和深駅(わぶかえき)は、和歌山県東牟婁郡串本町和深にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅である。この駅は1940年8月、国鉄紀勢西線の江住駅から串本駅までの開通と共に開業した。その後1959年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受けて国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている。元々は単式ホーム・島式ホーム混合2面3線を持ち、山側の単式ホームに接して駅舎のある地上駅。側線もあるが敷地が狭く、ホームも非常に狭い。ホーム間の連絡は跨線橋による。のりばは駅舎側から1番線(単式)、2番線・3番線(島式)で、1番のりばの駅舎脇、田子方には貨物ホームがあり、線路もそのままである。ただし、ホームから一番遠い3番のりばは2011年12月現在、線路が取り外されたため、事実上相対式2面2線の構成となっている。古くからの木造駅舎があり、舎内の出札口などが残っている。出入り口周りのみは外壁が改装されている。新宮駅管理の無人駅である。自動券売機や乗車駅証明書発行機の設置はない。トイレは、駅舎横に設置されている。2016年5月現在、1番線と2番線を渡る跨線橋は老朽化のため撤去されている。その為、駅舎側ホームからは2番線に渡れない。2番線に渡るには、駅舎前の坂道を下り、線路下のトンネルをくぐって、2番線側に新設された階段を上る必要がある(駅舎内にもその旨の案内板が設置されている)。上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。1番のりばは上り本線、2番のりばは下り本線。かつて存在した3番のりばは上下線双方向の入線・発車が可能であった。駅周辺の海岸はリアス式海岸で、駅近辺では海際まで山が迫っている。山と海に挟まれた和深川河口付近のわずかな平地に漁港の集落があり、集落のはずれに位置する駅である。国道42号からは和深の交差点を海側へ折れ、集落内を通過して駅へ至る。熊野枯木灘海岸県立公園に属し、海岸附近一帯は枯木灘と呼ばれる景勝地である。この駅は集落よりも高い場所に位置し、駅前の坂道を下った所が集落であり、駐在所や郵便局などがある。海岸沿いにある駅ではないが、高い位置にあるためホームからは海が見える。1日の平均乗車人員は以下の通りである。
出典:wikipedia
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