『『ぷっ』すま』は、1998年10月5日から、テレビ朝日系列で放送されている深夜番組。草彅剛(SMAP)の冠番組で草彅がユースケ・サンタマリアと共にMCを務めており、2人(番組の通称:“彅スケ”)が毎回ゲストと一緒に、いろんな対決で競い合ったりなどをするバラエティ番組である。深夜の人気長寿番組でもある。開始から半年間は月曜23:25(日本時間、以下も同じ)から30分間だったが、『ナイナイナ』の終了に伴い、1999年4月から火曜23:25からに移動、2000年4月より23:09から45分間、(ただし『大相撲ダイジェスト』放送期間中は30分間。2001年10月から23:15からに)、2002年4月より23:15から55分間(現行で『大相撲ダイジェスト』期間中も変化なしだった)と様変わりしている(いずれもテレビ朝日基準)。そして2009年10月改編で放送時間が5分拡大されて、23:15から24:15の放送となる。当番組の最高平均視聴率は、2005年4月5日放送回のギリギリマスター85分スペシャルで16.3%(ビデオリサーチ調べ)を記録した。また、この視聴率はネオバラ枠が更に深夜へと放送時間が拡大して55分間の番組枠になって以降の、歴代ネオバラ枠番組の最高平均視聴率でもあり、記録保持している。オリコン・エンタテインメントが発行していた『オリジナル コンフィデンス』で2004年に「深夜テレビ番組の満足度調査」が行われており、同年の10/18号でそのランキングが発表され、『『ぷっ』すま』は全世代から支持されている深夜テレビ番組の第1位を記録。また、『『ぷっ』すま』のみが唯一、全世代から支持されているという結果になった。その後も、『オリ☆スタ』の2010年11/15号では、「オリ☆スタ読者の視聴ランキングでも常に上位に入る番組」「その人気の秘密」といったフレーズを用いられるなど、長年にわたって高く評価されてきている。ダウンタウンの浜田雅功は日本テレビ系のバラエティ番組『ガキの使い』の2007年4月1日放送分にてコーナー「クイズ浜田雅功の500のコト」の一問一答で、「ついつい見てしまうテレビ番組は?」に『『ぷっ』すま』と発言し、日テレの番組収録中であるにもかかわらず他局である当番組の名前を答えている。さらに、2011年3月29日放送の『『ぷっ』すま』にココリコの遠藤章造がゲストで出演した際には、遠藤が浜田と自身が『『ぷっ』すま』をいつも見ていることを述べているほどである。ほかにも、俳優の上地雄輔、女医の西川史子、アイドルの小島瑠璃子など、当番組のオープニングなどで『『ぷっ』すま』が好きなことやファンであることを明かすゲストがよくいる。SMAPのメンバーだと香取慎吾がかなりのヘビー視聴者で番組ファンを公言している。女優の吉永小百合、稲森いずみ、俳優の渡哲也、ロックバンドL'Arc〜en〜Cielのボーカルhydeなど、普段は滅多にバラエティ番組に出演しない有名人も過去に当番組に出演している。俳優の高橋克典にいたっては当番組において準レギュラー並の出演回数である。また、過去には、他にもバラエティ番組作りをしているスタッフが、『『ぷっ』すま』のゲストへのオファーは皆さん快く引き受けてくれるといった旨を公にした。この番組で草彅の手作りカレーが美味いと評されている。『『ぷっ』すま』(1998年12月14日放送分)では、山のなかのキャンプ場で草彅が渡哲也に手作りカレーを振る舞った。その放送内容の概要を以下に挙げる。材料の調達から始めて、いちから作るものであった。草彅によると、タモリの作り方をみて真似ているので何の香辛料を購入したかは非公開。その他の材料や作り方の一部も草彅の希望により秘密がいくつかあった。また、草彅はカレー作りに自身のこだわりから、かなりの時間をかけるが、その点を含め自身の美味しいカレーを作るという思いに、まったく妥協をしないで取り組んだ。出来上がった「チキンカレー」を、皿の半分に盛り付けられたライスの横によそり、そのカレーのうえに「『冷えたジャガイモ』と『冷えたキャベツ』(どちらも茹でたもの)」を添えたものが完成品。渡はそれを食し、「カレーがこんなに、奥深いものだとは、本当に剛くんに教えていただきました、最高に美味い、good」と述べた。なお、ユースケも草彅の手作りカレーを絶賛した。そして、草彅は渡哲也とユースケのめいめいに「ありがとうございます」と礼を述べた。また、渡は「2人をみてると本当に、素晴らしい若者」と締めに語った。1回の放送分で行われる企画はほとんどの場合、スペシャルを除いて1つで、その企画が2週にわたり、前編・後編として放送されることもある。はっきりと終了宣言がなされたのは「普通免許一発合格への道」で、この企画は、目的も達成し華々しい最後を飾ってのことである。当番組はテレビ番組としてもネオバラ枠の中でも長寿の域に達しており、ネオバラ枠のほかの番組が打ち切られたり、また、ゴールデンに放送時間帯を移動するなどがある中で、特番を除いて一貫してネオバラ枠での放送を続けていた。