新湘南バイパス(しんしょうなんバイパス)は、神奈川県藤沢市から茅ヶ崎市、平塚市の市街地を迂回して神奈川県中郡大磯町に至る国道1号のバイパスで、中日本高速道路株式会社管轄の一般有料道路である。自動車専用道路に指定されているため、125cc以下の二輪車は通行禁止となっている。藤沢IC - 茅ヶ崎JCT間は首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の一部を構成するが、千葉東金道路二期区間のように道路名は変更されていないため、本記事では別の道路として扱う。2016年4月1日改定かつては普通車、大型車および特大車の3車種区分であったが、首都圏における料金体系の整理・統一の方針により、2016年4月1日、高速自動車国道と同じ5車種区分に変更された。普通車の料金は従前のままとされたが、車種間料金比率が見直されたことにより、軽自動車・二輪車のみならず、大型車および特大車も値下げとなった。区間制・単純支払い方式。料金公告による料金区間および各区間の料金の額は次のとおり(供用済みの区間のみを記す。また、消費税転嫁にかかる調整を行っている)。茅ヶ崎西IC - 茅ヶ崎海岸IC間のみの通行はできないため、茅ヶ崎海岸IC発着の場合は、2区間の料金の合計額が必要となる。また、支払いも、区間ごとに分けて行う。藤沢IC - 茅ヶ崎JCT間は高速自動車国道の大都市近郊区間、茅ヶ崎JCT - 茅ヶ崎海岸IC間は同普通区間の料金水準とした対距離制になる。ただし、従前の料金を上限とする。茅ヶ崎JCTを経由して圏央道と連続走行する場合、固定額(ターミナルチャージ)も合わせて1回分となるが、長距離逓減は適用されない。2009年3月に、早朝夜間割引、平日夜間割引および休日特別割引が導入された。これらが廃止された2014年4月からは、深夜割引と休日割引が適用される。大都市近郊区間扱いであるが、例外的に、休日特別割引は終日5割引で、休日割引の対象になる。圏央道と同じく、ETC2.0搭載車に限定して適用される割引が2016年4月1日に導入された。なお、これらの割引は、料金所通過時の料金通知には反映されず、請求時に割引後料金となる。■自動車専用道路
■一般道路
東京方面←藤沢バイパス/横浜湘南道路(首都圏中央連絡自動車道) - 新湘南バイパス - 西湘バイパス -→大阪方面IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。未開通区間の距離は設計(都市計画)時の距離であり、供用(開通)時の距離は異なる場合がある。茅ヶ崎海岸ICから西へカーブして湘南大橋へ向かうルート上にはゴルフ場がある。そのゴルフコースの移設先となる用地を確保するため、相模川河畔スポーツ公園を茅ヶ崎市柳島向河原地区へ移設する計画が立てられている(平成29年度完成予定)。国道134号の湘南大橋は上下2車線での暫定供用を経て、2010年3月28日に上下4車線で開通した。高浜台交差点以西は2車線のままであったが、神奈川県はバイパスが延伸されるまでの暫定措置として高浜台交差点以西の4車線化を決定。2015年3月に工事が完了し供用を開始した。この事業は新湘南バイパスとは直接関連なく、あくまで国道134号の国道整備の一環である。新湘南バイパスの4車線は湘南大橋の上り線上部に覆い被さるよう増設される計画だが、詳細設計の見直し(阪神淡路大震災での高架橋が崩壊したため)が終わっていないため、着工の見通しは未定。完成すれば現状の一般道路往復4車線から自動車専用道路を合わせた8車線に拡大され、ボトルネックが解消することになる。湘南大橋より西の区間では地元住民の反対(構造の安全性や景観が悪くなる等)が根強く、着工に至っていない。ただ、国道1号・国道134号の慢性的な渋滞のため、建設を望む声は平塚市民も含め周辺住民より多数存在する。反対派住民からは半地下構造が提案されたが、海岸に近く川も多い地形で技術的に容易でないことから、国側は難色を示している。横浜国道事務所は暫定4車線化の結果なども踏まえ、新湘南バイパスの延伸部分の詳細な設計を検討するとしている。なお、NEXCO中日本や茅ヶ崎市では、新湘南バイパス未開通区間の供用開始予定を平成32年度としている。24時間交通量(台) 道路交通センサス
出典:wikipedia
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