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スペル星人

スペル星人は、特撮テレビ番組『ウルトラセブン』に登場する、架空の宇宙人。別名「吸血宇宙人(きゅうけつうちゅうじん)」。第12話「遊星より愛をこめて」に登場。複数登場。巨大化時には飛行能力を有する他、目から発射する収束度の高い怪光線を武器とする。母星が惑星間戦争中のため、新兵器スペリウム爆弾の実験失敗で惑星全土が放射能によって汚染され、自分たちの血液に代わるものとして地球人の血液に着目。地球人・佐竹三郎に姿を変え、採血機能と血液を結晶化する機能を備えたスペリウム金属製の腕時計(装着した人間は白血球が減少して倒れる)を、恋人となった女性に贈呈する形でばら撒いて調査を行った。女性の血液より子供の血液のほうが純度が高いことに気付いたため、対象を子供に変更。山辺早苗(演:桜井浩子)とに近づいて時計を贈呈するが、早苗がアンヌ隊員の旧友だったため、倒れた女性たちが所持していた腕時計を調査していたウルトラ警備隊に計画を察知される。モロボシ・ダンとアンヌに尾行されてアジトを知られ、「ロケットを書いて宇宙時計を貰おう」という子供を対象にした作戦もウルトラ警備隊がアジトに集まった子供たちを追い返すことで阻止された。しかし、地球人の血液があれば自分たちは生き延びられると確信し、自らアジトを破壊して巨大化。佐竹と名乗っていた固体は、早苗の弟・シンイチを拉致して貯水池に逃亡するが、ソガ隊員のエレクトロHガンで撃たれて正体を現し、巨大化し、ダンが搭乗するウルトラホーク3号を撃墜する。ウルトラセブンとの戦いではアイスラッガーを回避してセブンを投げ飛ばすが、最後は円盤を破壊されて逃げようと空中に飛び上がったところを、背後から二度目のアイスラッガーを受けて両断された。相手の目を眩ませる怪光とビームを武器としている。円を描くように旋回することで、光線をバリアー状に張れる。スペル星人との共同攻撃でセブンを苦しめるが、セブンのウルトラスパイラルビームでバリアを破られ、ウルトラホーク1号に撃墜された。スペル星人が登場する『ウルトラセブン』第12話「遊星より愛をこめて」は欠番扱いとなっている。1970年以降、日本国内では一切再放送されていないと同時に、映像ソフトにも収録されていない。欠番扱いとなる経緯に関しては下記を参照。宇宙のどこかで大爆発が起きた。ウルトラホーク2号で宇宙パトロール中だったソガ隊員とアマギ隊員は、大爆発による放射能を検出する。一方、東京では若い女性が突然昏倒し、やがて死亡する事件が多発する。分析の結果、彼女たちは白血球が急に欠乏する「原爆病」に似た症状を発していたうえ、地球に存在しない金属でできたメーカー名もネームもない謎の腕時計を所持していた。2つの「線」は、やがてアンヌの旧友・山辺早苗と彼女の恋人・佐竹三郎で交差する。佐竹が早苗に贈った腕時計には、人間の血液を奪う機能があった。そして、佐竹は地球人の血液を奪いに来たという本性を現し、スペル星人の放射能に冒された異形の姿をさらけ出す。劇中に登場するスペル星人の姿は、脚本におけるスペル星人は、「かぶと虫のような」と表現されている。それにも関わらず上記のような姿になったのは、監督の実相寺昭雄の指示によるものだった。実際にデザインした美術担当の成田亨は、自著の中で彼が『ウルトラマン』で定めた怪獣デザインのポリシーと相反するために難色を示したものの、実相寺に押し切られて「ほとんど投げやりにデザインした」と回顧している。さらにスペル星人は腕時計に偽装したメカで血液を収集するが、その被害者は白血球が皆無に近くなって死亡し、ダンは「原爆病によく似た症状」と語る。なお、作中ではセブンの出自がM78星雲であることが初めて言及される。本編監督の実相寺昭雄、脚本を担当した佐々木守のコンビによって制作され、本放送では32.8%と全49話中第4位の高視聴率をマークした。しかし、本放送時は抗議などは一切なく、再放送も同様であった。第12話は1967年12月17日に本放送が行われた。本放送時や、後に何度も行われた再放送時でも問題視する反響は何もなかった。再放送でも通常通りの放送スケジュールに組み込まれて放送され、関連商品も発売されたうえ、各種イベントにも着ぐるみが度々登場し。だが、小学館の『小学二年生』1970年11月号(同年10月発行)の付録「かいじゅうけっせんカード」にスペル星人の説明として「ひばくせい人」の記述があった。このカードを見た女子中学生が、フリージャーナリストであり在韓被爆者問題市民会議代表、東京都原爆被害者団体協議会の専門委員でもあった父・中島龍興(筆名・中島竜美)に相談し、彼は『小学二年生』編集部に抗議文を送った。このことを、円谷プロ側の正式回答を待たずに朝日新聞が「被爆者を怪獣扱い」と報道したため、抗議運動は短期間のうちに広島・長崎の被団協などにも拡大した。他の新聞社なども同様に抗議団体の主張のみを大きく取り上げた記事を記載したので、抗議行動は全国的規模に拡がった。抗議を受けた円谷プロは、1970年10月21日付けで謝罪の意を表し、スペル星人に関する資料を公開しないと発表し、小学館をはじめとする各出版社もスペル星人を扱わないことにした。この取り決めにより、第12話は自主的に封印されることとなった。当初は商業誌へのサブタイトルも掲載を控えられていたが、作品自体ではなく資料的なデータが例外的に公開されることが何度かあった。