電気通信大学は1918年(大正7年)、東京市麻布区飯倉町に創設された社団法人電信協会管理無線電信講習所が起源である。1942年(昭和17年)に当時の逓信省に移管され、1949年(昭和24年)に新制「電気通信大学」となる。1957年(昭和32年)に目黒から調布に移転、1980年代には学部・大学院の改組が行われ(後述の沿革を参照)、2004年度(平成16年度)には国立大学法人となり、現在に至っている。周波数比5対6のリサジュー図形に「大學」の文字をあしらった図案2010年4月の改組に合わせて制定された。大学の略称である「UEC」と所在地の「TOKYO」を使用したデザインとなっている。制定以降、大学のウェブサイトや広告・看板などは校章に代わってコミュニケーションマークが採用されている。DICカラーガイドシリーズの256番 (DIC256)電通大100周年に向けた「UECビジョン2018」の一環として2010年に学部改組が行われた。1学部2研究科から構成される。各学科・専攻の後のアルファベット文字は略称として学内で使われている。2010年に「電気通信学部」から改称・改組。昼間コースと夜間主コースがある。なお、夜間主コースは土曜日にも授業があるが、昼間コースと同様に4年間であり、卒業証書も昼間コースと変わりない。コースに分かれるのは3年次から。情報理工学部の上位組織である情報理工学研究科と、学部組織を持たない独立研究科である情報システム学研究科があったが、2016年度にそれぞれに博士前期課程と後期課程がある。各専攻のコースは前期課程のみ。2007年4月に専攻組織を再編成して4専攻となった。各専攻の講座は「大学概要 2014-2015」による。新たなイノベーションを創出する博士を育成するため、2010年(平成22年)11月18日に『スーパー連携大学院コンソーシアム』を結成、翌年度から学生の受け入れを開始した。これは、所属する大学院と並行して、所定の産学官共同研究、他大学受講を行う大学院教育プログラムであり、文部科学省の2008年(平成20年)度「戦略的大学連携支援事業」教育研究高度型に採択された。修了時の博士号は「イノベーション博士サーティフィケート」である。2015年5月20日現在、14大学、研究機関、18の株式会社、行政や独立行政法人、一般財団法人などから構成され、本学はその代表校となっている。レーザー研究は21世紀COEプログラムに採択された。国立天文台の干渉計型重力波検出器TAMA300用に周波数安定化レーザーを開発、採用されている。また2001年12月19日には、レーザー冷却技術によってボース=アインシュタイン凝縮を達成。これは東京大学、京都大学、学習院大学に継いで国内4番目である。さらに、2005年1月5日には原子基板(アトムチップ)上でのボース=アインシュタイン凝縮の生成に成功している。産学連携が行われており、電気通信大学には特許を管理する知的財産本部と TLO(技術移転機関)である株式会社キャンパスクリエイトがある。次の多摩地区国立4大学と、単位互換を行っている。次の国公立5大学と、単位互換を実施している。次の各大学大学院と本学大学院との間で、単位互換を実施している。大学eラーニング協議会の幹事校の一つである。第一次隊から始まり、多数の越冬隊員(隊長も含む)、夏季隊員を輩出している。複数回越冬しているOBも複数存在する。大学教員として参加した者だけでなく、民間へ就職後に参加している隊員も多い。映画『南極料理人』にもOBがモデルとして登場する。また、菅平宇宙電波観測所では1999年から2007年まで、観測隊員のアンテナ建設訓練が実施されていた。電気通信大学の公式ウェブサイトは、日本初の大学サイトとして知られている。2001年3月のJJYの短波運用廃止で電離層の観測ができなくなることから、同年7月4日に実験局(現実験試験局)を開設し調布から周波数5006kHz と 8006kHz、空中線電力200Wで送信している。電波は無変調の搬送波であるが、一定周期でコールサイン (JG2XA) および実験試験局の目的 (UEC HFD STATION) を、モールス符号で送信している(モールス符号も含め通常の短波ラジオで受信可能)。ベリカードも発行している。地上一般放送局の免許を受け、調布ワンセグという名称でワンセグエリア放送を実施している。エリア放送制度化前の2011年8月から2013年8月までの2年間、実験試験局として調布ワンセグ広域実験、調布ワンセグ中域実験を調布市内のイベントを中心に運用していた。これ以外に、スポーツ祭東京2013において東京スタジアムで電通大味の素スタジアムエリア放送 (JOXZ3BO-AREA) を、2014年の三鷹市防災関係機関の訓練において三鷹駅で電通大三鷹エリア放送 (JOXZ3BU-AREA) をいずれも30chで実施した。自治会として学友会が存在する。調布祭と呼ばれ、毎年11月下旬に行われる。電通大エレクトロニクスコンテスト(エレコン)が行われるほか、電下一武道会(格闘技大会)、我楽苦多市(フリーマーケット)、お笑いライブ、オープンキャンパス、研究発表なども行われる。「ミス電通大コンテスト」に出場する学生は女装をした男子学生である。2010年には准教授が参加した。電気通信大学 調布祭実行委員会、電通大エレクトロニクスコンテスト本学の学生寮。西地区にある。昭和54年に完成したため、「ごしりょう」の名前が付いた。鉄筋コンクリート5階建てですべて個室、定員は120名。1990年には寮内に学内のインターネット回線が引かれ、寮生は無料で使用できる。入寮できるのは男子のみであり、女子寮は存在しなかったが平成22年度からは教員宿舎を改築した女子寮が設けられた。1979年以前は木造2階建ての3棟で「調布寮」と称し、内部に食堂もあった。管理人を在学生がアルバイトで勤めることもある。団体が開設するアマチュア局(社団局)がある。呼出符号(コールサイン)は JA1ZGP 。電通大コンテストを主催するとともに、数々のコンテストに参加している。“電通大生ならモールス符号の送受信は出来て当たり前”という眼で見られることも多いが、21世紀に入ってからは技能者は少ないという。電気通信学部は、1949年に3専攻体制(船舶通信専攻,陸上通信専攻,電波工学専攻)で設置されて以来、小刻みに改組と増設を繰り返してきた。1974年に11学科(後述)体制となり、1988年に1学科100人規模の「大学科制」に移行するまでの長い間1学科50~70人規模の「小学科制」で行ってきた。電気通信研究施設と短期大学部を統合・再編し、夜間主コース(Bコース)が各学科に設置された。「情報理工学部」に改称・改組。情報理工学部の節を参照。「情報理工学研究科」(IE) に改称・改組。
出典:wikipedia
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