株式会社ラジオかなざわは、石川県金沢市にあるコミュニティ放送局。北國新聞の系列ラジオ局である。サービスエリアは、金沢市と周辺の市町(羽咋市の一部、および富山県高岡市、小矢部市、砺波市、南砺市の一部)。金沢市内でも数少ない高層建物からの送信であるため、小出力ゆえの受信可能エリアの狭さに悩まされるケースが多いコミュニティFMの中では良好に受信できる部類にある。また、金沢ケーブルテレビネットおよびUSEN、金沢東部環状道路のトンネル区間ではラジオかなざわの再送信を実施している。ただ、金沢ケーブルテレビネットによる同局の再送信の周波数は78.6MHzであるため加入世帯内やケーブルからの漏洩が起きる所ではFMかほく(78.7MHz)と混信が多く発生している(特に内灘町と津幡町)。対象とするリスナーは、主に中高年層。地域に密着した情報や演歌、歌謡曲の音楽番組を多く編成。自社制作番組以外の放送時間はミュージックバードから番組配信を受けている(前述の通り、内容はKAYO&ENKAチャンネルの番組が多い)。なお、年末年始の期間(12月29日から1月3日)とお盆期間(8月上旬~中旬)、祝日(2013年9月以降)は、自社制作のワイド番組が放送休止となる。同じく北國新聞系列の石川県内にあるラジオこまつ・ラジオななお、富山県高岡市のラジオたかおかの姉妹局を持っている。特に石川県内の2局とはネットワークを組み、ワイド番組をラジオかなざわ制作の3局ネットで放送している。これによって県域ラジオ局では実現できなかった北國新聞系列の全県向けラジオ放送を実質的に実現している形である。2012年10月1日からはラジオたかおかへのネット番組を開始。ラジオたかおかでは平日の昼間と夕方のワイド番組をネットし、さらに)2015年7月1日、月~木曜のラジオたかおかでの自社制作ワイド番組打ち切りに伴い、平日昼間のワイド番組のフルネットを実施している。放送エリアがほぼ重複する野々市市のえふえむ・エヌ・ワンとは対象リスナーの差別化などを行なっているが、競合同然の関係にある。旧野々市町時代には町内のスポーツクラブ「V10野々市」にサテライトスタジオを設置し、『ヴィテンサテライトスクエア』・『サンデー・スタイル・カフェ』などの一部生ワイド番組を放送していた。一方、自社制作番組は近年減少傾向にあり、ミュージックバードからの配信番組が多くなりつつある。開局以来続いてきた朝の生ワイド番組は2013年に休止され、ミュージックバード制作のMorning Communityを放送している(フルネット放送をする数少ない局でもある)。自社制作番組の比率は、エフエム石川と並び北陸地方では最低水準にある。特に、ワイド番組が休止する祝日や年末年始は自社番組がほとんど放送されない場合が多い(系列局でも同様の傾向にある)。ただ、土・日曜日・祝日には、イベントの中継など、特別番組を放送することがある。2016年4月からは、JCBAインターネットサイマルラジオでも配信を開始し、姉妹局のラジオこまつ、ラジオななお、ラジオたかおかでも同様に配信を開始した。ただし、夜間の音楽番組などは聴くことができない。前述の通り、生放送のワイド番組は年末年始・祝日は休止となる。石川県内のコミュニティ放送局では唯一日曜日の深夜帯に放送を休止している(1:00 - 5:00)。オープニングやクロージングが一切放送されず、定時に突如終了や開始される形態となっている。なお、放送休止時間帯は完全停波とならず、無音状態となっている。また、月曜日から土曜日まで、一部の時間帯において時報を流している。
出典:wikipedia
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