ニヴフ語/ニブフ語(ニヴフご)は、樺太および大陸部アムール川下流域に住むニヴフ民族固有の言語。古アジア諸語の系統とされるが、仔細は不明。他の言語との系統関係が明らかでない孤立した言語である。近年ではがチュクチ・カムチャツカ語族との関係性を指摘し、ニブフ語を含めた「チュクチ・カムチャツカ・アムール語族」仮説を出している。方言は樺太東部、北部、大陸に大きく分けられ、樺太と大陸の方言は別言語といってよいほど異なる。語順はSOV型、膠着語で、文法には日本語と似た点もある。記録された方言や時代によって異なる点も多いが、およそ次のような特徴がある:ソ連領内では1930年代にローマ字表記法が制定されたが、まもなく政策によりキリル文字に変更された。近年は母語話者が急激に減少し(1989年時点で23.3%とされる)危機に瀕している。ニヴフの一部は、太平洋戦争後、樺太から日本内地に日本人として移住してきた者が若干存在するが、現在の日本国内で、ニヴフ語の話者コミュニティーは存在しないものと思われる。現行のニヴフ語の正書法で使用される文字一覧
出典:wikipedia
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