南木曽町(なぎそまち)は、長野県の南西部に位置する町。長野県下の町では最も人口が少ない。妻籠宿及び三留野宿が、中山道の宿場町として発展した。また、面積の約94%を森林が占めている。「日本で最も美しい村連合」の一つ。南木曽町は、木曽谷の南端に位置し、中央を木曽川が流れている。支流には、岩倉川、与川、蘭川、坪川、男埵川がある。町の東部には、南木曽岳(1,679 m)や高曽根山(1,118 m)が、西部には、摺鉢山(796 m)や伊勢山(1,373 m)がそびえる。北西部には、柿其渓谷や田立の滝などがある。年間平均気温は11.2 ℃と冷涼な気候である。過去に35 ℃まで上がった日もあるが、冬には-10 ℃前後まで冷え込む日もある。長野県北部とは違い、太平洋側内陸の気候に似ているため、夏季に降水が多く、冬の降水・降雪はそれほど多くない。当町では古くから土砂災害が多く発生している。大きな石や木の切り株、根付きの木までもが混じった土石流が特徴で、地元ではこれを「蛇抜け(じゃぬけ)」と呼んでいる。町発行の地誌『南木曽町誌』では、蛇抜けを天災・人災両面から語っており、急峻な地形や軟弱な地質、集中豪雨、森林破壊、治山事業の不行き届きなどを発生原因に挙げている。前兆としては「白い雨が降る」「谷の水が急に止まる」「きな臭いにおいがする」というものがあり、尾根の先や谷の出口、お宮の前は危険だから家を建てないようにとの教えも伝わる。
出典:wikipedia
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