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香椎線

香椎線(かしいせん)は、福岡県福岡市東区の西戸崎駅から同県糟屋郡宇美町の宇美駅に至る九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(地方交通線)である。西戸崎駅 - 香椎駅間は、海の中道を通っているため、この区間には「海の中道線」(うみのなかみちせん)という愛称が付けられている。福岡市への通勤・通学路線となっているが、元々は糟屋炭田の石炭を西戸崎港へ運ぶために建設された。また1985年4月以降、日本国有鉄道(国鉄)/JRで唯一、起終点両方の駅で他路線との連絡が無い路線である。全線が旅客営業規則の定める大都市近郊区間の「福岡近郊区間」、およびIC乗車カード「SUGOCA」の利用エリアに含まれる。また2011年10月31日までは北部九州地区の磁気乗車カード「ワイワイカード」が奈多駅 - 長者原駅間の各駅と須恵中央駅・宇美駅で利用可能となっていた。また、雁ノ巣駅 - 海ノ中道駅間では砂丘の真ん中を線路が貫いているため、線路際に防砂壁が設けられるなど、防砂対策が施されている。全区間が本社鉄道事業本部直轄となっている。優等列車はなく、すべて普通列車で、西戸崎駅 - 香椎駅 - 宇美駅間の全線直通列車のほかに、西戸崎駅 - 香椎駅間および雁ノ巣駅・香椎駅 - 宇美駅間の区間運転列車がある。運転間隔は、西戸崎駅 - 雁ノ巣駅間は20-30分間隔、雁ノ巣駅 - 香椎駅 - 宇美駅間はおおむね20分間隔である。ワンマン運転を実施しているが、車内での運賃収受は行っていない。ただし、朝のラッシュ時およびコンサート等の臨時列車の3両・4両編成列車については、車掌が乗務している。かつては西戸崎駅 - 博多駅間の鹿児島本線直通列車もあったが、2005年3月1日改正のダイヤでは廃止されている。国鉄時代は本数が少なく、1986年3月3日ダイヤ改正時点で1日あたり西戸崎駅 - 香椎駅間が12往復、香椎駅 - 宇美駅間が11往復の運行であった。1980年頃には地元でも廃止が噂されたこともあったが、JR化を目前にした1986年11月1日のダイヤ改正で16往復に増発され、さらに和白駅の交換設備新設や中道信号場の設置などが実施され、1988年3月13日改正で列車本数が大幅に増えて、ほぼ現在の運行状況が完成した。国鉄時代の1985年3月13日までは、朝の西戸崎駅 - 博多駅間の直通列車にキハ58系による急行(九州内は快速)「さんべ」用の7両編成が入線していた。車両は筑豊篠栗鉄道事業部所属(博多運転区常駐)のキハ40形・キハ47形が使用されている。キハ40形は、キハ47形を増結して2両で運用する場合がほとんどである。1988年にはキハ31形が投入されたが1995年までに転出した。1997年には当線向けに便所なし・全席ロングシートとしたキハ200系500・1500番台が投入されキハ40・47形と混用されていたが、2003年春のダイヤ改正で全車が大分・鹿児島地区に転出した。この結果、当路線は国鉄型車両のみの運用に逆戻りした。2008年4月より香椎線用のキハ47形に対して、前面を青色、側面を白色とした「アクアライナー色」と呼ばれる香椎線独自の塗装への塗り替えが進められている。側面窓下にはかつて運行されていた「アクアエクスプレス」(後述)に似たデザインの「AQUA LINER」のロゴが入っている。また、最近では使用車両のキハ40・47形の一部において、方向幕が従来のサボからLED式への交換が進んでいる。香椎線は、糟屋炭田から産出される石炭を西戸崎港に輸送するため、博多湾鉄道(後の博多湾鉄道汽船)により建設された鉄道路線で、1904年に西戸崎 - 須恵間が、翌年に宇美までが全通、さらに1909年には貨物支線が志免に延長され、さらに1915年には旅石に延長された。1919年には、筑前参宮鉄道(後の西鉄宇美線→国鉄勝田線)が開業し、宇美と貨物線の志免で接続した。1924年には、同じ博多湾鉄道汽船の貝塚線が開業し、和白駅で接続している。1942年には、陸上交通事業調整法により、博多湾鉄道汽船は九州電気軌道に合併し、西日本鉄道を形成、同社の糟屋線(かすやせん)となった。1944年には、同じく西日本鉄道に合併されていた旧筑前参宮鉄道の宇美線とともに戦時買収され、国鉄香椎線となっている。なお、博多 - 香椎 - (香椎線) - 酒殿 - (貨物支線) - 志免 - (勝田線) - 吉塚でデルタ線を形成しており、後年、特急列車の方向転換に利用された。

出典:wikipedia

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