番組初期は地方ロケなどもたびたび行われていたが、彅スケが多忙かつユースケの病弱体質を考慮してか、都内ロケまたはスタジオ収録の傾向が強くなっていったが、2008年11月18日・11月25日にはひさびさの地方ロケが放送され、これ以降、たびたび、ロケ企画が復活し出すこととなる。2007年12月までは『ネオバラエティ』枠では、唯一、4:3標準画質で放送されていたが、2008年1月2日のスペシャルからハイビジョン制作となり、同年1月8日からレギュラー放送もハイビジョン放送になった。 この番組では次回予告をしておらず(関東地区のみ前日の『雑学王』のエンディング後に15秒CMで企画内容を予告する程度で、エンドロール後、すぐに終了となる形をとっていた。2009年10月からは、エンディングの提供部分の上下の横長のテロップ表示による次回予告がされるようになった(それ以前は2008年の一部放送、また企画を二週に渡って放送された2008年11月18日放送分・2009年5月19日放送分、以降は放送が必ず二週にわたる「日帰りアルバム旅行」の前編放送時に次回予告が放送された)。収録は、基本的に、隔週火曜日に2本撮りで行っている。2009年6月2日放送分は放送2日前(5月31日日曜日)に収録された。番組の比較的初期から、番組の開始数分の間に2度CMを挟み、その後約35〜40分間一度もCMが流れない(あるいは開始直後の1度だけCMを挟み、その後約35〜40分間一度もCMが流れない)という時間編成を長期に渡って維持しており、同じネオバラエティの『アメトーーク!』・『シルシルミシル』などでも、類似した編成が見られる。2011年4 - 9月期の平均視聴率は11%台と依然好調を維持していたが、同年10月の改編によるネオバラエティ枠の再編に伴い、1999年4月から12年半続いた火曜ネオバラエティ枠から放送時間帯を移動することになり、当番組は現在、毎週金曜日24:50 - 25:20の時間帯に放送されている。放送時間移動後も字幕放送が実施されており、テレビ朝日の24時以降の深夜帯では2013年3月までは唯一の字幕放送対応番組となっていた。番組の初めには、必ずと言っていいほど、草彅とユースケが小芝居「偶然に居合わせた」などをし、そこが放送される。この小芝居は過去にくりぃむしちゅーや雨上がり決死隊が彅スケのもとへと来るまでの小芝居としてそれぞれ挑戦しており、当番組内でその模様が放送された。以降、若手芸人たちがこの小芝居に挑戦するための、この小芝居を当番組で行える権利のオーディションそのものがコーナーとしてあり、それが放送されてている。ゲストは、たいてい2組で2人(ときどき、ゲスト1人とお笑いコンビ1組で3人、またはゲスト2人と「助っ人」土田晃之や天野ひろゆきなどのサポート役を含め、3人のときがある)で、ゲームにより「草彅対ユースケ対ゲストチーム」(2002年5月14日放送)「彅スケチーム対ゲストチーム」、「草彅チーム対ユースケチーム」、「個人戦」の4パターンがある。ゲームは基本的に、3回か4回勝負で行われるが、チーム戦で、ポイントで最終戦前に勝敗が決まってしまっている場合は、最終戦で勝つチャンスを作るため、負けているチームが頼み込んで、勝っているチームの要求(ものまねであることが多い)を受け入れなければならない。ゲストがこの番組で出演番組や映画の宣伝をするためには、番組内のゲームに勝たなければならず、番組開始時などにゲストが宣伝をしようとすると、必ず彅スケがそのPRを止めに入るといったくだりがある。複数回戦の場合は、1回勝つ毎にPRタイムの10秒 - 15秒がもらえる。ビビリ王の場合は、最下位でなければ良い。これは鉄の掟となっているが、PRタイムが得られなかったゲストには、彅スケが、必ず、何かを要求(大半はものまね)し、それに答えれば、15秒間のPRタイムがもらえる。ゲストの頑張りによっては、ユースケがお情けで15秒間のPRタイムを与えることもある。罰ゲームは、敗者に行うのが普通であるが、内容によっては勝者でも行うこともある。また、その内容は、大きく分けて、肉体的にダメージが来るもの(電気ショック、落とし穴、ロシアンなど)と、精神的にダメージが来るもの(モノマネ、一発芸、即興作詞など)に分かれる。どちらかといえば、後者が多い(特にモノマネと一発芸は相手が納得するまで続けさせられるというルールであることが多いうえ、勝者側からのむちゃ振りもあるため、なかなか終わらないこともある。過去にユースケが、「このままじゃラチが明かないかもしんない」と言ったこともあった。また、エンドロール後に、草彅(ごくまれにユースケ)とゲストの一人によるショートコントを行い、番組を締めるのが恒例となっている。ネタ合わせは草彅主導で行われるが、一時期、草彅が「○○〜、○○〜」とゲストの名前を歌いながら、ゲストが「俺の歌が聞こえる」と返す、通称「俺の歌シリーズ」が行われていた。なお、この「俺の歌」は、ケンドーコバヤシがゲストで出演した際に、草彅がケンコバの歌を歌ったとき、「お、俺の歌が聞こえる!」と発言したのが始まりである。