神戸国際会館(こうべこくさいかいかん、英語名称:Kobe International House)は、兵庫県神戸市中央区の三宮にある大型複合施設の名称である。第三セクターの株式会社神戸国際会館が運営を行っている。1956年、進駐軍イーストキャンプ跡の遊休地に、当時最新鋭の設備をそなえたコンサートホールとして開館。神戸国際会館大ホール、映画館(国際松竹・国際にっかつ)のほか、神戸国際ホテルという名で宿泊事業も行っていた。宿泊事業は後年に廃止されている。1995年に発生した阪神・淡路大震災で、全壊したために建て替えられ、1999年に現在の建物でオープンした。商業ゾーン(B2F - 12F)と高さ116mのオフィス棟(13F - 22F)で構成される。建物の頂点には塔屋があり、震災犠牲者の鎮魂を祈る灯りのモニュメントとなっている。商業ゾーンには、収容人数2,112名(1階1,338席、中2階32席、2階326席、3階326席、立見90席)のコンサートホール「こくさいホール」とシネマコンプレックス「神戸国際松竹」、ショッピングセンター「SOL」などが入居している。また、オフィス棟には兵庫県のパスポートセンター「兵庫県旅券事務所」の本所がある。屋上は庭園「KOKOMIC garden」になっており、SOLの地階は三宮地下街のさんちかと百貨店のそごう神戸店および神戸市営地下鉄三宮・花時計前駅に直結している。こくさいホールは、音響家が選ぶ優良ホール100選に選ばれている。神戸国際松竹(こうべこくさいしょうちく)は、国際会館の11階にて松竹マルチプレックスシアターズ(SMT)が経営・運営している映画館。2011年2月28日までは松竹の直営だったが、同年3月1日よりSMTへと経営移管された。前述の通りかつては「国際松竹」と「国際にっかつ」の2館体制であった。特に「にっかつ」は館名の通り日活系の映画館だったが、日活がロマンポルノ路線に移行したのを機に松竹邦画系のロードショー館へとシフトしていった。1995年の震災により休館し、1999年4月29日に現在の4スクリーンの映画館として再オープン。改築期間中は三宮シネフェニックス(1995年12月23日オープン、2011年5月8日閉館)とビッグ映劇(1999年4月18日閉館)が神戸市内における松竹・東急系作品上映の代替機能を請け負っていた。1995年12月から、現在の神戸国際会館が竣工するまでの暫定施設として神戸ハーバーランドのキャナルガーデン(現在のumie)隣に「神戸国際会館ハーバーランドプラザホール」という施設が存在した。1999年5月に閉館し、跡地はアニヴェルセル神戸になっている。
出典:wikipedia
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