上記の豪華本や、レーザーディスクでの扱いは例外的なものであり(両者ともに流通部数が少なく絶版状態)、全体的には円谷プロの監修による書籍では第12話のデータのみ掲載されて写真などは公開されていないが、一部の当時の[[ブロマイド]]の類には現存のものもある。1991年に[[朝日ソノラマ]]より出版された『ウルトラマン白書 第3版』で、注釈つきながら放映リストに加えられたのを見本に、近年の関連書籍では「第12話は欠番状態となっている」などと放映リストに記載しつつ注釈で非公開であることを断るという形式が定着している。現在、問題の詳細を掲載するにあたって円谷プロの同意を得ることは困難であり、円谷プロの版権を必要とする特撮系書籍でこの問題を扱うのは難しい状況となっている。本放送直後の[[1968年]]2月、[[EMIミュージック・ジャパン|東芝レコード]]から発売されたシングル盤『ウルトラセブン 第2集』のB面には、この回の音声を編集・再構成したドラマ「腕時計の謎」(出演:[[森次晃嗣|森次浩司]]、[[ひし美ゆり子|菱見百合子]]、[[中山昭二]]ほか)が収められている(A面には歌「ウルトラ警備隊」を収録)。なお、1979年にはLPレコードに収録・販売されたが、すぐに店頭から消えた。また、スペル星人は『[[ウルトラファイト]]』の第45話「遊星の悪魔スペル星人」に登場しているが、欠番措置以降は「怪獣死体置場」と差し替えられて欠番となった。[[1980年]][[3月27日]]にTBSの情報番組『[[夕やけロンちゃん]]』の枠内におけるミニコーナーで再放送された。[[1990年代]]に[[アメリカ合衆国]]で放送された[[ターナー・ネットワーク・テレビジョン|TNT]]版では「Crystalized Corpuscles」というエピソード名で放送されたが、[[1970年代]]に放送された[[ハワイ州|ハワイ]]版とは異なる編集と吹替えが施され、スペル星人は単なる吸血怪獣として扱われ、台詞の内容もそのように改変された。本編はオリジナルより短く、独自のBGMが挿入されているシーンが存在する。なお、TNTのライセンス契約は[[2001年]]に失効したため、TNT版の再放送・ソフト化の見込みはない。[[2012年]]に発売された北米盤DVDボックス『Ultra Seven: The Complete Series』([[ウルトラセブン#映像ソフト化]])はハワイ版でもTNT版でもなく、Golden Media Groupというライセンス元から供給された日本語版に新たに英語字幕を付けたものだが、第12話は供給されなかったため収録されていない。国外における、『[[ウルトラQ]]』から『[[ウルトラマンタロウ]]』の権利は、円谷プロと[[タイ王国]]の[[チャイヨー・プロダクション]]とで裁判になっていたが、チャイヨーでは第12話が欠番になっていることや、マニアの間で話題になっていることを熟知しており、ステージショーに新デザインのスペル星人を登場させていた。[[デジタルウルトラシリーズ|DIGITAL ULTRA PROJECT]]において、『ウルトラセブン』は全編デジタルリマスターが行われているが、第12話で同様の処置が行われたかどうかは公式には不明である。しかし、実相寺は『1/49計画II(12話会)』のインタビュー記事で「[[テレシネ]]したって話は聞いたことがあります」と語っている。1980年代前期より、第12話の海賊版ビデオがマニアの間で広く出回るようになった。出所については諸説が存在し、詳細は不明である。このビデオが流通するようになった1980年代前期は、ビデオデッキが普及する一方で映像ソフト市場は現在ほど充実していなかったため、手持ちの映像をダビングし合う習慣が特撮ファンの間に拡がっていた。そのため、本作のビデオもファン同士の交流の中でダビングを繰り返しながら流通していった。その一方、日本以外の放送局で通常に放送された第12話本編を録画した物も出回っている。[[インターネット]]の発展により、第12話は次第に多くのユーザーに認知されるようになった。[[WinMX]]や[[Winny]]などの[[Peer to Peer|P2P]]技術を用いた[[ファイル共有ソフト]]によって、第12話が出回るようにもなったのが始まりであったとされるが、出所は不明。[[YouTube]]にも配信されて話題となった。これにより、ファイル共有ソフトを使っていないユーザーにも、第12話が幅広く知られるようになった。著作権法違反という問題もあって一時は削除されたが、再びアップロードされ、いたちごっこになっている。ただし、このYouTube版は元々のビデオの画質が悪いうえにYouTube特有の粗さもあって、画質は劣悪である。その後、[[ニコニコ動画]]に高画質の物がアップされた。こういった動画は、キーワード検索に引っかからないように特定の語句(ウルトラセブン、12話、欠番、遊星より云々など)を使用しなかったり、無関係の動画を最初に持ってきて偽装するなどして削除を逃れようとするケースが多いが、そういった偽装工作は特にないうえに長期間削除されることもなく放置されていた。12話会より関連資料や関係者インタビューなどが掲載された、自費出版物が発行されている。円谷プロはチャイヨー・プロとの裁判で、この本を証拠として利用したという証言がある。[[Category:ウルトラセブンの登場怪獣]]

出典:wikipedia

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