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阿武隈急行線

阿武隈急行線(あぶくまきゅうこうせん)は、福島県福島市の福島駅から宮城県柴田郡柴田町の槻木駅に至る、阿武隈急行が運営する鉄道路線である()。旧国鉄特定地方交通線および日本鉄道建設公団建設線であった丸森線(まるもりせん)を引き継いだものである。地元では「あぶきゅう」の愛称で親しまれている。第三セクター転換時に有効長が短縮されたことや一部駅の交換設備設置が見送られた影響からか、ポイント型の不自然な曲線や駅構内・周辺の空地があちこちに存在する。福島駅と槻木駅で東北本線と接続していて、一部列車が槻木駅から東北本線仙台駅まで乗り入れているが、同じように同駅に乗り入れを行っている仙台空港アクセス線と異なり、線内でSuicaなどのICカードの使用はできない。第二次世界大戦後、東北本線などの輸送量が増加してきたが、東北本線は福島県内、特に福島駅前後の急勾配の介在する区間がネックとなり、上野 - 仙台以北へのほとんどの優等列車は勾配の緩い常磐線経由で運転されていた。東北本線自体の輸送力増強も急務となってきており、勾配緩和の必要性もあって、東北本線の福島 - 槻木間()のバイパス線としての丸森線(後の阿武隈急行線)が計画された。改正鉄道敷設法別表第27号に「福島縣福島ヨリ宮城縣丸森ヲ經テ中村(常磐線相馬)ニ至ル鐵道及丸森ヨリ分岐シテ白石ニ至ル鐵道」として計画されていた予定線のうち、阿武隈川に沿う部分が勾配緩和ルートとして注目され、1953年8月に第21号の2「宮城縣槻木附近ヨリ丸森ニ至ル鐵道」が予定線に追加。第27号の福島 - 丸森間と合わせて1964年に着工された。1968年(昭和43年)4月1日に丸森線は槻木 - 丸森間が開業したものの、一方の東北本線では、1961年(昭和36年)3月1日に福島 - 仙台間の交流電化が完了し、1968年(昭和43年)8月の全線複線電化完了に合わせ、同年10月1日にヨンサントオと呼ばれる白紙ダイヤ改正が実施された。すなわち、国鉄の方針転換により、東北本線の輸送力増強は複線電化により実施され、丸森線の残り区間の開業は見送られた。非電化の行止り線のままとなった既開業区間は、CD線(主要幹線・大都市交通線)規格が災いし、駅も市街地から離れているなど沿線からの集客を考慮されなかったことから、乗客数が伸びなかった。1971年には営業係数が2404となり、宇品線や根北線と共に「日本有数の赤字線」として鉄道ファンなどに知られていた時期もあった。1980年(昭和55年)12月27日に国鉄再建法が施行されると、丸森線は1981年に第1次特定地方交通線として承認され、ほとんど路盤の完成していた建設線も工事が凍結された。しかし、福島・宮城両県は、福島 - 仙台間の都市間輸送や近郊輸送、阿武隈川の観光開発が期待できることから、丸森線を既開業区間共々引き継ぐ第三セクター鉄道会社の「阿武隈急行株式会社」を設立した。丸森線の真価は、全通してこそ発揮できるため、阿武隈急行側は全通後の開業を主張し調整は難航したが、結局、1986年7月に既開業線を先行して非電化のまま暫定開業し、車両はオリジナル塗装に変更したキハ22形気動車5両 (148, 152, 159, 160, 162) を国鉄から借入れての営業となった。全通・電化はその2年後の1988年7月である。なお、工事再開に当たってはAB線(地方開発線・地方新線)に変更している。(福島 - 槻木間の)全線開通に当たっては、東北の政商と呼ばれ福島交通を経営していた小針暦二が、同社バス路線と競合する丸森線の全線開通に反対しているという噂があったが、1993年に渡米入院した小針への日本経済新聞紙とのインタビューの中で、「私が反対した。」と事実であることを認めている。なお福島 - 梁川間には、阿武隈急行線の開業する前の1910年 - 1971年にかけて、信達軌道 - 福島交通飯坂東線という軽便鉄道 - 路面電車も運行されていた。また1897年 - 1929年には、槻木 - 角田間に角田軌道という軽便鉄道も存在した。日本鉄道(現在の東北本線)の建設を急いでいた明治時代中期、福島から槻木間の予定ルートは、阿武隈川沿いの保原、梁川、丸森、角田を経由して槻木に至るルート(現在の阿武隈急行線〈旧・丸森線〉のルート)であった。しかし最終的にこのルートは採用されず、奥州街道沿いのルート(現在の東北本線のルート)が採用された。全列車が各駅停車であり、1時間あたり1 - 2本程度の列車が運行されている。福島駅 - 槻木駅間を直通運転する列車のほか、福島駅 - 梁川駅・富野駅・角田駅間および槻木駅 - 丸森駅・梁川駅間の区間列車が設定されている。また、朝夕の2往復は阿武隈急行の車両が東北本線槻木駅 - 仙台駅間に乗り入れる片方向直通運転を行っている。かつては東北本線福島駅 - 郡山駅間にも相互直通運転(JRの車両は455系または701系)を行っていたが、2004年3月13日の改正で廃止された。2008年3月15日改正以降、梁川駅・丸森駅 - 槻木駅間のほとんどの列車および、福島駅を早朝(5・6時)と日中の10時台後半から15時台に発着する列車がワンマン運転で運行している。国鉄時代はわずか5往復しか運行されていなかった。阿武隈急行線の輸送実績を下表に記す。表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。輸送人員は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。阿武隈急行線の収入実績を下表に記す。表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

出典:wikipedia

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