もそのまま引き継いで使用している。なお、開業時「東急ホテル」ブランドであったホテルの中には、建物の建築から期間が経ち、老朽化が進んだ等の様々な理由により、後に「エクセルホテル東急」などへブランド転換されたホテルも存在する。2015年(平成27年)4月1日より「東急リゾート」を併合し、シティホテルとリゾートホテルの両方を包括するブランドとなった。高級ビジネスホテル。従前から東京急行電鉄直営の東急インチェーンの上級ブランドとして存在していたものと、他のブランドから転換したもの(赤坂・成田・松江など)がある。ビジネスホテル。旧「東急イン」ブランドと旧「ホテル東急ビズフォート」を併合して誕生した。かつての「東急イングループ」(東京急行電鉄直営ホテル)の主力業態。業態としてはビジネスホテルでありながら、「宿泊・料飲・宴会」の機能を備える所も多い(ホテルによって異なる)。サンルート、ワシントンホテルと合わせて「ビジネスホテル御三家」と称されていた。2009年(平成21年)に新設された宿泊主体型ハイグレードビジネスホテル。基本的に宴会場や料飲施設等は持っておらず、専用キーが無ければエレベーターが停止できない女性専用フロア(あるいは、女性専用ルームがあるフロア)の存在や、朝食を宿泊者専用ラウンジにて提供する形式を取っているなど、他の東急ホテルズのブランド(の店舗)とは異なる点が多いのが特徴となっている。6年でブランド廃止となった。東急ホテルズの各ホテル同様、「東急ホテルズ予約センター」で空室・料金の照会や予約をできる。また、「コンフォートメンバーズ」や法人契約などの各種割引・特典を利用できる。いずれも東急ホテルズとの提携を解消し、別ブランドとして運営されている。かつては「リンクホテル」の名称で、「東急ホテルズ以外のホテルで、東急ホテルズがおすすめするホテル」という形態で、東急ホテルズのホームページ等で該当ホテルを紹介していた。ただし、コンフォートメンバーズや法人契約等、東急ホテルズの各種割引・特典は一切適用されなかった。また、東急ホテルズ予約センター及び各ホテルではリンクホテルの予約は受け付けてはいなかった。現在、新規発行を受け付けているのは、以下のカードとなっている。2009年(平成21年)3月19日から入会受付が開始された。いずれも、東京急行電鉄の子会社である東急カードと、三菱UFJニコス(DCブランド)の提携カードとなっており、それにJMB機能やPASMOの機能を統合した、多機能型カードとなっている。尚、「東急」に類似した名称を(ホテル名の一部分に)使用したホテルは、前述の東横イン以外にも存在するが、その何れも東急ホテルズ、並びに東急グループとは関係のない、別の会社である。
出典:wikipedia
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