また、「俺の歌」に関しては草彅が趣味のギターの弾き語り(草彅による作詞作曲)にまで反映しており、草彅のラジオ番組『SMAP POWER SPLASH』で「俺の歌」のフレーズが入った草彅作詞作曲の歌をギターの弾き語りで披露していた過去がある。ネオバラ枠放送時の収録は一日に二本撮りするのが通常で、早朝から深夜0時過ぎまで時間をかけて撮っていた。通常、ゲストは一本撮りで終わるため、ゲストを除いたMCやスタッフのみが二本撮りに臨む形であった。番組収録の集合時間が早朝5時などのため、ゲストが『『ぷっ』すま』ってこんなに早くから撮ってるんですか?といった旨を口にすることもよくあった。過去には、収録が朝の5時30分までかかったこともあり、その時に出演していた土田晃之は、「午前5時に丸太を切る仕事をしたことがある」という話を、ネタとして有効活用している(2009年12月15日の放送では、ゲストに来た土田が、新企画「あの人のコメント当てましょう!リポーターリポート!」(ある有名人が挑戦したリポート内容を、どれだけ正確に穴埋めできるかを競い、リポートした人物と同じことを体験し、そのリポート内容を予想、正解すればそのつど、設定したポイントをゲットできる)のコーナーに対し、「明け方に丸太切るより楽ですもんね」と発言した)。この丸太の件以来、長時間収録の可能性がある企画のとき、ユースケがゲストに、「過去、1本の収録に10時間以上かかって、朝方帰ったことがある。」などと説明することがある。また、このように時間をかけて収録をするタイプの番組である。この番組で草彅が運動系の活躍を魅せると、ユースケに「剛はダンスやってるから」と発言され、「ダンス万能説(ダンスをやってるから何でもできる説)」を主張されることがたびたびある。当番組のコーナー「試して足して THE体感チャレンジクイズ!!」では、草彅が「『直径3 mのフラフープ』回し10回以上」という超難題を一発で成功させ、ゲストで出演していたオリエンタルラジオの中田敦彦に「これが日本のスーパースターだ!」と興奮の様子でその感想を述べられたり、当番組のコーナー「ペア当て眼力バトル!リアル神経衰弱!〜芸人バージョン〜」では、趣味がダーツだと明らかになった芸人がその場でダーツの腕前を見せ、何度やっても中途半端な結果だったのに対し、直後にダーツをした草彅は一発でド真ん中に命中させたりなどと、さまざまな見せ場を披露してきている。草彅が所属するSMAPの所属事務所であるジャニーズ事務所所属のタレントがゲスト出演した場合、草彅は「先輩(後輩)」とテロップが表示されることが恒例となっている。その時、近藤真彦や東山紀之のようなかなり年上の域の先輩は、「大先輩」と表示される。ものまねや即興作詞の罰ゲームのときに、彅スケチームが罰ゲームとなった場合、かつ、ゲストチームが一向に納得しない場合は、ユースケが「じゃあ、そこまで言うんだったらお手本を見せてくれよ」などと言って、罰ゲームをする必要がない相手チームにまで罰ゲームを行わせるに至ることがよくある。これは番組恒例の洗礼と称されてていて、その逆に、罰ゲームをする必要がない彅スケが罰ゲームをすることもある。対決の結果、下位に沈んだ者は料理にありつけない(もしくはあからさまに量が少ない)。それを下位に沈んだ者が直訴すると上位の者が「じゃあ、何かモノマネ(芸人では一発ギャグ)をやってもらって面白かったら…」などと言う流れになって、笑いを取れれば下位に沈んだ者でも料理にありつけることがある。しかし、ほぼ十中八九スベり、そこから発生するスベり笑いが上位の者のツボに入って料理にありつけることもある。また、女性のゲストが罰ゲームで激マズのジュース(すっぱい系含む)などを飲むことになった場合、草彅が男気の優しさで代わりに飲んであげることがよくある。大食いなどの際も、ユースケは虚弱を大袈裟に装ってることを過去に明かしたが、そのユースケの代わりに草彅がかなり体をはるケースも多い。ユースケは女性ゲスト(自分より年下)や「彼女が水着に着替えたら」に出てくる女性に対しては下の名前+ちゃん付けで呼んでいる。最近のエンディングはユースケのむちゃぶりで草彅とゲストのコントで締めくくる(行われない場合もあり、まれにユースケがやる場合もあり)。ほとんどの場合、独特のゆるい空気感に満ちているので、ユースケが適当なタイミングで、「バイバイ」や「バイナラ」などと言って番組を締めることが恒例となっている。また、コント開始時にユースケが打ち合わせを無視して、勝手なタイトルを付けようとすることも多い。また、ロケ企画や前編・後編にわたって二週に放送される場合はコントは行われないのが通常である。番組自体が1998年10月から続いているため、必然的に彅スケのコンビ歴もとても長い。MCは草彅とユースケの2人となっているが、番組内で対決企画にてゲストと競う立場に立っていることもあるので、その際の進行などは大熊アナウンサーが担当している。
出典:wikipedia
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